はんだ牛蒡生産者 反田孝之さんブログ - 2014年4月の記事

4/28 「プラソイラ」は凄いぞ

雨前に必要な主な作業は昨日のうちに済ませたが、今朝、降りそうなんだけど、しばらく降りそうにない。それ儲けもの!と、「プラソイラ」をサトイモ予定地にかけようと早朝に家を出た。この手の機械は土が乾いているときが効果が高いのだ。

実はこのプラソイラ。先週納品されたばかり。といっても「サブソイラ」は以前から持っていたので、それにアタッチを付ければプラソイラなんだけどね。それぞれ一長一短でサブソイラとしてずっと使ってきたが、肥毒(作物にとっての土のマイナス要素の総称)の解消には、また田津の深い畑には、プラソイラの方が明らかに良さそうと思ったため。

そして使ってみてその威力に感激。深耕ロータリーでないと届かない下層の固い層から土塊をゴロゴロ出してきてくれる。しかもサブソイラよりも車速が早くて作業時間がかなり短縮できる。もっと早く買っときゃよかった~。こういうのを安い買い物というんだよな。

かけ終って、畑を眺める。肩こりが解消したかのようにほぐされて、ゴロゴロの土塊が大量に転がっている光景にこの上もなく癒される。この感覚、分んねえだろうなあ(笑)。

もっとも結果が出てナンボ。うまく活用して、大きな武器にしたい。

4/27 くたびれも加味して段取りを組む

作業の段取りは雨の日を目がけてやると3日前くらいに書いたが、今日くらいからの雨天の予報が明日からに伸びたので、一昨日くらいからそのつもりでやっている。

日々の作業や管理は主に雨天(他には風、気温、水など)に振り回されるのだとは何度も書いてきたことだが、書きすぎることはない。一般の人にはここのところが中々理解できない。ちょっと農業をかじって知ったつもりになっている人も全然わかっていない。ここが分からなければうちのような有機(機が有るの意味。機とは法則、仕組み、タイミングなどということ)の路地農業で食っていくことはできない。

例えば昨日から始めた春まき3枚目の畑のトレンチャーがけ。この作業はひとたび始めたら、全部終わって最後に一部のロータリーがけまでやっておかないと、もし途中で相当量の雨が降ったならば、その作業が台無しになる可能性がある(かつて経験済み)。だからこの度の場合、全部終わるのに6~7時間くらいかかるから、この間は雨をまたがないようにしなければならない。晴れた日に朝から夕方までやれば終わることではあるが、普通は他にタイミング作業や用事を抱えているので一気にはできない。1枚の圃場を2~3日に分けてやることになる。

またトレンチャーがけは集中して気分と背中が相当くたびれるが、キャビン付きのトラクターに乗ったままで体は使わないので、くたびれ果てた夕方とかにやるようにしている。昨日や今日などはまさにそう。

うちのように私一人でほとんどやるような経営体の場合は、肉体酷使型とそうでない作業を、その通りになるかどうかはひとまず置いておいて、あらかじめ上手く組み合わせる計画を立てることも必要な技術である。

4/26 久しぶりの苗代作業

へこたれた体に鞭打って、朝から女房と苗代作業。女房も腰が完治していない中での2人作業は、さながら70代老夫婦という感じ(笑)。

肥料使用区の苗の今の状況。

以前ならこれで放っておくだけだったが、イネアオムシの被害が増えてきたので昨年はこれに防虫ネットをべた掛けした。今年もそれでやれば簡単に終わりなのだが、今日はこれにラブシートと防風ネットをべた掛けするという作業を。何のためにというのはちょっと面倒なのでそのうちには紹介したい。

11年目の苗つくり。これまで同じ方法を取ったことは一度もない。目先の課題を一つずつ克服するために、一長一短に臨み続け、ときに二長一短に臨んできたので進歩した今がある。「今の規模で負担感のない」レベルにはもう一歩というところで、さあどうか、今の構想をしっかり詰めれば、来年当たりには到達できそうである。

そうしておいて、次には「質」。いい苗を育てるということはこれまでにも当然考えてきたのだけれど、とりあえずは「絶対ベター」といえる技術を獲得することに重きを置いてきた。そうしておいて次に理想を追い求める。

10年を経過した農業人生の、次の目標の中で最も大きな「20周年を無事に迎える」ということのために、最大の障害となるのは「くたびれ」。地味に行くぜよ。

4/25 庭のグミの剪定

一大イベントのゴボウトンネルのビニール撤去作業は今日の昼前には終了した。シャワーを浴びて全身のホコリを落し、少し早い昼休み。

自宅の居間からこれを書きながらの眺め。分かりにくいが、左が山茶花(サザンカ)、右がグミ。グミもあくまで庭木としての存在なのだが、せっかく実をつけることだし、先月の自然栽培セミナーでならった剪定をやってみた。見た目重視の「庭木」から、「果樹」としての扱いに変わったわけだ。

すさまじい勢いの「徒長枝」(普通は切る)を全て残したわけだが、見ていてとても癒される。庭木としてはチンドン屋のように不思議な樹形になったはずなのに、これが何とも言えず美しく不思議と癒されるのだ。これは人間(私)が単に「見た目」だけでなく「生命力」というものも含め総合的に判断して美というものを捉えているからではなかろうか。

であるなら、となりの山茶花もこういう剪定をしてみてはどうだろうか。山茶花の実がたくさん生ったって仕方がないけれど、その樹形で癒されるのであれば庭木としても秀逸だろう。剪定作業も楽そうだし。

こうやっていろいろ遊べるのっていいね。田舎暮らし、最高よ。

4/24 ひたすら進める・・

トンネルのビニール撤去作業2日目、風向きを読み違えて多少のロスや気苦労はあったものの順調に進んだ。来年以降の覚書としては、楽なら8棟、頑張って10棟というところか。

午後一番は苗代。久しぶりの管理。といっても取水口を開けて水を入れるだけ。他の作業を進められるのも苗代の手抜き管理のおかげ。

夕方からは春まきゴボウ2発目の播種のつもり。およそ1300m。久々の不眠で寝不足も手伝ってかなりくたびれているが、大丈夫だろうか。週末~週明けの雨マークに照準を合わせて作業を組んでいる。それで今日播種。

ビニール撤去は本当は2日ずつ遅らせて、木、金、土でやりたかったのだが、やりくりの都合でベストとはいかず。仕方がない。

雨に合わせて段取りを組む。これがイロハの「イ」。月末は新月回りの段取りを組む。まあこちらはイロハニホヘトの「ト」くらいだが。

4/23 トンネル撤去を開始

今日からトンネルのビニール撤去作業。年間で3本の指に入る憂鬱な作業。昨日見学に来たN君を誘って2人で。

風が出るとまずいし、暑いと折りたたんだビニールが溶けるので、午前中のみの作業だが、約30棟を2日あれば終わると思っていたら勘違いで、日報を調べたら例年3日がかりだった。N君が慣れていないとはいえ、なんかおかしいと思ったんだよな。こんなことの記憶が曖昧になるとは自分でも驚きなんだが、歳を取るとはこういうことか・・。

午後一で1人でビニール巻いていたら、バリバリいうので手を入れてみると、もう張り付いてやんの。慌てて回収して倉庫まで運んできたんだけど、再利用ができるかどうか。1棟分のビニールの値段が1万4千円くらいするから4年は使い回しをするようにしている。適正な棟数をやるということだが、慌てるのも体がくたびれるので、ちゃんとやりたいものだ。

4/21 感謝をするということ

天候や作物の都合に追われて慌しく動き回る中で、今の生活というか社会的ポジションというか何というか、今の人生に感謝をしないことはないここ数年である。

もちろん、いいことばかりではない。辛いことも何もかも全部ひっくるめて、の感謝の思い。

一昨日、近くの由緒あるお寺のご住職さんの葬儀があった。喪主は保育園からの同級生で、女性。喪主でもあるが、住職としてお寺を継ぐ立場でもある。

葬儀の最後の喪主の挨拶で、亡くなられた親からあらゆる事や物に感謝をするよう教えられてきた、ということがあった。これまでの葬儀で、ご住職さんの説教は何度も聞いているが、このような場で違う角度から聞くと、ああ、結局そういうことだなあ、と深く思い入った。染み入る挨拶だった。石段に、邪魔なくらい覆いかぶさるように満開に咲く園芸種の桜が、これは40年前に住職が植えられたもので帰りに愛でてやって欲しいと。40年といえば私らの人生とも重なって、何ともいいがたい思いで石段を降りた。

返ってすぐに畑へ出た。相変わらずのルーティンワーク。農作業とはあまりにも高度で専門的でありつつ、総じてマンネリで、苦痛を思うことが多い。冬のトンネルの草取りなどはそれらの極みではあるが、時々ふと思う。生業として草取りができる人生って贅沢じゃないか。冬の寒い朝、時には、その日が草取りからスタートできることがありがたいなあと夫婦で話すこともある。

感謝の感情というのは、自然に湧き上がってくるものが半分、残り半分は他人から教育されて獲得するものなのではないかと思う。こういう場合には感謝をしなさい、と小さい頃から言われ続けたから、きちんと感謝ができる。感謝というのは、ともすると小恥ずかしい。草取りに感謝などいい例。そこを私などは、思想家、人格者とも言えるような多くの農業者の気の持ちようを聞いているうちに刷り込まれたものであるような気がする。そしてそういう過程を経たからこそ、日々、折に触れて、感謝の必要性を感じることがあり、ときに坊さんのありきたりの説教などの無機質と思えることでも意味をなす。

感謝はしていても、それを態度で表せるかどうかはまた別の次元の話。いっときこんなことに悩んだこともあったが、凡人はそう上手くは振る舞えないと割り切った。伝わらなかったり失礼があったりして、その都度反省を繰り返しつつ、でも気持ちだけはあるんだと自分を慰めるのも人生の糧になるということでいいのではないか。どうせ悩んでいるうちに人生は終わるのだから。

4/20 思わぬ作業集中

今年の大まかな計画では、この時期は少し余裕が出るはずだった。しかしトラクターの故障のせいで春まきゴボウの準備がずれ込んだのと、今年の温かい傾向で圃場周りの草の伸びが旺盛なことで、一気にこの時期に作業が集中することになっている。

今週の作業のメインは、
●ゴボウトンネルの撤去
●春まきゴボウの2枚目の播種と、3枚目のトレンチャーがけ
●サトイモの畝立てと植え付け
●圃場周りと農道の草刈り

とこんなところ。本当は全部やりたいが、無理。何を捨てるかということになるが、サトイモ以外はタイミングがあるので優先し、サトイモが後回しということになりそう。サトイモも本当は4月10日前後にやりたかったのだが、どうしようもないね。うちの経営の中では一番後回しの存在。

明日当たりは降水確率が高いが、草刈りをやるつもり。終わっていないデスクワークも。追われ始めると終わりだから、何とか挽回して5月を迎えたい。命題の5月20日過ぎの田植え開始、そして6月の殺人的繁忙期。ここを乗り切るために、今のうちのことはキッチリと進めておきたい。

4/18 デスクワークの一日

夜の間に降った雨はいい雨だった。畑の喜ぶ声がはっきりと聞こえる。それだけで気分がウキウキしてくる。

と言いつつ、今日は朝から溜まりに溜まったデスクワークで事務所にこもる。怒涛のように片付けたが、それでも終わるもんじゃない。また次の機会だ。

16時か。そろそろ作業へ出よう。と言っても、返す農地の境界出し。こんな作業だってある。

4/17 女房が腰を痛めた

この時期の田畑での作業は女房に手伝ってもらえるときが多い。出荷作業がほとんどないからだ。4~6月がだいたいこんな感じ。田畑は特に忙しい時期なのでちょうどいいし、女房にとっては出荷作業から解放され田畑に出れて気が晴れていいらしい。私もごく稀に出荷作業をすることがあるけれど、確かにあのマンネリさには呆れる。毎日だったら明らかに私には辛い。

お金のことを横においても、経営的には手伝ってもらうならやっぱり夫婦とか家族のものだ。タイミング作業が多いので、他人より身内のほうが頼みやすい。他人が、突然の「今からすぐに手伝えるか?」という頼みに応えられるわけがないし、作業をやろうと現場に来たとたん「今はこの作業無理だわ。」と追い返されることに平気なわけがない。

その女房が一昨日くらいに腰を痛めたという。我が家では腰が痛いというのは私の特許のようなものだったので、私らにとってまったくノーマークであった。年の差があるということもあるが、女房は私に比べて元気である。「女房=体が丈夫」という錯覚に陥りそうになる。しかしお互いに歳を取る。これからはこういうこともあるということを頭においておかなければならない。

私のほうは、もう彼これ3か月は右肘が痛い。初めての症状だし、長引いているし、一時は明らかに作業に支障が出ていたので心配していたが、あまり右手を使うなというサインと理解し、この際右腕の負担のない使い方をマスターしてやろう!とやっていたら、最近ではかなり痛みが治まっている。右腕が使い物にならないのでは百姓は明らかに厳しい。これからも気を付けなければならない。

肘にしろ、腰にしろ、たまに痛みが出たり、または最近まで1か月近く続いた不眠。こういうのはありがたいことである。こういう症状に感謝をしながら、家族で生活を作っていきたい。

4/16 この忙しいときに試しごと

4日ぶりの更新。書く暇なく動き回ってるんよ。昨日は春まきゴボウの一発目の播種の完了。畝長で1600メートル分。足腰ガクガク。たかがこんなことで。なんか、弱ったなあって。

今日は午前中、試しごとに追われる。忙しいときに痺れるけど仕方がない。

まずは苗代。来年以降の省力化目指しての試みだが、あえなく失敗が判明。でも逆に現行の管理への確信が持てた。

次にトンネルのゴボウ。トウ立ちを防ぐ管理を毎年追及しているが、今のところ確信なし。だから今年もということで、比較区を設けるための作業をやっておいた。ぜいぜい言いながら・・。

疲れが溜まってるね~。ホント足腰に来てるんよ。あれだけ野山を歩き回った青春も形無しだ。

さてと、午後はゴボウ二発目のトレンチャーがけの続きを。普段とちょっとだけ違う状況でトレンチャーかけたら、何か上手く行かないのよ。作業機の調整をしこたまやって何とかかんとか。楽しいけどくたびれるね、百姓ってのは。

4/12 我慢と夢の春まきゴボウ

少しくたびれ。でも元気。以前は苗箱を並べ終わったら寝込んでいたことが多かっただけに、まあ立派というべきか。省力化にプチ満足。

春まきゴボウの準備を急いでいるので、ゆっくりもしていられない。この作型、これまでにも嫌というほど書いてきた(つもり)だが、苦戦している。目先の経営的にはもうやめてしまった方がいいくらいだ。しかしまだまだ可能性を感じているわけ。何か管理を間違えているから育たないのだと、そんな気がしている。だからまだ続けることになる。

今期作付する圃場の昨年からの管理には失敗はないと考えている。これまでは必ずここに失敗があった。だから育たなくても不思議はなかった。だから今回は期待をしている。

もちろん洪水が来たらダメよ。こればかりは今のところ打つ手なし。近年は4年連続で来ているけれど、大きいのは去年来たので今年は来ないだろうという希望的観測。

以上のような不安要因を抱えまくっている作型だから、くたびれている体に鞭打って作付をするのはモチベーション的に辛いものがあるが、近い未来に期待を抱いてやるのよ。いつかきっとうまくいく、という思い込みでやる。まあモチベーもだが経営的事情が一番。引き時も見極めながら、もう少し夢を見てみたい。

4/11 次はゴボウの準備

苗代が終わって、次は春まきゴボウの準備。当初は3月に入ってすぐに種まきの予定だったが、ニンジンの収穫を優先したり、さあ!と思ったらトラクターが長期入院。ちょうどこのタイミングで退院してきた。40数万円の請求書とともに・・・。

何でもそうだが、うちでは準備、というのはまずは機械の準備ということに等しい。今日は2台のトラクターの作業機付け替え、メンテナンス、回送、などから始まる。でそれを地味に進めていたら、今日は思いのほか風がふかんのよな、トンネルの換気に追われて中断のハメに。昼飯の後は、次のステップの換気準備をしなければならん。明日も無風と言っているから、今のじゃ持たん気がするのよな。

換気の方法をもっと考えたいね。でもどうも煮詰まっている。一方で苗代の保温管理の秀逸な方法を今日ひらめいた。来年以降の期待大。ちょっと変わった試しをしていたらひらめいたわけだが、先日の苗箱並べの時短もニンジンの収穫がヒントになったし、ひらめきってのはそういうところから出てくる。換気についてもどうにかならんかね~。

ああそうか、今ひらめいた。ホント。ははは、しょうもないことだわ。

4/10 充実の苗箱設置作業

今年の稲の育苗もほぼ終わりに近づいた。あと1時間もやればシルバーラブ(という名のシート)を全部かけ終る。まだ芽も出ていないのだが、うちがやっているような育苗方法ではあとはほとんど放っておくだけなので、ここまでで9割以上終わったようなもの。

今年は苗箱並べの時短に成功。女房と2人で、倉庫から300枚の苗箱をトラックに積んで、苗代に運んで、並べて、倉庫に帰る、というワンサイクルの行程で2時間10分。並べる列を変えるときはもう少し時間が増えて2時間半。しかも体力的にもかなり楽。1150枚を負担感なく終わらせることができた。

一方で今年はシートの端を土で押さえる作業が面倒になった。苗代に生える草が今年あたりはかなりの量になっており、耕うんは苗床しかしていないので草が邪魔で、鍬づかいに熟練していると自負している私でも鍬で土を削りだす作業が難航。圃場整備をしたての頃は、生える草もチョボチョボだったんだけどね。

また増えた草は苗箱を積んで走るトラクターで踏みつぶされて、若干水がある状態なので泥で練りこまれて異臭を漂わせている。苗の生育には影響ないと考えているが土や苗代にとって良くない。

これについては作業をしているときに来期の対策をひらめいた。耕うんするロータリーを違う幅のものに変えるというだけのことだが、トラクターの回送の関係の手間も大幅に減らせるし、適期作業が可能になるし、副産物的に苗床の質を上げることにも繋がりそうなので、来年のことを考えながらもうウキウキしている。

他にも今年はシルバーラブの風対策も変更。しかも作業時間を減らして強度を上げた。痛快。

とここまでは中々充実している。今後は保温で新たな管理をする予定でいる。気を引き締めていきたい。

4/5 自然栽培は科学的か

題名は変わったが、一連の続き。

圃場見学にしても何にしても情報発信は、必然と自然栽培や自然栽培的考えに興味のある人向けということになる。

ところで、ネットなどで昨今の主張などを眺めていると自然栽培への批判も多く、こういう人たちはまずは単に興味がないということだと思われるが、こういう栽培を認めると利権が脅かされるとか、メンツがくじかれるとかいうこともありそう。またどこかで自然栽培の側から批判された経験があって、それで感情的になっているということもあるかもしれない。いろいろ難しそうだが、一方では積極的にこういう人たちと関わっていくこともありかなと考える。

自然栽培を批判する人の多くは、科学的な思考や実践こそが尊く、自然栽培は科学的ではない、という主張をちらつかせている場合が多い。自然栽培者は特定の主義にとらわれているのだ、というのも見たことがある。

しかしこれらの見解はあまりに虚しい。科学的思考とは本来、まずは事実があって、そこから普遍性のある理屈や理論を導いていくことである。私らは自然栽培やそこから得られる事実を受け入れて、そこに普遍的な手法を見出そうとしているわけだから、まさに「科学的」思考であると思う。

一方、私らを「科学的でない」と批判する人たちは、今までに解明されている科学的知見のみが正しく、そこから外れるものは誤りであるという態度。こういうのを「科学主義的」思考と言うらしい。そういう人は自分らを「科学的」と思っているが、実は科学主義という主義にとらわれた「科学主義的」な人たちということか。

こういう議論には強くないので反論されたら形無しだが、科学主義的な人たちは、メンツを捨て、欲を捨て、事実をまずは見て、認める、ところからスタートしてはどうか。そうすれば自ずと、科学的主義的思考から科学的思考へ変わる。ゴチャゴチャ言うのはそれからでもいいのではないか。

続く。

4/4 自然栽培の決意を新たに(2)

続くといいつつ、ようやくになってしまった。自然栽培普及のために何をすべきかを考えだすと、もういろいろな事がらが頭の中を交錯してキリがない。だから簡単に書いてみる。

とにかく一番は、自然栽培でしっかりと経営をし続けるということ。本当はこれしかない、と言ってもいい。養分供給という概念を排除した圃場を増やし、経営面積に占める割合を増やし、それで立派に経営をすること。今の自然栽培の割合は、大豆と大麦で100%、お米で40%、野菜が輪作の関係で年によって変わって40~70%。米・大豆・麦だけで10ha近い自然栽培をしているので、面積を考えればすでに立派と言われることもあるけれど、アピールとしては感覚的に野菜の割合をもう少し上げたい。

もっともうちはゴボウ屋。野菜の売り上げのほとんどがコレ。自然栽培ゴボウの生産量は今のところまだムラが多くて、10トンを超えたり超えなかったりというところ。まずはこの10トンというラインを安定的に維持したい。そうすれば結構面白いことになってくるんじゃないかという勘がある。

そのためにはいろいろなこと、実にいろいろなことを考えているのだが、重要なことの一つに、非自然栽培ゴボウの管理方法をどうするかということがある。いずれ自然栽培に移行したければ、有機肥料よりも化学肥料を使った方がいいということを身を持って体験しているところだが、販売が有機JASの前提であるのでそれができない。うまーく有機肥料を使いこなして自然栽培への転換を狙うということだが、最近肥料を使う場合の有力な管理方法が定まってきたかなと思っている。それについてはいつか紹介したい。

まあ、1に経営、2に経営、3、4がなくて・・・・ということだと考えているが、5にあげるなら情報発信、なかでも以前書いた圃場見学会ということになるのではないか。現場を見せる、これ以上の発信はない。あとはなるべく人前にでる。しかしこれは少し慎重に。私自信がしっかり理解して、伝えるだけの技術をもっていなければ逆効果になる。

続く。

4/3 竹の伐採と草取りと

籾まきの中断で思わぬ時間が生まれている。

新月まわりのこの時を逃さず、畑に隣接する竹の伐採。雪の重みでしこたま畑に倒れこんでいるのよな。月齢みて切って置いておけば、そのうち野焼きするのも楽ちんちん。

それとトンネルの草取り。もうちょっとだから終わらせるのだ。今きちんとやっておくかおかないかで、後々の苦労が変わる。何年も同じ失敗を繰り返してようやく骨身にしみて理解したわけ。

日もずいぶんと長くなった。デスクワークしに事務所に来たんだけど、さあまた畑に戻るぜよ。

4/2 籾まきの中断

今年の籾まき作業は、苗箱のポットに落ちる籾粒の数が1~5粒と若干多め。個人的には2粒が理想で、次に1粒、3粒の順。4~5粒というのは多すぎる。肥料を使うのならそれでも何とかなるが、無施肥だと4粒とかでは育たない。

で不満だったんだけど、4~5のところが「明らかに去年より多いなあ」くらいで許容範囲にも思えたので、それでやっていた。

ところが昨日、籾まきを150枚やったところで播種機の別の箇所が不調。すぐに農機屋さんが来てくれて直ったので再開はできたんだけど、この際、部品を交換して種まき精度を上げようという気に、突然なった(笑)。急いでいるときに2日のロスを強いられるわけだが、発作的な判断には勝てん。

妥協してずるずるとやって、一作を後悔し続けるハメになるかもしれない。そういうものよ。こういう判断で損をしたことだってあるだろうが、大局で見るとこういう判断の積み重ねで今経営ができているのだと思っている。まあ、おバカということで。

で籾まきは今日はできないんだけど、他にいろいろあって今日も忙しい~。それにしてもこの時期のこの高温。何とかならんかね。ゴボウが相当しんどそうよ。俺もちょっとお疲れよ。

*

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