はんだ牛蒡生産者 反田孝之さんブログ - 2013年6月の記事

6/29 忙しいのは悪いこと

よく言われる誤解の一つに、「忙しいってのはいいことだね。」というのがある。忙しいんだから儲かってるだろう、というニュアンスをもって言われるのだが、世の中にはそういう職種が多いから仕方がない。しかし農業に関していえばこれは明らかに誤解。

作付けが少なくて暇だというのは論外だが、ある程度の規模で作付けをしている場合は、忙しいから儲かっているということにはならない。むしろ少し暇なくらいの時が儲かっているときである。

それは忙しさの原因が、作物の生育が上手くいっていないとか、何かトラブルがあったとか、そういうことのためだ。作物が期待通りすんなり育てば、手間がかからず楽ができる。そして儲かる。しかし生育がイマイチの時は、それを挽回するために苦労が増える。また作業に習熟していればすんなり終わることが、単に下手くそだとかトラブルがあったとかなら、苦戦して作業時間がかかることになる。そのしわ寄せが積み重なって忙しい!!・・・ということになるのがほとんど。

今年のうちの場合、今をやたらと忙しくしているのは秋まきトンネルゴボウの不生育や、春まきゴボウの不生育、大麦の再調整、干ばつと強雨の洗礼などのため、不要な手間が多く発生しているためである。

だから6月繁忙期とは、直接の原因は「作業集中」なのだが、土が悪い、種が悪い、そしてなにより自分の管理の腕が悪い、ということも大きな大きな原因。だから2~3年やって「こんな繁忙期は無理だ!」と簡単に結論づけるのではなくて、数年の研鑽のうちに解決をしていくものなのだ。

6/28 6月繁忙期の先が見えない

6月が終わろうとしているが、「6月繁忙期」は終わる気配がない。肝心の大豆の播種が終わっていないのだ。計画6.2haのうち1.7haを済ませただけ。しかもこれすらもこの前の強雨のせいで蒔き直しの可能性がある。

これから数日は梅雨前線が南下傾向らしく、ある程度の天気が期待できるが、空は晴れても肝心の畑がずぶずぶで入れない。焦っている。焦っているがしょうがない。最悪の場合は梅雨が明けてから種を蒔くことになる。この場合、収量が減る。

やきもきしたってどうにもならない、ストレスを抱えるだけ損だ、という論もあるけれど、私はこういう時は遠慮なくやきもきすることにしている。そして、ぼやき、悔やむ。そうする方が今後の改善のために力がでそうな気がする。「今後はこんなことはまっぴらごめんだ。来年はああしてこうしてやる!くそ~!!!」やきもきは未来へのエネルギーである。

本線がさっぱり進まないぶん、枝線を怒涛のように進めている。ゴボウの収穫が間近に迫っている。雨天を利用して少しずつ準備を進めている。また機械の整備も進んでいる。畦の草刈りも進んでいる。緑肥播種準備も進んでいる。春まきゴボウの草取りも進んでいる。サトイモも、ニンジンの花の世話も。

この繁忙期もいつかは必ず終わる、と自らに言い聞かせて耐えている。そして終わったら、息子とたくさん遊びたい。

6/27 スーパーからの表彰

うちのゴボウを置いてもらっている県内のスーパーさん主催の、年に一度の大きな会に呼ばれている。そこで、うちを表彰してくれるというのだ。

趣旨はゴボウが良く売れているということ。こんなことで表彰してもらえるなんて、ちょっと恥ずかしい気がしないでもない。ゴボウが売れるのは、出雲近辺のお客さんのおかげであり、うちのゴボウを宣伝してくれている人たちのおかげであり、ゴボウを育ててくれた田津の畑の土のおかげである。そう簡単に勘違いをするような立ち位置に、私はすでにいない。

それはそうと、このスーパー。化学物質を使わないゴボウの育て方も分からないまま2004年に私が栽培を始めて、ようやく2007年にたくさん育って売り先に困っていたときに真っ先にやって来てくれた。まな板の上でゴボウを切って、袋に詰めて、眺めて、電卓をたたいて、 どのようなサイズと量目ならどのくらいの値段で売れるとか売れないとかやって、栽培技術が未熟なウチが困らない価格をつけてくれた。

しかし蓋を開けると、値段が高いがために思うように流れない。私も近くに行くときには店舗によってみたりしていたが、日にちが経って赤くくたびれたようなゴボウが隅の方に並んでいるのを見てガッカリしたものだ。それでも辛抱して取り続けてくれた。初めは在庫を抱えて赤字商品だったかもしれない。あれから数年、ようやく売れるようになったと思ったら、今度は表彰してくれるという。

呼ばれているのは今日だ。そんな経緯があるため、何が何でも出席してお礼を言いたかった。しかしこの時期だ。今日だけを見れば、出席を拒むようなタイミング作業はない。しかしこの3~4日で見れば、半日を空けることが相当厳しい。たまには町の風に当たりたいという気分的なこともあったが、私はジッと作業を進めることにして、代わりに女房が出席することにした。

多くの人から、うちのゴボウが欲しいと言われている。しかし今のうちの生産量では、今お付き合いしているお客さんをすら満足させることができていない。もっとたくさんの人に食べてもらいたい。スーパーさんにはうちのゴボウで儲けてもらいたい。そのためにもっとたくさん栽培をするということ。私は下を向いてこのことに全力を注ぐつもりである。

ところで初めに来てくれた2人のバイヤーさん。今はお2人とも転身して農業をやっておられる(らしい)。お1人とは時々お会いしているが、上司だった方の人とはそれっきりになってしまった。いつかお礼が言える機会があることを願っている。

6/26 雨よ、やんでくれ

未明から落ち着かない。というか泣きたい気分。

強い雨音で目が覚めた。昨日、大豆の播種をまずは1.7haすませたのだが、これだけの雨が降れば明らかに障害が出る。

ネットで雨雲レーダーを見る。強く降り始めたのはちょっと前からだ。実際に5:00に畑を見た限りでは、さすがに水はけのよい田津地区の畑、目立った変化はなかった。

しかしこれが降り続けば明らかに、まずい。8:30では水たまりもちらほら、土が洗われて蒔いた種があちこちで地表に出てしまっていた。これを書く9:30、いまだ降り続いている。どのくらいの被害になるのか。

大豆は、しばらくは雨が降らないというときに蒔けば楽勝の作物。しかしこの時期だ。弱い雨くらいなら仕方がないと蒔いたわけだが、まさかこんなに降るとは思わなかった。

うちにとって大豆は既に基幹の作物。それがこんなバクチみたいなことをやっていてはいけない。この解決策として、何としても5月中に田植えを終わらせるということ。つまり苗を早く大きく育てるということ。来年の最重要課題。

断っておくが、早く育てるといっても、肥料をドカスカ入れるとか、加温とか、極端に不自然なことはしない。少し手助けをしてやって、シートなどで保温する程度の手段のみを想定している。

ああ、泣きたい。

6/23 段取りが難しい

朝から段取りが難しい・・。

昨日書いた時点では今日は草取りに費やす予定であったが、それは昨日の夕方には変更して、今日は大豆か緑肥の播種をするつもりになっていた。そして朝起きてしばらく考えて緑肥の播種をしようと決めたが、事務所に来てまた考えていると、今日は播種はやめた方がいいような気になっている。となると田んぼの畦の草刈りか・・。

畑の乾き具合と天気が読めんのよな。梅雨時期の天気予報は役に立たんからね。やるべきことは山のようにあるので困らんのだけど。今日が終わったらどうなっていることやら。

6/22 ゴボウ畑の草が凄い

ここ数日の雨のせいで畑に入れずにいたら、草が凄いことになっている。作物の生育さえよければ、そこそこの草は問題ないのだが、特にゴボウ、失敗した畑ではかなりマズイ状態。

あれだけの雨が降り続いた後でも、水はけのよい田津地区の畑は翌日にはもう入れる状態。女房が朝から草取りに入っている。私は朝から田んぼの畦の草刈をしていたが、今日これからと明日は草取りをひたすらやるつもり。

ゴボウの栽培を始めて10年目。失敗は確実に減ってきてはいる。ジッと耐えて進みたい。

6/21 弥栄!

大地を守る会の全国お米生産者会議で隣の浜田市弥栄町へ。

刺激も学びもたくさんあった中で、かの地の活力というか、そういうものに、ただただ圧倒されたことだ。こういうものは一朝一夕で育まれるものではない。やっぱ、すげえなあ・・・。

「反田君もなんとかせえや!」と帰り際の励まし。いろんなことを考える中で、自然な流れ、自然な速度、ということはしっかり意識していたいと思っている。

6/20 緑肥の作付けのこと

今の農業を始めてこの10年、土づくりにはずっと緑肥を利用してきた。自然栽培の世界を知る前だったから、初めは堆肥の利用を当たり前のように考えていたが、スタートから10haくらいあったものだから、堆肥を撒く手間がバカにならない。堆肥の値段自体は補助金もあったので安く収まるのだが、とにかく手間のことを考えると、とても現実的には思えずに躊躇していた。

そのころちょうど西村和雄氏がうちの畑に来てくれる機会があって、土を見て開口一番に「堆肥は使うな、緑肥がいい。」と。これはありがたかった。土づくりはやっぱり堆肥なんだろうなという束縛から逃れることができた瞬間だ。緑肥なら種代が堆肥より少し多くかかるが、手間が明らかに少なくてすむ。「緑肥でやればいい土になる!」という言葉もこの上もない後押しだった。

それから、マメ科大型緑肥をメインに、エン麦、大麦を使ってきた。で昨秋からライ麦も。全ての圃場で1~2年に1回は作付し、その手間と金額(多い年には30万円分の種を蒔いた)はバカにはならなかったけれど、明らかに土の具合が変わる。大いに手ごたえを感じていた。

しかし一方で利用法を間違えて失敗もたびたび。一番ひどいのはマメ科大型緑肥は漉き込みが遅れるとてきめんに後作(根菜)に悪影響を及ぼすということ。そんなことを知ったのもまだ2~3年くらい前に過ぎないし、知ってからだって諸事情により繰り返す始末。

また、だんだん「慣れ」が出てきて、近年では緑肥の作付が縮小傾向に。緑肥の土づくりを経営にどう組み込むかと再考していた2年前に、石渡氏から「やっぱ緑肥でしょ。」の一言。

最低でも1年に1回の作付を考えると同時に、不作付期間が長くなるという以前からの問題。自然界を見ると、自然は休まないよなあ、との思い。そこに先日の川越さんの事例発表での「自然界は休まない」のまさに一言!

うちのメインはゴボウ。ゴボウにとっていい土づくりの方法というのが、なんとなく見えてきたような気がしている。しかしそれを「ちゃんとやれる」かどうかが問題。私は学者ではないし、うちは試験場ではない。経営として実践できてナンボの存在。

今年から一度やってやめたエン麦を再開している。種も追加購入したので、どんどん蒔きたいところだが、この6月繁忙期。昨日書いたのはこういうことである。

6/19 一番の経営的課題

あれだけの干ばつが、一転して大雨に。しかも天気図を見る限り、数日続く可能性が高い。

洪水といういつもの心配。想像できない人が多いだろうが、畑がすべて川の底に沈んでしまう。今の農業を始めてからは、2006年と2010年にこのサイズの洪水が来た。それ以前も頻繁に来ているし、これからも間違いなく来続ける。

来るときは大体7月半ば、つまり梅雨の末期。その頃には作物やら雑草を生やしているように管理しているので表土が守られるが、今の時期は大豆と緑肥の作付け準備のため、畑を耕うんしていてきれいな状態。もし今洪水が来たら、流れの強いところでは表土が流されて数年は不毛の地と化してしまう。

雨が続けば畑に入れなくて草に負けてしまうなど、心配事はたくさんあるが、何でもいいからとにかく洪水だけは来ないでくれと祈るばかり。

しかし「洪水との共存」を一生のテーマにしている。本当は、洪水が来たっていいよ、というところまで、作付や管理方法を詰めなければいけない。実は6月繁忙期の今後の工夫の中に、このことは大いに関係している。こういう視点をも持ってして、6月繁忙期の軽減ということを考えなければならないのだ。

そこにさらに、土づくりを「ちゃんとやる」という視点。具体的には緑肥の作付け。ここまで加味すると、実際には途方に暮れている。ちょっと無理かな、となっている。

「リスク回避」の洪水問題、「持続性」の6月繁忙期問題。「投資」のちゃんとやる問題。これら3つのバランスを上手に取るということが、まずは乗り越えなければならない、うちの今の一番大きな経営的課題である。

6/18 ライ麦の収穫

早朝から、雨が降るまでの勝負!と家を出た。まずは昨日の続きの耕うん。大きな石を拾いながらでハカドラないが、終わらせた。

次にライ麦の収穫。熟すにはまだ少し早いが、来年の種子用としての収穫なので問題はなし。コンバインでは刈れないと聞いていたのだが、せっかくコンバインを畑に置いたままだし、やってみんとわからんということで、いざ突入!・・・撃沈・・!!。なるほど、意味がよくわかった。

しかしそこは何とかコツを掴んで、何とか刈れるようになった。なんだ、効率悪いけどできるじゃん!

コンバインの体内に抱えたまま、倉庫へ回送。駐車場でバケツに受けて、屋根の下にしまったとたんの土砂降り。間一髪。はは、こんなことやってたらいかんね。

ライ麦は、「緑肥」といって収穫目的でなく土づくりのために作付している麦の一つ。昨年の秋から初めて導入した。

緑肥の種は買うのが普通。金はかかるが、はるかに楽だし、経営的には絶対買った方がいい。でも買った種には農薬がまぶしてあるということもあるけれど、こんなものまで、なるべく種は自分で取りたいという願望がある。この殺人的な6月繁忙期であってもやっちゃうんだな。

なぜか?それが分からない。なんとなくそう思うのである。困ったものだ。

6/17 梅雨入りを前にして

天気図を見る限り、いよいよ梅雨入りしそうな気配。あと1週間は大丈夫だろうと勝手に考えていたのだが、予想は外れた。

大豆の種まきがまだである。せめて田津地区だけは蒔いておきたかったのだが。別にさぼっていたわけではない。早朝から暗くなるまで休みなしで働いて、それでもできなかったのだから諦めもつく。悔やむとすれば、雑草を漉き込むタイミングの判断を誤ったこと。しかしこれだって結果的にはそうだというだけで、今度同じ場面に遭遇したとしても上手く判断できるかは微妙だ。天気が絡んでくるから。あんなに雨が降らないとは考えられないだろう。

疲労が溜まりに溜まったせいか、頭がいくらか麻痺している。もうどうにでもなれや、という諦めがある。おかげで焦りがない。

明日からの雨の前に、3haあまりの耕うんを今日中にやっておきたいのに、のん気にこんなブログを書いている。さっきまでやってたんだが、トラクターの居眠り運転をやってしまったので休憩を。眠気だけ吹っ飛ばして休憩など取らずにライトまでつけてやればギリギリ終えれそうなのに、どうもやる気がしない。どうにでもなれ、になってしまった。

こういう時は思い切って休むのがいいのだが、そうもいかないときは、だらだらと動くのいい。だらだら、だらだら、と動きながら、だらだらと作業を進める。意外といい仕事になるときがある。

ただのボヤキになっている。そろそろ行くか。

6/16 ようやく麦が終わり

大麦の再調整終了・・・。ヘトヘト。

カラスノエンドウが手ごわいので、大きなふるい(2.5)を買ってやってみたが、それでもかなり残る・・。よっぽど種が充実していたものと思われる。

来年からの対策。できれば「土入れ」をする。そして暗くなったら刈るのをやめる。

もうすぐ17時。ああもう疲れた・・。しか~し、これから調整ラインの掃除をやる。農事用電力の契約が今日までのなのよ。全身痒くなるから嫌なんだよな。

6/15 待望の雨

昨日の夜にぱらつきはじめた雨は未明から本降りに。

こんな時くらいはゆっくり寝ていたいが、体内時計は極めて正確で4:30には目が覚めてしまう。億劫ではあったが、合羽を着て秋蒔きゴボウのトンネル支柱の片付けに向かった。

ゴボウの葉っぱに雨が当たり、ザワザワという音が何とも心地よい。どれだけ雨を待望していたかと思う。作物だけでなく、土も、地中の小動物も、微生物も、皆この雨を堪能しているだろう。そう思うだけでこの上もなくウキウキとした気分になる。この雨は予報より長く、昼過ぎまで大地を濡らし、しっかりと土を湿らせてくれた。

今日のあちこちでなされる会話は、「いい雨が降ったな。」である。みなどれだけ待望していたことか。しかし今日の新聞によれば、県内でもかなりの地域で田植えができずにいるとのこと。今日の雨くらいでは用水の水が満たされることは期待できまい。同じ農業者としてその苦悩みに思いをいたしてみたりする。

この恵みの雨は、明日からの畑の雑草の生理を変えるだろう。こいつらと付き合う私としては、大豆や緑肥の播種を進めると同時に、ゴボウ畑の草の「シゴ」をしないとならない。

いくら願ったところで、こいつらはどうにも思うようにはならない。下を向いてただひたすらに草を取り続け、顔を上げたら終わっていた、ということでやり抜くのみ。雨が降らなければ降らないで、降ったら降ったで、一筋縄ではいかないのが百姓のこの時期。さて、今年の梅雨はどんな梅雨になるか。

6/14 大麦の再調整

今日は朝から大麦の調整・袋詰め。乾燥機に残したままにしていた最後のロットおよそ100袋を午前中いっぱい使って終わらせた。

これで今季はお終い、ということになるはずなのだが、このたびは一部のロットで再調整するつもり。体力的にも段取り的にも厳しいのだが、すでに袋詰めされて倉庫に移したものを再度運んでやり直すのだ。

それはカラスノエンドウの種が多く入ってしまっているため。調整は籾摺り機を使ってやっているが、どうも選別具合が悪いので、ベルトを交換したら改善。その間いろいろ試しているうちに袋詰めされたものに、種やサヤまで入り込んでしまった。

これは許容範囲かなあ、とちょうど先日の会議で納品先の社長さんにそれとなく聞いてみたところ、「もう一度篩え」と静かに一喝される。恥ずかしいことを聞いてしまった。くそ~、まだまだだなあ。

品質の許容範囲とは初めから求める態度ではいけない。どんな時にでも最高のパフォーマンスを努力すべき。その上で結果として仕方がないということはある。信頼で成り立っている取引きなんだから、ちょろいことなんか考えずに、プロとしてどうなのかという気持ちを忘れずにいたいものだ。

6/13 軽減のカギは早期田植え

殺人的な繁忙期は折り返しくらいか。例年になく元気だった体もそろそろ悲鳴を上げている。昨日に続いて今朝から女房とニンジン花に雨よけハウスを設置したが、この暑さでへばって私は使いものにならず(笑)。

この6月繁忙期は私にとって明らかに持続可能ではない。これから年を取る一方でこんなペースは明らかに無理。で、どうすればいいかということを毎年考えている。大きな解決策の1つはこの時期の作業を分散させるということになるが、これが思ったようにいっていない。どころか、ニンジンの自家採種や大麦の栽培などを始めたせいでむしろ作業が増えてしまっている。

増えた作業はこんな状況下で増やしたわけだから、よっぽど必要性があると感じているわけで、これはこれで仕方がない。実は解決策は案外簡単で、田植えを5月中に終わらせるということ。つまり5月20日頃までにそれなりの大きさの苗を育てるということ。これでこの6月繁忙期を劇的に改善することができる。

ということをここ数年考えて挑戦しているのだが、うまく行かずにいる。無肥料の苗なんか始めたものだからなおさらである。しかし今年もまた多くの人に多くの教えや気づきをいただいた。今年ようやく安定した苗代管理方法にこれらを加えて、来年こそは上手くいくのではないかと期待している。使用資材を買い替える必要があるのが気に入らないんだが。

「出来てしまえばきっと簡単なことなんだ」ということだと思う。そう念じて、決して作業を減らすことなく解決してみたい。

6/12 雨が降らない

雨が降らない。かなりマズイくらい降らない。春まきゴボウ以外にも問題が出ている。

まず大豆。昨日から耕うんを始めたが、土が出来ていないため、こんな状況でやると土が小麦粉のようにサラサラになってしまって、今度は強い雨に叩かれると締まる傾向が出てくる。だから本当は一雨を待ってやりたいのだが、面積も広いしそう悠長なことも言っておられない。

そして一番の悩みが、秋蒔きゴボウの収穫。来月くらいになるはずだが、これだけ雨が降らないときは決まって長くなって抜けなくなる。ただでさえ抜けない問題に悩まされているところに干ばつの追い打ちでは、今年も抜けないことは決定である。抜けないから大変ということはもちろんだが、もっとマズイことには洪水が来たらジ・エンド。また何事もなく収穫できても長いゴボウはそのあとの調整や保管の管理に手間がかかる。

そろそろいろんなことを根本的に考え直さんとならんと思っていたが、もう待ったなしだ。しかしながら、どうする。

6/11 ゴボウのショックが大きい

作業がはかどり順調だった私の気分にもホコロビが見え始めてきた。

メインが昨日書いた3枚目のゴボウ畑の不調。この干ばつにも関わらず、芽がほぼ完璧に出そろっている上に、双葉の質が最高に良い。ゴボウ自体はいいのだが、草。株間にあれだけ生えまくっているのでは対応不能。収量2トンを期待していた畑だけに、年末のゴボウが足りずに多くの人の期待を裏切っている現状を思うとあまりに悲しすぎる。

そして2枚目のゴボウ畑。半分は完璧な生育。しかしもう半分が悪い。発芽が悪く、飛び飛びにしか生えていない。乾燥と虫害のせい。しかしこれは明らかに人災。私の管理ミス。ゴボウの発芽には水が必要だが、どれだけ土が乾いていても発芽を揃えることはできる。それが上に書いた3枚目の畑。この2枚目の畑は横着を兼ねてちょっと変わったことをしたのでこうなった。これも生えているゴボウ自体の調子はいいので、いかにも無念・・・。

昨日は女房と終日、調子の悪い1枚目の畑も含めて草取り三昧。調子の悪い畑の草取りほど辛いものはない。まあ、これまでに散々やってきて鍛えられているつもりではあるが。

今日はこれから大豆の準備を開始する。種まきは1週間後くらいか。今年は6haを超える。気が遠い。

6/10 Show the flag.

田植えが終わり、大麦の収穫も終わった(調整はまだ。)順調に進んでいるようで、最後に追加播種したゴボウ畑が草で覆われ対処不能。ここを潰すことを今朝決めた。ライ麦の持ち出しなど、かなりの労力をかけただけに、悔しい。

それから終末には、とある会議で張り手で叩かれて(もちろん私の中で)ハッとした。ここ数年、人への感謝を忘れ気味でないか。慣れてきてしまったのだろう。いかんいかん。Show the flag. くそ~、何をやってんだ俺は。

6/7 充実の6月繁忙期

6月繁忙期に入って4日目。まだまだ先は見えない。この殺人的な繁忙期が終わるのは、田植えと麦刈り、大豆と緑肥の播種、大豆の1回目の土寄せまでが完了したとき。昨年は6月一杯かかっている。

しかし今年は干ばつ気味の天候のおかげであらゆることが順調に進んでいる。そして、どういうわけか体が元気である。不思議に疲れない。さらに私個人の予想では本格的に梅雨になるのは遅いと踏んでいるので、普通の繁忙期に戻るのは案外早いだろうと期待している。

現在進行中の田植えは、今しがた83%が終わった。残るは1枚。明日片が付く。そういえば自然栽培苗のことやら田植えのことを今年は何も報告していなかった。まあまあ上手く行っているので、意識がほかのところに飛んでしまっている。苗もまあまあ。「抜けない苗」問題もまったく問題なし。99%以上きちんと植わっている。

もう一つ進行中の大麦の収穫。こちらは44%が終了。

朝5時からの作業は乾燥を終えた麦の袋詰めから。それをトラックで倉庫に運び、代かき1枚、田植え1枚、田んぼの除草1枚、麦の収穫を20時まで、というのがここ最近のパターン。朝にトラクター、昼に田植え機、夕方コンバイン。稲作農家の三種の神器を一日のうちに同時に乗る珍しい時期でもある。

しかし最後の代かきが今日終わった。その代わりに除草作業が増えてくる。明後日からは毎日2枚は除草機をかけよう。などと如何にも計画的らしく考えられるのも、晴天が続くおかげである。

6/6 進んでるぞ

毎日5時~20時体制。麦の収穫、田植え、除草、いろいろ。細かいトラブルに見舞われながらも進んでるぞ~。今年はすごく元気。でもちょっと眠いかも。バイバイ。

6/5 中断ではかどる

結局昨日は麦の収穫はできなかった。そして今日は田植え!と勇んだ朝、またもや中止を決定。詳しい事情は省略。ひたひた水のままの代かきをもう一度やっておいた。明日こそは間違いあるまい。

田植えはあと3枚。1日1枚しかやらないので、あと3日かかる。最短で6月8日までかかる。5月一杯で終わらせたかった計画や、いずこへ。

しかしながら、田植えや麦の収穫ができなかったおかげでいいこともあった。期待のスプリング除草機を改良し、2号機を入れてみたが、田植えの直後にやるのであればかなり効果がありそう。もし作業が予定通り進んでいたら、間違いなく除草機の改良は後回しになって草が大変なことになったのではないかと思う。効果のほどが怪しいものに時間を割くのは難しいものだ。

また春まきゴボウの中耕もできた。こちらも後回しにして後悔するハメになっていた可能性は高い。

週間天気がずっと良い。絶対にそうなるということが分かっているなら、田植えや麦の収穫など2~3日遅らせてでもタイミング作業をやるべきなのだが、これがまた難しいことなのだ。このまま本当に好天が続けば、このたびは結果的にそうなってくれたことになる。

今日はこれから暗くなるまで麦を刈る。

6/4 6月繁忙期に突入

ついに6月繁忙期に突入した。寝ている時間も本当は惜しい。しかし今年の目標は「体を壊さない」ということ。どうなることやら。

6月繁忙期とは、振り回される繁忙期である。前日はもちろん当日朝の計画ですら、あっけなくどこかへいってしまう。今日は朝から5枚目の田植えの予定だったが、9時ごろに変更。では、と大麦の調整~収穫に回ったつもりが、これもできなくて、結局お昼前は自宅の土間にて管理機の爪交換などをやっている始末。昼飯食ったら、今度こそ大麦の調整~収穫をやって、夕方から代掻きの手直しと田んぼの除草機の改良をやるつもりだが、終わったときにはどうなっているだろうか。

これだけ振り回されるのも、生き物相手だからということ。この時期の作物や草は大きく動く。そして作物や草だけではなく、水も機械も段取りも、すべて生きている。これらに振り回されつつも、ドタバタの中をしっかり泳いで、結果としては何とかなったか、ということで行きたい。

6/2 除草機は微妙

スプリング除草機の試作機を1枚目の田んぼに入れてみた。

う~ん・・、微妙・・・。やらんよりやった方がマシのレベルではないか。これなら鎖を引きずるのと大して変わらん気がする。

一番いけないのは田面が固いこと。これじゃあ何でやったって駄目だろう。5~7枚目の田んぼは結構どろどろになると思っているから効果があるかも。

手を入れて作り直したいところだが、いまいち改善点がわからんし、時間も惜しいし。このまま試作機でやるかどうか。稲の収量を決めるもっとも大きな要素なので、判断のしどころ。

これから大麦の収穫準備に回る。追われ始めてきた。

6/1 自営業者はバカでいい

トラクター仕事の時はラジオをつけているが、この時期になると増えるのが新入社員ネタ。入社して1~2か月が経過した感想とか、今年の彼らがどうなのかという批評とか。今年は、「ゆとり世代」が初めて世に出てきたなどで盛り上がっていた番組が多かった。

いつも思うが、サラリーマンというのは大変である。自営業者だって大変で、つまり何だって大変なのだが、私のように非サラリーマン家庭で育ち、かつ生意気な性格では、サラリーマンは性に合わない。過去に一時サラリーマンをやったがつくづく思ったことだ。

ちょっと極端に言ってみれば、サラリーマンは他人(上司)に評価されてナンボ。だからバカではいけない。自分自信がそれなりに能力を発揮しなければならない。手柄も自分で上げる必要がある。

それに対し、自営業者は経営を続けられてナンボ。自分に能力などなくても、他人の能力を使って経営を成り立たせることができればそれでいい。だからバカでいい。周りの人が優秀ならそれで成り立つ。手柄は周りの人にあげて感謝をしていればいい。

「項羽と劉邦」が分かりやすいか。項羽は才能のある人間だったが、才能のない劉邦に結局は負けた。項羽が大将(自営業者)でなく一人の部下(サラリーマン)だったら大成したのだろう。

今の農業を始めて以来、実に多くの人にお世話になってきたが、そりゃあ私だっていくらかの才能は発揮してきたけれど、ほとんどは周囲の人のおかげ。ゴボウの栽培方法を始め、何でもかんでもわからないことばかりだったが、99%は他人から教えてもらったことだ。今でも私自身が「知っている」ということは呆れるくらいに少ない。必要な時に知っている人に聞けば済むことだから私自身が知っておく必要がない。

だから生き方もわかりやすい。私は誰からも直接尊敬される必要はない。凄いと評価される必要もない。パアでいい。ただ、(有)はんだの経営はしっかりやらなくてはならない。バカにされようと軽蔑されようと、そんなことは興味がないが、経営だけはしっかりやらなくてはならない。

そして経営をしっかりやっていくためにはある程度社会性が必要。そのために人間性を鍛えるというのが、世の社長さんが努めていることだろう。「バカでいいから人間性を鍛える。」ということ。私もそう思って頑張っているつもりではあるが・・。

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