はんだ牛蒡生産者 反田孝之さんブログ - 2013年4月の記事

4/30 かわいいお客さんたち

ここ数日はタイミング作業のラッシュ。気が付いたら連休前半が終わっていた。

メインはゴボウトンネルのビニール撤去。今年はビニールが春の強風でもまったく動じなかったのだが、撤去作業で判明したことに、裾押さえの土が多かった。こんなにかけたつもりはないのだが。これじゃあ風にびくともしないわけだ。おかげでビニールをはがす作業が辛い辛い・・。従兄弟の応援を得て、1日に8棟ずつくらいで4日に分けて撤去した。これで面倒な換気作業とようやくおさらば。

その他に、春まきゴボウの草削りや、苗代の管理、追加で蒔くゴボウの準備、サトイモの植え付けなどで右往左往。もうしばらくは続きそう。

そんな中、ちょっと前の日曜日に、友人の姉妹らが訪ねてきてくれた。うちの子も含めて大はしゃぎ。都会育ちの子供たちはうちの敷地内の自然農畑で大根の花を食べまくり。、道草食いながらの散歩で遠征したゴボウ畑では、少しの水たまりを見つけただけでワイワイきゃっきゃ。子供はどうしてこんなことで楽しめるんかね~。

ちょうど1人の子が誕生日だったということで、何とケーキを準備されてきていて、私らにとっては思いもかけないイベントに。なんとも楽しいひと時になった。

いつも思う。うちの農産物、とりわけゴボウの評価が高いおかげで、たくさんの人との楽しい出会いやひと時がある。今までうっすらと思っていたことであるが、ああ人生とはこういうことか、などと今さら確信することもある。その確信に沿えば、毎日のマンネリや辛いことの連続ですら楽しいものに思えてくる。

もう18時か。日が長くなったね。あと1時間はやろう。管理機を回送して、倉庫の片づけでもするか。だるいしもう面倒で帰りたいんだけど、やっておくんだよ。

4/29 4月末っていつもこうだな

ここ数日はタイミング作業のラッシュ。気温、風速、雨、地域の行事に振り回されている。バイバイ~。

4/26 続・研修が難しい側面

一昨日(24日)のアップをFBに載せたら反響が多かったので、ひと言。

人を育てることについて私が行政のブラックリストに載ることは、まあ正しい。「やめさせることも辞さず」、という者に対して補助金をバンバン使うわけにはいかない。私が行政マンでも私のような奴には事業は使わせられないと思うだろう。

要は私の補助金の使い方がおかしいのである。悪い言い方をすれば、定住や農業の補助金をニート教育に使う結果になった私の過ちである。補助金を使いたいなら明らかに有望な子だけを受け入れればいいのだし、どうかなという子は補助金をあてにしなければいいというだけの話、ではある。現実には後者は生活できるだけの蓄えを持っていない場合がほとんどだから、前者をあてにして、狭き門にするという考え。うちではこのたびから応募条件に「配偶者がいる人(またはそれに準じる人)」という原則を加えた。

これは配偶者がいる人は、少なくともそれなりの社会的常識を持っている(はず)ということを重視している。(それ以外の理由もあるが。)これまでには面接した子も含めて、「ここから研修するのか!」という子が多すぎる。辞めたり辞めさせたりした子は、みんなそのレベルだ。

しかし、なあ。それでいいのかという思いが一方である。いろいろある中で、この田舎はそんな悠長なことを言っていていいのか、ということ。少々は問題ある(かもしれない)子も入れて、そこで育てるという手法も必要なのではないかということ。そういう子を育てていくには、次から次に受け入れて、次から次に辞められる(「辞めさせる」ではない)という研修が必要なのだろうと思う。え?どういう意味?と思われるかもしれない。説明したいところだが、書いて簡潔に説明するのはちょっと時間がない。

どこでだったか、島根の職人教育は待ったなしだ、と聞いたことがある。「後方および側面支援」の役回りばかりに注目が集まる社会の中で、先端の育成ということこそが屋台骨だと思っているが、小さい島根にとってそれはことさらだと私には思える。

4/25 春蒔きゴボウを追加

ここに来て、いろいろと判断に迫られていることが多い。管理上の小さなことから作付上の大きなことまで。

一番はゴボウの追加播種。春蒔きの調子があまりに悪いので、今年計画していた以外の圃場で追加でゴボウを作ることを今日決めた。ここには今ライ麦が植わっているし、種も注文から始めなければならない。今からこういうことを一つ増やすだけで、5月中旬以降の激忙期がどうなるのか。怖いが、やらざるを得ない。

昨日からずっと、ゴボウに適した土作りのことを明けても暮れても考えている。ゴボウの自然栽培は全国の先達も苦戦していると聞く。そういうこともヒントではないか。

昨年くらいからぼんやり考えている管理方法を、これから数年間試して行きたいと考えている。近年の体力の衰えとともに少しでも面倒なことはやらない、という傾向が出てきているのだが、こういうことではいけない。最近の私は、甘い。

4/24 研修が難しい側面

最近、あちこちの修行や研修の様子などを聞く機会があった。こういうネタはいつ聞いてもワクワクする。私も若いころは一方的に研修に望む立場であったのが、まだまだ若いのではあるがいつのまにか受け入れる立場になっている。今回の丸ちゃんの独立ということもあったが、これまでに雇用研修で6人、独立就農研修で2人を受け入れたことになる。

以前からではあったが、このたびも改めて感じたこと。研修生の生活費や研修費の助成を公的機関から受ける場合、思うような接し方で研修ができないということがある。こちらはいずれその子がモノになるように考えて接することになるが、その過程でやめてしまう場合が多々ある。うちだけでもなく、農業の世界だけでもなく、どの世界でもそういうものだ。10人が来て、8人が去る。晴れて2人がものになる。これはある意味、必然の事なのであるが、その説明が難しい。

ところが助成を受けているとそういうことはあまり許されない。研修を受け始めた以上は、無事に研修を終えさせろ、やめられてしまうほど厳しくするなということになる。研修を終えることが第一義なのである。しかしこの「厳しく」の程度が研修を受ける子によってピンからキリで戸惑う。以前いた子は、遅刻はする、嘘はつきまくる、作業中に携帯ばかりして怠ける、・・・そんなことばかりで、叱ったら翌日からは出社しない、そしてやめると言い出した。まあさすがに仕方がないな、と思っていたら、「反田は厳しいから仕方がないよ」と行政の人がその子に言ったということを風の便りで聞いた。

こういうことを聞くと、もはや諦めの境地。私はどうでもいいのだが、私が特別で他の人はもっと優しい、とその子が考えてしまうだろう。その子のためにならない。思い悩んでくじけそうな人に、「親方を信頼して着いていけ、もう少し頑張れ。」と励ますのが、修行や研修を受けている人に対しての正しい接し方であるはずだが、現代人はこういうところがだらしない。しかし行政としては職務ということもあるのだから仕方がないというべきか。

丸ちゃん以前に、合計7人を受け入れて今誰も残っていない事実から、かの業界では「反田は人を育てるのが下手だ」ということになっていると、もうずいぶん前に聞いている。これも諦めの境地。まあ、私は私の立場でできることをやるしかないのだ。

かなり問題があった子だったが、やめさせた1人の子からは、今でも時々メールが来る。こないだのは「今になって思えばこれまでの上司で一番自分のことを考えてくれたのは反田さんだった。」などとよこしてきたので、そう思えるようになれたことは嬉しくはあったが、相変わらず上司批判をしているうちは全然ダメ、オメーは相変わらずバカだなあ、ということを返信しておいた。成功する子はすぐにわかってくれるが、最悪でも後で振り返って意味が分かる、私らはそういうつもりで研修をやっている。

4/23 ごぼう茶とゴボウの増産

うちのゴボウを何かと御ひいき下さっている「舞乃市」さんが、今日からうちのゴボウで作ったゴボウ茶の販売を始められた(道の駅サンピコの隣)。ちょうどゴボウが切れそうな時の納品になったので量が少なかったが、ゴボウ自体は4年間無肥料で管理している畑のもので、「自然栽培ゴボウ茶」である。

こういう加工品は一時はうちもまじめに考えたが、いろいろな思いがあって今は中断。それよりも「まとも」な食料供給の担い手としてのプライドを持って、志のある方々にゴボウを利用してもらうほうがよい。そういうスタンスでいる。

しかしながら、ずっと立ちはだかっている壁。生産量が少ないということ。現在年間15トン前後。すっかりこれで落ち着いてしまった。少なくともこれを倍にしたい。できれば50トンくらいは欲しい。そうなることで面白い展開がありそうだと考えている。

問題はいろいろある。お題目の「洪水との共存」。それから生産者がいないこと。このゴボウが育ちうる農地が余っているのに、耕作者がいない。だから増やしたいと考えている。それでこのたび丸ちゃんが1人増えた。もう数人いてもいい。焦る道理は何もない。ゆっくりと取り組んでいくつもり。

一方で栽培技術の安定化の課題。実はここ数日、憂鬱である。1発目の春まきゴボウの調子が悪い。まだ本葉が1枚程度だが、もうトラクターで潰してしまおうかというくらいだ。春蒔きはこういうことが度々ある。いろいろ原因を考えつつこれまでやってきたが、未だ軌道に乗らない。

ところがちょうど隣りで丸ちゃんもゴボウをやっていて、ここは調子がいい。ここのところからヒントが得られそうである。圃場は両方とも2010年にゴボウを作ったところ。かなりの豊作が期待されたが7月の洪水で壊滅した。うちの圃場ではその後、大豆、マメ科緑肥、そして今年のゴボウ。マメ科緑肥は機械の故障のため粉砕が大幅に遅れた。丸ちゃんがやっている圃場では、大豆、放棄、そして今年のゴボウ。放棄した年は草ぼうぼうだったので、この冬、丸ちゃんが刈り払って地上部を除去した。

これらが全てではないが、こういうところからヒントは得られるのではないか。

今年も年末から冬にかけてのゴボウが足りなくなることはほぼ決定した。う~ん、また来年だ。1年は長い。

4/22 稲は無事に発芽

心配した稲の苗も発芽が無事にそろった。ようやくシルバーラブを撤去。ほぼ2週間も掛けていたがこんなことは初めて。例えば今日苗箱を下しったって3~4日後には芽は出そろうだろうから、リスクばかり抱えて何のために早く下ろしたのかということになる。今一度トータルに育苗の開始時期を見直してみたい。

本来はシルバーラブを撤去したら、あとは放ったらかしということになるのだが、今年は防虫ネットをかけることに。ここ2年イネアオムシが苗代に激発してひどい目にあっているのだ。原因はいろんなことを考えていて試してみたいこともあるのだが、現実的な対応としてはネットをかけるということで落ち着いた。これはこれでその後の管理に不便もあるのだが仕方がない。

さっさと終わらせて午後は別の作業のつもりでいたが、防虫ネットを張るのに当てにしていた方法が出来ないことがわかって予定が狂った。こんなことで新たな資材を注文するのもバカバカしいし時間的余裕もないので、少し面倒な方法でやらざる得ない。なんだかんだで半日のロス。痛い。

ところで苗代には今、レンゲが花盛り。美しい。でも普段はあまり意識することはない。私にとってはあまりに当たり前の風景。

作業の最中、足腰がへばって花の中に腰を落とす。なんとも今日の日の穏やかさよ。あ~あ、専業農家なんかやめたいねえ、などと普段はつゆも思わないようなことを考えて可笑しくなったことだ。

4/19 苗の出芽ムラの不安

今年の苗代はまずまずだと先日書いたばかりだが、ここに来て大きな心配事が。出芽が極めてムラなのである。すでに1センチくらい伸びたものもあるが、まだ出芽していないものの割合のほうが多い。苗箱は4月9日に下ろしてスタートだから、すでに10日目。不安が増している。

苗箱を下ろす時期はこれまでにずいぶんと変わっていて、初期の頃は4月20日前後。そのうち5月1日になって、昨年からは4月10日前後ということになっている。気温や水温の関係で4月20日前後は安定していたが、水利の都合や、6月上旬の作業集中緩和の目的で変わってきたのである。

その中で、数年前にも一度だけ試しに4月10日頃に下ろしたことがあった。今と同じ、露地田んぼ並べトンネルなしシルバーラブ方式であったが、この時も出芽が遅れた。今回も苗箱を下ろした直後から数日寒い日があったので、そのせいだと思いたいが、ムラが大きいのが気になるのだ。

一つあきらかな原因としては、昨日確認したところ苗箱の中の土が部分的に乾いてしまっていたこと。ポットの底が苗床と密着していればこういうことは起こらないのだろうが、作業の流れで苗床がある程度固まってしまっていたので密着はしていない。だからシルバー被覆のあと苗箱をシルバーごと冠水させるということで毎年やっているが。今年はこれでは吸水しなかったと思われる。普通はラブシートが地面の湿気で蒸れてビチョビチョになっているが、今年はこれも乾いていた。

もっともそれだけが原因ならそれほど心配もしないが、湿っているポットからも出芽していないものが多いのである。最悪の場合、種籾が死んでいる可能性がある。こうなるともうどうしようもない。最終的には程度の問題。どの程度ですむか。

4/18 バタバタと・・

本格的に春になり、忙しさの質が変わってきた。雨風のタイミングや機械の故障等のトラブルで振り回されるここ数日だ。

昨日などは、前日まで考えていた段取りなどまったく何処かへ行ってしまった。雨が降らなかったといこともあるし、農機屋さんが機械を直してくれたということもあるし、予想以上に苗代の出芽が遅いということもある。だが一番の原因はうっかり。地面に伏せているサトイモの種芋を出すことをすっかり忘れていたのだ。サトイモ植えようと思って色々準備しているのに、これじゃあどうにもならんわな。

種芋の回収のついでに、地元の人に今お願いしているトンネルの解体圃場からトンネルに使った資材を回収することを欲張ったものだから、これが結構ドツボ。昨日の蒸し暑さも手伝って昼までにヘトヘト。

その他にゴボウのクマデがけ。出荷場の片付けなどなど、次から次へと盛りだくさん。

種芋の調整は女房に任せて、その後今田地区の耕うん。これは今日も続行。7haのうちようやく1ha。気が遠くなるよ、この急いでいる時に。

苗代の出芽も遅いし、春蒔きゴボウの調子も悪い。悩ましいことばかりだが悩んでいる暇がない。

4/17 メッセージへの返信

今日は誕生日。43歳。あ~あ。

時間がないので、メッセージを頂いた人への返信を掲載。

『ご連絡ありがとうございます。

同い年でしたか!すごい人が多いので周囲を見ると自分が幼く見えてしまいます。気持ちだけはまだまだ若いつもりなんですけどね、やはり気持ちと体の動きが一致しなくなってきた感じです。

一年に一回という営みに向き合っていると、自分の寿命を思うことが多くなりました。そういうことを身近に感じれる人生を気に入っています。誕生日というのはその象徴的なことですね。

周囲が現実以上に私を持ち上げるのでいつも恐縮してしまいます。まあこれもゴボウのおかげです。またえんがわあたりで食べてやってください。収穫は7月再開です。

なんとなくやわらかい気持ちになりましたので、長々と書きました。◯◯にも参加してみたいです。』

4/16 丸ちゃんの独立

丸ちゃんが1年間の研修を終え、最近独立した。

昨夜は一応区切りの打ち上げ。一応などというのも、どの日を境に独立したとかなんとかいうことではなく、季節が来たからと先月からすでに畑の準備を始めているし、独立して経営者になったからといってまさか一人前になったわけでもない。栽培作物や販売がほぼうちにおんぶされているということもある。ある程度の経営になってはじめて独立と考えた場合、もう数年研修を続ける心構えで望むということが自然だろう。

昨夜彼に伝えたこと。「肥毒を抜き、腐食を増やす。」ということ。土作りの基本であるこのことが、人間にも大事だということ。これまでの人生で蓄積した肥毒の除去。そして内から湧き出るような腐食を新たに増やす。日々の経営を行いつつ、このことを意識して自分が変わって行かない限り、息の長い経営者にはなれない。私自身にも常に言い聞かせていることである。

周囲の人にお願いしたい。彼を持ち上げるというのではなく、正当に応援するということ。しかし沈みゆく過疎地において、このことはあまりに難しいか。

彼もブログを始めている。「丸山農園の四季彩便り」。のぞいてやって欲しい。

4/15 ビニール撤去の思案

ごぼうトンネルのビニールを取る時期になっている。

どのタイミングで取るかは毎年悩むところ。毎日の換気作業の手間を考えると早々と取り去ってしまいたいのだが、そのあと寒さがぶり返したら「とう立ち」とおこしてしまう。これから2~3日は暑くなるみたいなので取りたいのだが、週末からまた寒くなるみたいだし、だから悩んでいる。

ここ数年はこの管理が上手くいっていて、ほとんどとう立ちを起こさなくなっているのだが、しかしこれは慎重が過ぎているせいだと思っていて、つまりもっと早くビニールを取っても大丈夫なんじゃないかという読み(というか期待)もある。取る時期の判断は私なりのある基準で行なっているが、そろそろ少しづつ失敗するところまで早めてみるという実践が必要なのではないかと考えている。

ということで、私の従来の基準では今週いっぱいはまだ取らないほうがいいのではあるが、今回は一部を明日取っ払ってしまう予定。ゴボウの成長が良すぎてトンネルが窮屈そうだということもあるのだが。

こうやっていくことで、もう10年くらいもしたら、もっとビニールを取る効率のいいタイミングがわかるだろう。少々ならとう立ちしても構わない。換気の手間をケチりたいのだ。

ところでビニールに穴を開けて換気をし、その都度ビニールを廃棄するという手は、ない。冬季の積雪に耐えられるよう分厚いビニールを使っている。これ、結構値段が高い。

4/13 立て続けに機械の破損

苗代が終わったので、昨日から本格的に畑へ。

昨日は春蒔きゴボウの3度めの播種1300メートルがメイン。

そして今日にかけての予定は、春蒔きゴボウの抑草対策、大豆とサトイモ予定圃の耕うん、であったが、まずはケチの付き始め。ゴボウの抑草ので使う管理機のエンジンが掛からない。2日前に農機屋さんにキャブを清掃してもらったばかりで、昨日はちゃんと動いたのに。この機械のキャブ外しは自信がないので、また農機屋さんを呼んでみてもらうと、キャブではなく別の部分が破損していた。この作業は諦めることに。

次に大豆予定圃の耕うんを開始。すると程なくトラクターのエンジンがオーバーヒート。この前から不調で別の農機屋さんに見てもらっていたのだが直っていないらしい。

連絡をしておいて、修理をしてもらうところまで回送して、回送ついでに今度はもう一台のトラクターでサトイモ予定圃の耕うんを始めた。したら作業を初めてまもなく冷却水が循環するホースが根本からポキリ。目印に立てていた棒が旋回の時に当たったらしい。棒は地面にサクッと立てていただけなのに、たまたま悪い角度で突いてテンションがかかったかどうか。よくよく運が悪かったんじゃないか。

ということで、またまた農機屋さんに連絡して、今休憩しているところ。でももう17時半だよ。結局今日は大したことができんかったな。それぞれ直るまでに部品を取り寄せたりして何日かかかる。こういう日はくたびれが大きい。ああくたびれた。

4/12 暇なし

風やら小雨やらのせいでキリキリ舞い。舞っているだけで被害はないのでご心配なく。

4/9 苗代の完成

今日、明日は風が強い予報だったので、無風の早朝、薄暗いうちから残りのシルバーシートを楽々と。これが大正解。日中の強風の中、マイカ線までやって苗代の設置が終了。

毎年のことながら、くたびれの一大イベントとしてはゴボウトンネルの設置と双璧だ。

この度も新しい方法を試したわけだが、まあまだ苗が育っていないので結論は早いのだが、なんとか育苗方法の最終形が見えてきたのではないかと考えている。もちろん田んぼにハウスを建ててその中でやるのなら風が防げるのでもっと楽な工夫はできるんだけど、苗箱1000ちょい百枚程度ならその投資がどうなのかという気がするので、あくまで完全露地育苗という前提でのことである。このたび気がついた改善点をいくつか克服して、来年以降はかなり手抜きで設置が可能になりそうである。

簡単に流れをいうと、①秋に苗床に元肥を振り春までに耕うん(自然栽培区は耕うんのみ)を数回、②入水して苗床のみ代かき、③トラクターで苗箱搬入、④苗箱設置、⑤シルバーラブ、⑥鋼管で押さえ、の流れ。⑦田植え時にはトラクターで搬出、積み替え無しでそのまま本田へ。

苦節10年。ここに至れたのは条件のいい圃場(苗代)に巡り会えたからである。本田に極めて近く、水利が自由で、水が温かく、水持ち・水はけよく、日当たりがよく、イノシシの心配がない。過去に5箇所の圃場で苗代をやったが、どこも一長一短。振り返ってみればよくもまあ七転八倒してきたものだ。ありがたいのは、毎年少しづつ失敗はするが大失敗に遭わずに来れたこと。

これで育苗培土に田んぼの土を使うのをやめれば楽になるんだけどね。問題はここなんだよな。さてさて、どうすんべ。

4/8 ダラダラと進める

週末の悪天は何ということはなかった。いろいろなことが過剰対策になったわけで、今日はその対策を解除するという要らぬ手間から始まったが、これは宿命。悔やむことではない。

と言いながら悔やんでいるのは、今日は体に力が入らないため。残りのシルバーシートを掛ける作業を進めていはいるが、なんだかんだ用事が入ることもあるんだけど、腰から広がるように全身に疲れが溜まっているために思うように体が動かず遅々としてはかどらない。元気ならまだ今日中には終わるはずだが、ダメだ、むり。

原因は簡単で、3日前に無理をしたこと。最近は瞬発的に無理をすると回復に時間がかかる。日曜の昨日だって結構休んだし、3日前の無理にしたってそう大した無理ではないと思うのだが、今の私の体ではそういうことになる。42にして、これ。まあ明らかに百姓向きの体ではないのだからこんなものか。

6時。事務所には陽が差し、暖かく何とも気持ちがよくて眠い。しかし、また行ってこよう。種籾に呼ばれているような気がする、という言い方もできる。こういう時はダラダラと手足を動かすのがよい。ダラダラと非効率に動いていても着実に作業は進む。ノルマはなく、出来たとこまでやればいいという気楽さのおかげ。たまたま今日書いたというだけで、年間のうちにこういうことは多い。しかしバカにするでない。これも技術の一つである。

4/6 暴風を前に戦々恐々

昨日は苗箱並べの2日目。初日に600枚並べたので残りは500枚。14時半には終えて拍手~パチパチパチ。

と例年ならなるところが、昨日は沈痛な心持ち。今夜からこれはないだろうというくらいの暴風になると踏んでいて、この並べた苗箱を守らねばならない。シルバーシートをかけて風対策までしてしまえば問題はないが、明らかに時間がない。夜を徹してやるだけの体力と健康も残っていない。苗代だけではない、ごぼうトンネルのこともある。

今回の低気圧をやり過ごして月曜日からのんきにやれば良かった・・・という後悔が押し寄せる中で、必死で気持ちを立て直しながら対策を考えた。

まず、田んぼの土使用区は雨に叩かれると覆土がやられるのでシルバーまできっちりかけて重石をすることに。その後、購入山土使用区は雨に叩かれても少々は平気なので、風で覆土が(苗箱自体も)飛ばされないように4ミリ目のネットを2重がけにしてみよう。ネットなら時間がかからない。ごぼうトンネルの補強は家の近くだしライトを付けてもできるので、晩飯休憩のあとでもできると考えて最後に回す。うまく行けば全部が日没までに終わらせられるだろう、と目算。

1人でやるならシルバー被覆は無風の時でないとできない。しかしあいにくの微風。幅が240センチのものを使っているので飛び越えて反対に回ることができずに疲労。被覆後は1本が40キロくらいある4メートル鋼管パイプを15本隣の圃場から運んできて重石。

2列を3時間かけて完成。体力なくなったなあ。

次に3列にネットを掛けて留め杭で固定。これは30分で。

すぐさまゴボウトンネルに移動して補強を1時間。20時には全部終わらせることができた。ヘトヘト。家に帰って、動けん。

そして1夜明け、これを書く15時、無風。さっきまで苗代で排水対策をしていたが、これならシルバーシートだって張れるよ!というくらい、無風。天気図見る限り無風はないだろうと思うのだが。今晩からも吹かんに越したことはないのだけれど、大したことはないのだろうか。

4/4 失敗して良かった

トンネルの換気の後、苗代への苗箱並べ開始。

このたび、やはり部分的に失敗が多い。今日はうまく均平が取れていない苗床からの並べ作業だが、ちょっとひどいか。いくらかは手直しをしながらなので、能率がずいぶんと落ちてしまっている。

しかし、このたびは均平の成功と失敗は半々くらいなのだが、これは大変良かったと思っている。全部失敗だと来年以降この方法自体を諦める可能性が高いし、全部成功だとコツの加減が分からずじまいなので、結局いつかは同じ失敗をしてしまうわけだが、おそらく全部でやらかしてしまうことになる。だから一度の成功失敗で一喜一憂せずに冷静に見極めることが大事。こういう視点はこれまでにずいぶんと鍛えられてきたのではないかと思う。

幸い今日明日は天気が穏やかなので、全部並べる終えるとして、問題はその後。発芽を促すシートをかけることになるが、日曜を中心に天気は大荒れ模様。下手に全部やり終えん方がいいかもしれない。う~ん、悩む。

4/3 苗代の試み

苗代の準備が始まってピリピリしている。苗箱を田んぼに並べるのは明日と明後日の予定で、そのための試案をしに今苗代へ行っていたところだが、新たな方法、ちょっと不具合が多そう。

一番失敗してがっかりしていることは、スズメノテッポウが苗床に多く残ってしまったこと。残っただけなら大したことではないが、ハローで株を引っ張ったり株そのものの凸凹ができたりするせいで苗床が平らにならなかった。来年以降これを防ぐには、冬の間に度々ロータリーをかけるということになるが、当地の冬はそのタイミングが少ないことと、そのためだけにトラクターをいちいち回送してこなければならず現実的ではない。

この失敗は有機肥料施肥区でのことで、一方で自然栽培区の苗床はとても上出来の仕上がり。土中の酸素に気を使ているので理想はハローの一発がけなのだが大成功。ただ、ハローの均し板のテンションを解除するのをうっかりしていたので、微妙に多めに土をサイドに逃がしてしまった。

失敗区との違いは、肥料っ気がもうかれこれ丸4年は入っていないためにスズメノテッポウの生育が悪いということもあるし、夏からいろいろ準備していたので耕うん回数が1回だけ多いということもある。それだけの差で変わってくる。

まあ失敗区は有機肥料の助けを借りて何とかなるかなあ、と考えている、というか考えるしかない。

今回のやり方、苗床以外は不耕起なので入水しても楽に歩けて全ての管理作業が楽である。また全体の水はけがいいので畝を立てなくても苗床に水が溜まりにくい。これで目途が立てば来年からは少し育苗が楽しくなりそう。もっとも苗床の縦横の向きを変えようとか考えているので、苗床面の場所まで固定して、究極に楽になるのはまだ少し先か。

4/2 なぜくたびれるのか(5)

3月14日以降、また続きを書くのを忘れていた。

何だかんだと書いてきたが何が言いたいかというと、逆説的かもしれないが、経営をちゃんとしろということである。当たり前じゃないか、と思われるかもしれないが、私がこれまで見てきた限り、新規就農者の間では決して当たり前のことではなさそうである。

就農して挫折する人は、大体遊び(怠け)すぎである。もっと年中無休で朝から晩まで努力をすべきである。自分のやりたいことを実現するためには何ということではあるまい。

ではなぜ遊びすぎるのか。まずは農業が自分のやりたいことかどうかが分からなくなるからである。農業がやりたいんだと自分では思っているつもりだが、自分を突き詰めて深層の欲求を洗い出してみると意外とそうではない。周囲の人をあっと言わせてみたい、珍しいことをやって認められてみたい、正しいことをやって優越感を感じてみたい。そういうことは、ある。むしろ農業自体よりもそういう動機の方が主流であるかもしれない。そんなことはない!とは言い切れまい。自分を突き詰めるというのは簡単なことではない。

しかしだからといって悩むことではない。私も書いたとおりだ。社会を生きる人間である以上、これは仕方のないこと。もちろん程度の問題はある。あるんだが、それを意識することが大事。

それを意識しないと、深層の欲求が満たされないときに脱線を始める。顕著に表れるのが、自分を良く見せようとする行為。そして都合のいい解釈。このことを(1)(3)あたりで書いた。よくあるのが、農業をやるんなら楽しまないとダメだ!といって農業以外のことに力を入れるパターン。あくせく働いたってつまらない、生活をトータルに楽しむんだ!!などといって、遊ぶ。

都合のいい解釈。こうなるとすでに終末が見えている。「あくせく働くこと」と「生活を楽しむ」ことは決して矛盾しないのに、どちらの生き方がいいのか、などとという議論が成り立ってしまう。「トータルに楽しい生活を実現するために、あくせく働いて努力をしよう。」ということにはならないのである。

経営をちゃんとするということは、お金を意識するということである。と言うと、拝金主義だ、などと嫌悪を抱く人が案外多いのも新規就農の分野の問題ではある。自分を知ること。突き詰めること。自分の人生をよくよく振り返ってみたい。そしてどこまで「ほどほどに」考えられるか。

前回の(4)でこんなことを書いた。『経営が苦しい、生活が苦しい、だからくたびれて離農してしまう。しかし経済的に豊かでなく、結構苦労しているように見える人でも、生き生きとして農業を長年続けている人もいる。何が違うのか。そういう人は自分の深層の欲求を満足できているのではないかと思える。』

このことを「遊べ」とか、経営が苦しくてもそのほかのところで生きがいを見つければいいんだよ、と解釈して欲しくはない。経済的に苦しくても農業を続けられる人は、自分の深層の欲求を満足できているという「奇跡的な」人のみだ、ということである。あなたはきっと奇跡的な人ではなく、普通の人に違いない。

これで連載はお終い。こんなことを書いていたら、つくづく職人の修行というものが有意義なことだと思わずにはいられなかった。題名を変えてまた書いてみたい。

4/1 播種が完了

籾の播種を終わらせた。今年は培土に田んぼの土を使ったものが370枚、市販の山土を使ったものが730枚。後者はやはり作業が早い。女房と2人で後者を3時間で済ませた。

何だかんだと効率の悪い前者だが、材料代は当然、タダ。後者はおよそ4万円弱かかるから、こういうお金の面からも、まあいっかと思うこともできなくはない。そして生育の差が、きっとある。どっちがいいのかどうか。後者の方は粒状になっているので水管理に失敗したときにはいいが、うまく行ったときはきっと前者が立派であろうと思われる。聞いた話というのはあるが、実践的には経験が少なくて分からない。頭でっかちにならずに実践のみを見ていきたい。

今回焦ったのは、両者とも土がぎりぎりだったということ。正確には、計画より前者が2枚足りなくて、後者はピッタリ。生育不良のものなどの予備を余分に20枚程度みたかったができなかった。培土を今のように変えてから覚書を書いているが、ちょっとした条件の違いによって何かと当てにならんことも農作業の難しいところ。生育不良が発生したら、田植え時に株間を広げて対応するしかない。今年は諸事情からもともと少し広めに計画しているので、これ以上あまり広げたくないのだが。

生育不良の心配は、毎年恒例。今年もやり方を変えるから。より良い方法を追及して、毎年方法を変えて、ある意味で毎年失敗している。そろそろ決まりきった方法で固定したいところ。明日から苗代に出て準備を始め、しあさってからくらいの好天を利用して苗箱を並べるつもり。ちょっとやばいくらいに緊張している。

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