はんだ牛蒡生産者 反田孝之さんブログ - 2014年9月の記事

9/30 いいかい、腹が減ったら食うんだよ。

昨日のようなことを書いても、健康に興味のない人はもちろんだが興味のある人だって耳を傾ける人は少ない。現代人は、「何かをする(加える)」ことによって解決を図ろうとすることに慣れている。しかし実際には「何をしないか(何かを減らす)」を考える方が解決することが多い。農業をやっていてもつくづくそう思える。

昨日のネタを少し続けるが、腹が減ったと思った時に、実際に減っていないということがある。口元寂しいとかストレスを感じているとかで、減っているかのように勘違いするのだ。

もうずいぶん前に幕内秀夫氏の著書で、腹が減ったと思ったときに「おにぎり」が食べれると思えば本当に腹が減っていると考えてもよい、ということを読んだ。「え?おにぎり?お菓子なら食べたいけど・・。」というときには実は腹は減っていなくて、減った気がしているだけ、ということらしい。なるほどなと思った。一つの考え方だろう。

そういう理屈で、おにぎりでも食べたい!と思って初めて何か(おにぎりがいいけど)を食べなさい、それまでは何も食べるのをやめなさい、というのが昨日書いた健康法。・・・だからね、いつもいつもは苦しいだろうし、おやつにおいしいケーキも食べたいだろうし、毎日ではなくて出来る時にやればいいんだよって言ってんの!わかった?ホントめんどくせえ奴だな、あんた。

「ご飯ってカロリー高いし~」などと言ってる人、知ったかぶりでゴチャゴチャ言わんで、いいから腹を減らしてからご飯を食べなさい。やりゃあわかるよ。日本人ってずっとこうだったんだぜ。あんたの遺伝子が覚えてるよ。

9/29 最大の健康法

少し前の地域の行事のときに、自分の腹が如何に出ているか、というネタで嘲笑混じりに数人で盛り上がったことがあるが、ホント、みんな腹が出過ぎ、というか体がぶよつき過ぎ。牛肉や鶏肉などがどれだけ不気味な食い物かということを伝えるために、その異常な飼育過程が映像でユーチューブなどにアップされているものがあるが、あれを思い出した。家畜が云々という以前に人間があの世界だ。現代人は家畜のレベルじゃないか。

最大の健康法は「腹をすかせる」ということだろう。腹が減ってどうにもならなくなったら食べる。朝飯だって昼飯だって、これを食わんと力が出ん!とか決まった時間に食べる!とか無用。しかも病気や体の不具合は、腹が減っているときに治りつつある。腹が減る状態を目指すことはいいこと尽くめだ。

しかしたったこれだけのことが難しい。そんな生活ばかりじゃ楽しくない!という反論を受けることは目に見えているが、厳密にやれなんて言っていないし、私にもできない。極力そうしようと言っている。

そうすると私の場合は、朝飯を食いたくないときが多い。そして11時ごろに腹が減っている「気がする」。気がしているだけで、ただ口元さびしいのかもしれない。タバコと一緒(吸わんからわからんけど)。そうしてお昼になる。やっぱり腹が減っている!そうだろ~と喜んで弁当を食べる。これがまた、美味い。

弁当は女房が作ってくれるが、昨夜の残り物でとてもシンプル。晩飯もシンプル。ご飯(酒?)が中心でおかずは旬のものをホドホドに。栄養(栄養学)のバランスは完全に無視する。

こういう生き方になってしばらくたつが、最近は特に体調がいい。慢性的な下痢持ちだったのに、今ではパッコン便所で立派過ぎてウンコが落ちない・・!

逆に言うと、腹を恒常的にすかさない人、栄養学のバランスを意識する人、などは、何をやっても症状が改善したり体が健康になることはないんだろうね。理屈は牛乳と一緒か。どんな病気にどんな治療をしても、牛乳を飲んでいる限りは治らない、まずは牛乳をやめること、と聞いたことがある。体験はないけど、あるだろうね。多種多様の健康法が巷を賑わせているが、あれ絶対に無駄だよ。

最近、間食をしたい欲求が少なくなっている。好循環のスパイラル。夕方に襲ってくる低血糖のような症状もなくなった。体が自然な方向に向かっているようで嬉しい。もうこのことだけでも毎日が楽しくて楽である。

9/28 大豆の草引き

少し前だが、9月9日の今田地区の大豆畑。

ここはたまたま草の少ないところで、他のところはもう少し多い。今年は土寄せがもう一つの出来だったが、大豆自体が良く育ったので草を上手く抑えていた。しかし8月のあの長雨。圃場によっては草が猛威をふるった。

大豆は面積が広くなるべく粗放管理をしたいということで、これまではこの時期に突き抜けていた草は放ってきたのだが、連作をするにつれて、うちの管理に適応する草が優先するようになってきた。もっともひどい30aの圃場はオナモミという草に完全に覆われ、すでにトラクターで潰している。

大豆は諸事情により連作をしたい。そこで今年から、草の種をなるべく落とさないようにするために大豆を突き抜けたそういう草たちを抜くことにした。正確には鎌で地際から切る。これまでに、ちょうどアルバイトの子が来てくれていた先月下旬に30時間入ってもらい、時々私が合計5時間。まだ途中なのだが、ひどいところは全部終えてほぼいい感じできれいになっている。来年以降もやろうと考えている。

収穫は委託しているのだがこれまで難儀をしながら刈ってもらっていたので、今年は少しは楽をしてもらえるのではないか。こちらの方も嬉しいことだ。

9/27 農地維持には作付けが有利

今日も2時に目が覚めた。体は日々くたびれているから、こういう日は必ず日中に眠気とさらなる疲労が襲ってくる。困ったものだ。

しかしせっかくだから実を取りたい。ということで自然と経営についての考え事。

3日前からの大思案は、淡々と考えを深めている。中心は農地利用計画。17haの農地(すべて借地)をどう管理するか。イノシシ被害を始め、洪水の多発化、夏の高温化などの問題が増えてきた今、これだけの農地は手に負えない。放っておけば管理経費ばかりがかかるので、地主に返すというのは最有力の選択肢なのだが、返してしまえばその農地はどうなるのか。荒れに荒れてイノシシの巣窟になるだろうか。また10年後20年後にまた作りたいという可能性は否定できず、そのときに荒れているというのなら石油(機械)の力を使ってどうにでもなるけれど、別の農業者に蓄糞堆肥でも大量に撒かれていたら厄介ではすまない。

ということで何とか維持することを考えているが、維持するだけでは管理経費がバカにならない。だからベストの選択肢は「何かを作付けする」ということになる。作付けすれば売り上げになる、ということは当たり前だが、作物によっては作付けした方が管理経費が少なくてすむ。例えば夏場に何も作らず放っておくと管理のために何度も耕さなければならないが、大豆を作れば2度の土寄せだけで管理がすむ。私の代わりに大豆が農地を管理してくれるからだ。売り上げがある上に経費と手間が減るという、明らかな有利。

ま、もちろん土にとっていいということもあるが、ここはこういう視点の話ということで。

同じ理屈で、麦を連作する場合、6月に収穫して11月の種まきまでの5ヶ月間、放っておくより何かを作付けする方が有利。一方大豆の連作の場合は、11月の収穫から6月の種まきまで7ヶ月もあるけれど、こちらは放っておいてもいい。裏半期で自然界もお休み中。放っておいても大丈夫。あれ、麦やめるって言ってたっけ(笑)。

有利有利と書いたけれど、人によっては世知辛いと思うかもしれない。しかし小さな有利を積み重ねていかないと、これだけの面積は守れないし経営は成り立たない。「ちょっとしたことの時短」。私は今までこのことに身命を賭してきた(ちょっと大げさか・笑)。その割に大したことないかもしれないが、ともあれ今のうちの取り組みを見るときに、こういう視点を持ってくれれば嬉しい。特に農業を始めたい人には。

9/26 客土したところの稲

久しぶりのいい雨の後の今日、いい天気だね~。朝から事務所にいるのがもったいないよ。畑が火の車というのにね。

ちょっと時間調整中なので息抜きを兼ねて田んぼネタの続きを。

昨冬、自然栽培田の一部に「客土」をした。圃場整備工事がお粗末さから作土層が薄すぎるところがあったので、耕盤を削り、よそから土を運んできて入れてもらったのだ。入れる土は昨夏の集中豪雨で集落に部分的に堆積した山の土。のはずだったが、この写真。

客土した箇所の4分の1くらいの部分の稲が真っ黒になっている。明らかに肥料が効いている。どこぞの畑の土が混じっているものと思われる。

さすがにこれを収穫して混ぜる気にならない。ということで、こんな処置を。

まずはこの部分を残して稲刈りを終わらせ、

にこの部分を、稲わらを長いまま刈り取り、

刈り取った籾はそのまま畑の隅に廃棄(もったいないけど)、

稲わらも後日集めて廃棄した。

少しでも土に含まれる肥料分を抜き去ろうという行為。来年どこまで色が薄くなるか。1年では抜けんだろうね。まあ結構面倒なんだが、これを繰り返すしかない。

果たしてここまでやる甲斐があるのか、ということはこの世の中に多いけれど、考えられることを地味にやるしかないだろうよ。

9/25 今後の米作り開始

来年以降のお米の計画と準備が始まっている。

これまでは生命力があって美味しいと感じるお米を育てよう!という視点の割合が高く、だから施肥区の田んぼだって収量が少なくても仕方がないからと肥料をなるべく少な目に管理していたのだが、割り切って来年以降は肥料を増やそうと考えている。

農産物というのは見かけが良くないと流通サイドからは相手にされないからだ。作物の生育に問題があるときにすぐ肥料に頼ることが根本的な間違いではあるということは分かってはいるのだが、まだまだ土がなっていない状態ではあるし、経営をしっかり立てない限り米作り自体がいずれ出来なくなってしまうのだから、なんだかな~という気持ちを抱きつつ、これは仕方のない判断だと考えている。

それにしても、見かけを「品質」って呼ぶの、やめようよ。

一方の自然栽培区。こちらは粛々と試行錯誤を続けるつもり。収量は毎年増えて圃場整備後1年目だった一昨年と比べ2倍近くに増えた。といってもまだ10a当たりで300キロには届かない。まずはこのくらいが安定的に育つような状態にしてみたいところ。

一昨日は2017年産(!)のお米作りの開始。といっても育苗で使う堆肥用の稲わら集めなんだけど。

今までは1年半もの、つまり次々年の育苗に使っていたが、どうもイマイチなので次々々年まで熟成させることにしたのだ。1年半ものだと大体必要な稲わらの量を掴んだんだけど、2年半ものだとさらに量が減るので、またデータ取りのやり直しだ。昨年集めた稲わらがあるので、1年半後には概要が分かる。だから2年後の稲わら集めからようやく過不足のない作業が可能になる。今の社会ではきっと、気の長い世界だよ、ほんと。

9/24 諸方針を大転換するかどうか

今朝は2時に目が覚めた。それから朝飯を食べる間は休憩をしたけれど、ここまで10時間近くらいぶっ続けで今後のいろんな構想を立てている。

この度の「事件」があまりにショックで、今後の経営をどう考え、どう向き合っていけばいいのか、何でもいいから答えを出したくて仕方がない。そして「窮すれば通ず」か。経営について、今まで考えていたことは何だったのだろうかというような新しい視点が不思議なくらいに続々生まれたことだ。

しかし何分深夜に考えたことだ。深夜に真面目に考えたラブレターの文面を朝になって読み返したらこっぱずかしくて仕方がなかったという経験は私にもあるが、興奮のあまり冷静さを欠いたアイデアたちかもしれない。これを書く昼時、今のところ考えは何も変わっていないけれど、しばらく数日は温めてみるつもり。

管理方針のこと、栽培作物のこと、輪作体系のこと、農地利用計画のこと、労務のこと、求人のこと・・・。突然降ってわいたように見える、今までの自分自信への評価におののいている。私は、甘かった。まだまだ農業者や経営者になり切れていなかった。技術的な幼稚さも目立つ。あらゆることを大転換しようと考えている。

これまで寿命を削りながら必死にやってきたということは間違いないのだが、もともとのレベルが低いのだから大したものにはなっていないということだ。自分は勘違いをしない、などと偉そうなことをホザキつつ、実は何もわかっていなかった。何も。そんな悔恨が胃袋に染みわたる。

などと興奮しつつも嬉しいのは、籾摺り機の掃除の仕方などの、取るに足りないようなことのいくつかが今さらながらに時短したこと。自分にはまだまだ可能性がある、何の可能性かは分からないが、これから見えるようになる世界、出来るようになる世界がきっとある、と心から感じれること。それを信じて、今後を考えている。

数日温めてみて考えが変わらなければ、さあ決断だ。いろいろ覚悟を決めることになる。

9/23 天国から地獄へ

昨日は、お米について寝込んでしまいたい懸念が発生。洪水の比じゃない。いや~、いろいろあるねえ・・。そのうち紹介するハメになるかもしれない。

寝込みたくても、それができない。明日からの雨の予報を受けてやらなければならないことがある。2017年産米の育苗で使う堆肥を作るべく朝から稲わらを集めているが、雨があまり降ると田んぼに軽トラを入れれなくなるのでこの一手。

あと、雨が降ると漏電が多くなるので電気作周りの草刈りもしておきたいが、これは時間がないか。

ちょうどこれを書く途中のたった今、懸念に関連することで元気の出るお電話をいただいた。明日も来年も見なければならないが、5年後10年後も見て頑張ろう。そのための明日であり来年であるが、逆も言える。ジッと耐えることを耐えて、ジッとやることをやるのだ。

9/22 新規の方へお米の年間予約開始

お米の年間予約を開始した。昨年までのお客さんへの締め切りが過ぎたので、ようやく新規のお客さんへのご案内。ただし2種類のお米のうち片方は終了。あとは米ぬか施肥&種子更新コシヒカリのみ。予約は左の「お米の年間予約」欄からお願いしたい。

この更新コシヒカリ、食べたらコシヒカリだった(笑)。お米には甘味がいくらかあった方がいいという人にはこちらの方がいいだろう。

台風が近づいている、今週半ばは久しぶりの雨になりそう。その雨までにやるべきことがあって急いでいるのだが、今日はこれからお米のライン清掃。電力契約が今日までだから。これもタイミング仕事の一つ。

それにしても天気がいいねえ。畑を進められないのがもったいない。

9/20 イノシシ害から農地利用の変更

昨日の流れから。

今年のイノシシ被害について、こんな年もあるさ、では経営はできない。ここに来て田津の作型についての再考が急務だ。これまでは、ゴボウに適している圃場は、「ゴボウ~緑肥」の輪作型とし、ゴボウに適さない圃場のうち、土が重い圃場は大麦、軽い圃場は大豆、というような割り振りをしていた。しかし来年からは大麦もやめることにしたし、ゴボウも縮小方針だし、大豆に電気柵が必須だとすれば、大きく考え直さねばならない。

今浮かんでいる案では、秋まきゴボウに適した圃場は最優先で「ゴボウ~緑肥」型。次に、電気柵設置の負担感を抑えるために面積の大きい圃場に大豆。残りのうちゴボウに適した圃場を春まきゴボウの「ゴボウ~緑肥」型。で問題はさらに残った圃場。洪水時に冠水しやすいところばかりで、ここをどうするかである。それが5枚くらいに分かれて1haくらいある。サトイモの拡大を考えてみたいが課題が多く簡単ではない。

また電気柵のバッテリーを増やさないとならない。今持っているのは2台だが、計画している大豆とサトイモだけで5台はいる。残った5枚の畑次第ではさらに増やす必要がある。バッテリーはソーラーでないと使い物にならないので一台8万円とかして厄介なことだ。畑が点在しているのでこんなことになる。

これで恒久的な作付けになるのならこの程度の出費は仕方がないが、そうでない可能性も高い。これまでがそうだった。この10年、何度作付け体系や作型の構想を変更してきたことか。真っ先に思い当たる心配は、洪水時には電気柵にゴミが引っかかり、ひどいときには回収困難なほど破損するということ。また暑い時期の修復の負担はバカにならない。あまり張りまくるのは怖い。

う~ん、直感ではまだまだ安定作型の構築には程遠いようである。農地を返す選択肢はいつも最有力候補だが、当面の経営を綱渡りで立てつつ(立っているかどうか疑問もあるが)、農地は何とか抱えて、試行錯誤を続けて見たい。

9/19 今年はイノシシが多い

今年の田津地区はイノシシ被害が深刻だ。

うちは大豆を1.5ha栽培しているが、そのうち電気柵をしていない0.5haは順次やられていて、そのうちほぼ全滅すると思われる。前にも書いたが田津の大豆に電気柵をするのはこの度が初めてで、これまでは被害があるといっても許容範囲だった。

そもそも田津に大豆を導入したのは、大豆はイノシシ被害をまともに食らわないと思ったから。

畑作地帯の田津で大豆を栽培しても補助金がもらえない(田んぼで栽培するともらえる)ので二の足を踏んでいたのだが、大豆を増やしてほしいという取引先の要望と、田津地区の農地余りのことと、大豆が洪水に強いということを考えると利益がわずかであっても何とか作付けをしたかった。イノシシ被害の不安については、当時水田地帯で作っていた大豆がイノシシに不思議とやられていなくて、辺りかまわず地面を穿りまわすのだが、大豆自体に悪さはしない。3年連続でそうだったから、案外大豆ってそういうものかなと考えたわけ。もっとも他の地域の農業者に聞くと話は違ったけど、なんとかなるかと思ったということ。それで田津での栽培を決めたのだ。

それで2010年にいきなり3haくらいの大豆を作ってみた。イノシシ被害は、完璧とは行かなかったかが許容範囲。全体の1割が壊滅した程度。その後、毎年作付けをしているが、被害は多い年と少ない年がある。出没するイノシシ数が年によって違うからだ。翌2011年はほとんどいなかった。

それが今年はひどい。数日前には張った電気柵を乗り越えられてしまった。同じ箇所から2度も。

電気柵というのは張るときはいつも慌てている。夕方被害に気がついて、夜をまたぐと被害が増えるから張り終えるまではライトを照らしてでもやり切ることになる。「くたびれた~今日はそろそろ終わりにして晩酌しよ~」と思っていたときに被害を発見すると、アル中の私にとっては奈落の底に叩き落された気分である。

続く。

9/18 出会いは農業のおかげ

普段あまり書かないが、うちには結構いろんな人が来られる。その道の人などとの出会いがあり、それだけ見ても楽しく幸せな人生である。

「なんでみんなは反田を持ち上げるんだ」と親しい友人が言ったけれど、「それは農業をやっているからだ」と返しておいた。このことはまず当たっていて、痛快な農業で食っていくことに憧れている人は多い。私はその憧れを一見実現しているように見えるのだろう。実際にはまだまだ厳しくて、それは私が一番わかっているから黙々と下を向いて地を這う日常を過ごすしかないのだが、それがまた謙虚とか控えめなんだと思われることになる。

来客で多いのは、知人の紹介によるもの。「反田に会わせたかった」と連れてきてくれる。これって案外嬉しいもの。ほんっと嬉しいよ~。

何もかも、今の農業のおかげ。これを取ったら俺なんて何にもないもんね。みんなにチヤホヤされたかったら、農業をすべし!まあそんな動機でやったら地獄を見るだろうけどね。

9/17 淡々と稲刈りを進める

稲刈り85%終了。

収量は過去最高になること間違いなし。面積当たりじゃなくて、総数のことね。5haやった年もあるというのに(今年は3.5ha)、なんだかねえ。

やろうと思えば今日中に稲刈り終わりそうだけど、ライトをつけてまでやる体力と気力がなさそう。天気も続くというし、良しとするか・・、などと言いつつ昼飯休憩をだらだらと取っている。まだまだ根っからの百姓にはなれんね。

9/16 哀しみのゴボウ畑で

早朝一番で洪水被害にあったゴボウ畑の草切り。ゴボウ畑のあちこちに我が物顔で背丈以上に伸びたシロザ、イヌビユらを、基部から鎌で切っていく作業。すでにゴボウ自体の生育は芳しくないので、ゴボウのための作業というより、来年予定している大豆のために草の種を落とさないための作業と言った方がいい。もっと早くやるべきだったが、その時間がなくていたし、今日も中断して全部やらずじまいだ。

地上部の枯れた葉っぱたちを見ながらの作業。何とも言えない哀しさがこみ上げる。洪水が来たのは、得意になって大勢の人に見てもらった圃場見学会からわずかに10日後。梅雨明け後だったことから豊作を疑わなかったあの頃。アルバイトに来てくれていた子に暇を見ては茂ったゴボウ畑に潜り込んで草取りをしてもらっていたあの頃。そんなあの頃が、確かにあった。

畝長4000m。種を蒔き、次から次に蔓延る草をギリギリのところで駆逐してきた。今年は極力人力でと、おもに女房が張り付いて削り続けてきた。そして豊作の予感と確信。しかし8月6日を迎える。

まさに急転直下。洪水はいつもそう。2010年もそうだった。

周囲の人の、「せっかく頑張ってここまで育てたのに・・」という同情は、そこまで投下した労力などの苦労に対するものである。しかし経営者としては、ここに至るまでにかけた経費の方が痛い。「あの頃は確かにあった」という感傷にひたるのは人間だから仕方がないが、現実には銭のことを考えないとならない。

うちのゴボウは高い。それは今書いたようなリスクや損失を抱えてのものだから。それらを抱えないようにするのは簡単で、作付けを縮小すればいい。しかしそれでは他の問題が発生するから経営は難しい。そしてうちのゴボウの食べれる人が減るという問題。別にいいではないかと済まされない、すでに大きなことである。

この難問を、悲しみとともに呑み込んで畑の管理に精を出すのである。これは共存への過程の登竜門である。そう考えれば気も楽になる、考え方一つだ、と強がってみる。

9/15 ひたすら進めているが

久しぶりのUPだ。

畑を進めようとこもったこの5日間、新たに発生したイノシシ被害やJASの年次検査の対応に意外と時間を取られ、稲も仮遅れの兆候を見せていることから稲刈りに戻ったりで、結局いくらも進めることはできなかった。

今日も稲刈り。ついに自然栽培区に突入。明らかに収量が増えている。具体的には次のコンバインタンク1台で見当がつく。土の進化を実感すると疲れも吹き飛ぶ。

今刈っているのを含めてあと3枚なんだけど、とりあえず2日間で刈り切ることを目標にして、3日間に分けざる得ないくらいに実っていることを祈る。さて体に鞭打って、行くか。

9/10 畑がどうしようもない

う~ん、畑がどうしようもないね。どっから手を付けていいかわからん・・。 しばらく、こもる。さようなら。

9/9 稲刈りを中断するかどうか

稲刈り~乾燥~調整は順調に進んでいる。なんだかんだと細かいトラブルはあるが、何とか凌ぎながら。今日は朝一で乾燥機のラセンが回らなくなった。単にベルトがすり減っているだけだった。というかそんなところにベルトがあるとは今まで知らなかった。掃除の時に気づけよな。今年で11年目になるが、一度も代えられずに優秀なベルトではある。

今年は珍しく刈り遅れを回避して適期収穫と思っているが、ここらで一旦中断しなければならないと考えている。あまりにも畑の管理が間に合っていないからだ。どうせ自然栽培区のものはまだ刈るには早いので、そのタイミングではどっちみち中断するのだが、進めればいいはずの有機栽培区のものを中断しようというのだ。

得るものあれば、失うもの必ずあり。トータルでどうかということを常に考えている。経営を成り立たせようとすればすべてがベストというわけには絶対に行かない。今の一番ひどい例は、まだ秋まきゴボウの収穫を中断したままで、再開時には間違いなく大きく歩留まりを落とす。しかし仕方がない、これはこの度の判断である。

今のところ、明日くらいには収穫を再開しようと考えてはいる、がどうなるか。予定実現確率は50%くらいか。昨日も電気作を飛び越えて入ったイノシシ跡を発見し、その対応に追われたし。

さあ12時を回った。稲刈りに行こう。

9/8 進まねえな~

朝一番こそ畑へ出たものの、出荷場へ戻り必須作業。すぐに畑へ戻るつもりが、何だかんだと用事が発生。まずはライ麦の種に虫湧きを発見。すでにかなりやられたよ。シートを広げて天日に当てているところ。

それから有機JASの年次検査の日が決まって、その対応。足りない書類、足りない数字を調べて仕上げたところ。こんなときに毎度のことながら痺れるよ。

今日は昼から稲の種採りをするつもりだったんだけど、やめた。畑に戻るべし。そういや、またトラクターの故障だったんだ、電話すべし。

9/7 ようやく梅雨明け

ようやく天気が安定しそうな感じ。梅雨明けだな(笑)。

今日2日目の稲刈り。予想通り収量が多い。何度も書くが、じわじわと良くなっていく実感っていいねえ。この施肥区の田んぼも、倉庫の自家製肥料の在庫がなくなったら自然栽培に移行したい。2~3年後かな。

一日おきの稲刈りの間の日は、畑の管理。こちらはかなり大変なことになっている。涼しくなったし、奔走してなんとか恰好をつけたい。

9/6 米選機2台通し

なんだかんだとやることがあって、一発目の稲刈り分の籾摺りがまだ終わっていない。今朝から25袋ほど進めたが、雨が降ってきたのでやめた。籾摺り自体は倉庫でやるのでやれないことはないのだが、米袋をトラックに積むのに荷台をスライドさせたいので、そしたらトラックが倉庫からはみ出してしまうので、だから雨のときはできないのだ。

今年は念願の米選機2台通し。しかし期待に反し2台目からはくず米がほとんど出てこなかったので、なんだ~大したことないのか~と思っていたら機械から異音。下部のモーター室を開けてみると、なんとくず米がたまっている。調べてみると掃除口の蓋が外されているではないか。こんなのでよく納品しやがったなこのやろー、蓋はどこだよ、と探すと、あったあった、変なところに。

それにしても、1回通しではこんなにすり抜けてしまうんだな、と改めて実感したところ。このたび中古で3万5千円。もっと早くに導入すべきだった。

それと今年はまた籾殻処理の方法を変えるつもり。近年は籾摺り機からマニアに直積みし、田んぼに回送して撒いる。全体的に効率化したし、稲刈り後の籾殻処理の手間がなくなったのは嬉しいことだが、稲刈り最中の負担感が大きい。大筋はこのままの方法でやるが、一ひねり入れるつもり。

明日からの繁忙に備えて、今日の午後は休み。降り続く雨の音を聞きながら自宅でのんびりこんなものを書いている。

9/4 お米の予約受付け開始

今年のお米の年間予約の受付を始めた。

といっても、まずは昨年のお客さんのみが対象。枠があるので、余れば新規のお客さんにも案内をすることになる。その時はトップページやこの欄からお知らせするつもり。

今年は従来レベルのお米に加え、自然栽培のものもお届けしたい。これまでは自然栽培のものは収量が少なく卸先に出せばみんななくなってしまっていた。しかし今年は推定で、直接販売に回せるだけの余剰が出るはず。あくまで推定、まだ稲刈りやってないんだから仕方がない。

今回の自然栽培のものの予約は世間の相場から言うと格安。しかしこれは今までのお客さん限定。新規の人には相場で売るつもり。例外はなし。多くの人は、農家から直接買えば安くなるだろう、と考えているはずだが、またこちらもそれで構わないのだが、いろいろ事情があってそう単純じゃない。お世話になって来た人に対しては筋を通したい。

昨年のお客さんには今順次メールやFAXで連絡をしているところ。明日になっても、あれ、連絡ないぞ、という人は教えて欲しい。漏れや落ちがあるかもしれないし、メールが届かないとかいろいろあるし。

自分で言うのもなんだが、毎日のご飯が美味すぎる。最近では塩をかけて海苔で巻いて、おかずはなし、というだけの食事もある。それでいて何の不満もない。そしてウンコが素晴らしい。今年のお米はどんなお米か。

9/3 嬉しい結果と実感

まだ袋詰めをしていないが、昨日の田んぼの収量は、コンバインタンクによる推定で反当300kgちょっと。施肥区の中では見た目で出来が悪い1枚なので、残りはかつて下の原地区でやっていた頃の平均の330kgくらいになるかどうか。

ということは、自然栽培の方は300には届かなさそう。淡い期待があったが、まあいいか、そんなに急に良くなるものではない。こちらは圃場整備後まだ3年目だし、とにかく作土層が薄いのだから、徐々に良くなっていけばいい。まずは平均で240を超えたい。圃場別にはこの数字は昨年クリアしたが、3圃場平均では届かなんだ。

でも田んぼに何も入れてないのに年々良くなるのって、やっててウキウキするね。

肥料を使えば作土層が薄くたってどうにでもなるんだけどね。目指すもの、求めるものが違うから今さらできんよ。ってお前、施肥区で使ってんじゃん、と言われても、米ぬか70kgだけよ、使ったの。しかも倉庫の中で余ってたやつ。

来年の施肥区はどうするかね。違う倉庫に、かつていた従業員が作ってくれたボカシ肥料が大量に積んであるので、それを使うことになりそう。2009年物だから状況が想像できるっしょ(笑)。ブロキャスでマメに砕いて使うしかないな。でももう効果ないかも。効果がないから安心なんよな。そういや今年の米ぬかも、油分がすっかり飛んで、いつもの米ぬか効果が見られんかったよ。米ぬかも2009年物だったからね。

くだらんこと書いてないで、畑に出よう。ゴボウの母本選抜と移植。今日中だとタイトだな。ところで秋まきゴボウ、いつ残りを掘るんだ?時間がいくら合っても足りんよ、困ったもんだ・・・。

9/2 過去最速で稲刈り開始

明日からの予定だったが、急きょ今日から稲刈りを始めている。乾燥・調製ラインの電気を明日から使いたいと中電に連絡していたが、昨日スイッチを入れてみたら、あれま、来てるじゃないの、ということで。予定していたゴボウの母本選抜はまた今度。

今、昼飯休憩なのだが、刈ってみて、青米がかなり混じっている。かなりと言ったが、これが世間でいう適期なのだろうと思う。今までは籾首が生きているうちはまだ粒が太るだろうともう少し遅く刈っていたので、この度は何となくもったいない気がしないでもない。

今日はまず米ぬか施肥区からだが、圃場整備後4年目の今年、収量はまた増えそう。こうやって目に見えるように土が整っていくのは面白いね。刈り方の工夫でコンバインの次の一台で収量の見当がつく。楽しみ。

それと稲刈りでいつも考える、乾燥・調製設備の引っ越し。今日1日で車で80kmは走る。燃料の無駄遣いだ。燃料代を言っているのではない、燃料自体がもったいないと言っているのだ。燃料に付する金なんていくらでも払ってやる。引っ越しをすれば、これが10km以下ですむ。時間も1時間の短縮。1時間は畑の管理に回れる。考えねば、考えねば。

9/1 少し焦っている

今日稲穂を観察する限り、う~ん、どうも稲刈り適期っぽい気が。明後日から刈る予定で動いているが、今が適期なら先は思いやられる。そいでもって明後日からとかって天気悪いみたいだし。まだまだ、百姓って難しい商売だねえ。

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