はんだ牛蒡生産者 反田孝之さんブログ - 2015年10月の記事

10/31 クックパッドでのこと

先日のクックパッドでのことを、あちらのスタッフがブログに書いてくれている。

この度のイベントは双方の手さぐり。イベントとしての完成度よりも、お互いが何を得て(何を失って)これを活かして何をするかということが大事。世の中のイベントにはそういうものの方が圧倒的に多いはずだが、イベントとしての出来に注目が集まることが多いという気がしている。

話はちょっと違うが、イベント不要論というのは、特にこのド過疎の地方にあってはどちらかというと私は賛成なのだが、こういう視点で見ることが少ないから議論がかみ合わない。こういう「何なんだ?」的なイベントこそ有意義な気がする、とこれまた修業的に言ってみたくなる。

今日はちょうど今、関東からのお客さん(研究者?)3人を事務所で待っているところ。道に迷ったらしく遅れている。限られた時間で農作業や昼飯も含めて語らうことになっているが、「何なんだ?」的な期待があるから面白い。

10/30 マルチ剥がしが解決!

今秋の最大の懸念だった里芋のマルチ剥がしが解決した。サブソイラでマルチ際を牽引するのだ。

初めは振動式掘取機を使ったが、草が絡んで上手くいかなかった。そのときにサブソイラなら上手くいくんじゃないかと閃く。他のタイミングごとがようやく落ち着いた今日、緊張の実践。

草をもろともせず牽引がすんなりいって、マルチが間単にはがれた。この上もない安堵。嬉しさをどう表現していいか分からない。誰もいない畑で一人でニンマリ。今後もしものときはこれでいけるわけだ(笑)。

こういうことをするたびに、トラクターの作業機を付け替えるわけだが、付け替えは就農当時にこれのために農業をやめようかと思ったくらいに慣れないうちは大変な作業だった。今では難なくやるが、疲れているときには楽な作業ではない。今日のようなときにはそれをその都度やるのだが、今日のように成功すれば「賭けに勝った!」的で気分がいい。

まあ引き出しを増やしたということで。

10/29 今年の稲作の失敗

今しがた、色選~検査のため旅に出ていたお米を引き取り、今期の稲作が終了した。振り返りをしてみたい。今期はいろんな管理上の試しをしたので、詳しい説明は骨が折れる。そこでネタを2つに絞る。

まず何といっても秋起こしを今一度やめてみたということ。秋起こしをやらなかった年は例外なく収量を下げてきただけに、まだ懲りないのかと自分で思わなくもなかったが、サトイモの導入で忙しくなった秋を少しでも緩和したい思いから踏み切った。

しか結果は撃沈。もちろん秋起こしの有無だけを撃沈の理由にするのはどうかとは思う。初期生育は飛ばしに飛ばしていたし、今年は見かけによらず収量が少なかったという報告が近隣の仲間たちからも入っている。全体的な傾向でもあるようだ。

もう一つ関連するのが、代かき方法を変えたこと。7枚のうち2枚の田んぼはもうすっかり変えて、代掻きをごくごくあっさりと、しかも1回しかしなかった。いつかはやってみたかった管理だったが、これはコナギが散々。あっさり1回代掻きは酸欠にならないのでコナギが生えにくい、という情報も得ていたが、うちの田んぼではそうはならないようだ。挙句、トロトロ層がないので鎖除草がまったく効かない。この2枚については早々と管理を放棄してしまった。

残りの5枚は代かきを少し省力化してみた。日報が消えてしまったので詳しいデータを見ることはできないが、時間にして例年の3割減くらいにしてみたつもり。1回目代掻き~田植えの期間も数日減らしてみた。施肥区はほとんど草は抑えたが、自然栽培区はコナギがかなり多かったという偏りもあるが、草の失敗は代かきの「手抜き」のせいではないかと考えている。

秋起こしをやらなかったことと、代掻きの手抜き。今年の稲作の失敗はほとんどこの2点に集約されると考えている。初めにも書いたが、他にもいろんな管理をやっているので、それらも無視はできない。例えば田んぼの高低差がかなり広がってきた(大区画化圃場整備後数年の宿命)ことに由来する原因も大きい。経年変化で考えなければならないこともある。むしろ農業はこれが大きい。

それらいろんな管理についてはたくさん書いてみたいが、やっぱ面倒。最近細かく書くことが億劫になっているかも知れない。またそのうちにでも。

10/28 今さら農地の拡大思案

昨日は経営の中で比較的大きな決断を。農地を増やすことにしたのだ。ようやくいい感じで減らしてきているところでリバウンド。吉と出るか凶と出るか。

いかにも博打のように言うが、このたび農地を増やすことで経営の全てがいい方向に向かうわけではないからだ。トータルでメリットが大きいという判断だが、デメリットをどこまで抑えられるかが鍵。しかしそのデメリットを抑える具体的な方法はまったくの白紙。まあ「やると決め手から考える」の方針にも適っている(笑)。いいのではないか。

このたびの農地拡大の目的は、実は手間の軽減。先週末に農地を2ha借りて欲しいという打診を頂いたときには、即答で断った。これ以上手間は増やせんと。しかし3日考えて、むしろ手間を減らすことができるのではないかと。

しかしそれを可能にするために大きな課題がある。昨日も触れたが田津の土地利用方法だ。返してしまえば楽になるが、それはささやかな使命感におもいっきり反する。経営農地をできる限り維持したまま、経営に資する作付けを行うためにどうするか。退路を断ったらいい考えが浮かぶかどうか。

もっとも農地が増えることはまだ決まったことではない。できれば私でなく地域内でカバーできるのが理想。それならそれでホッとする。

10/27 大麦も開始

これを書く今、ちょうど雨が降ってきた。実に16日ぶりのまとまった雨になりそう。

昨日の田んぼの秋起こしで、雨前に最低限やらなければならないことは片付いたのでホッとしていた。しかしここでさらに詰める。朝一でお米の検査~一発目の納品の準備をしておいて、大麦の準備をすることに。まずはプラソイラ掛け。これも畑が乾いているときのほうが亀裂が入りやすく効果がある。

根が張りやすいように固くなった耕盤に亀裂を入れるという作業。大麦には経験上明らかに効果がある。

実は田津地区のこれから1年の作付けについてまだ悩んでいる。結論が出ないまま、大麦の準備を始めたということ。こんなことは初めて。それだけ田津地区の農地利用に今、頭を抱えているのだ。雨が上がる明日には結論を出さないと続きのプラソイラがけができない。来年の大豆などの予定も込みで麦を作る場所を決めねばならないので簡単ではないのだ。

最後には「どうにでもなれ!」と決めることになりそうだが、やり始めたら簡単には覆らないから怖いのだ。

10/26 田んぼも開始

今日から2016年産の米作りの開始。ゴボウも始めたところだが、お米もこの時期から。まずは田んぼの耕うんである。

トラクターの運転席からの視点。いわゆる「秋起こし」というやつだ。来春までに稲わらを腐熟させる目的で一般的に行われている。やる人、やらない人、それぞれだが、うちの場合はやった方が確実に成績が良い。かつて度々やらずにひどい目に遭ってきて、「信念でやる!」と決めた管理の一つだったが、忙しい秋を楽にしたいということで、昨秋改めて秋起こしをやらない管理を追究しようと望んだあげく、やっぱり大きく収量を下げてしまった。

そういえば今年のお米の総括をまだ紹介していなかった。そのうちに。

今年の秋起こしの特徴は、「少し深く」。例年5cm以内を目標にしていたが、今年はいきなり8cmで。自然栽培区の田んぼは作土層があまりに薄い。それをこれから数年かけて深くしようという魂胆。

ここは作土層が5cmしかない。この下は砂利というか石というか真砂土というか、そういうものが圃場整備時にブルドーザーで締め固められたいわゆる基盤というやつ。とにかく硬くてどうにもならない層。ここを8cmのつもりで耕すと、トラクターがガタガタいいながら少し削れて6cmくらいになる。毎年これを繰り返してせめて10cmくらいにしたい。そうでなければ今後収量に大きな改善はないと判断した。

もちろん痩せた層を削り出すことになるのでいろいろ問題はある。だからこれから何年もかけて徐々にやっていくつもり。こういうネタが多いね。

ついでに苗代の準備も始めた。こちらはそろそろ慣れてきてずいぶんと手抜きができるようになった。

10/25 来年のゴボウの準備を始めた

昨日の夕方から2016年産のゴボウの準備を始めた。来年の7月以降から今頃まで食べてもらうゴボウだ。秋まきゴボウはうちの経営の屋台骨。これからおおよそ11月一杯をかけて作付けをしていくことになる。

あいにくの秋晴れの日曜日。息子を山に連れて行ってやりたい!ところだが無念の我慢。この落とし前は近々きっとつけるよ、息子くん。

今日は昨日の夕方に引き続きトレンチャーがけを。15時過ぎには畝長4400mを終わらせた。

この作業は、比較的粘り気のある土の圃場では土が乾いているときにやらないと播種時や冬の間にひどい目に会うことになる。さらにこの作業は経験的に10月後半にやるのがベスト。というわけで今やっているのだが、どうなんだろう、いくらなんでもちょっと土が乾きすぎの感じがする・・。

砂気が強い圃場では逆に土が湿っているときにトレンチャーをかける。つまりゴボウがよく育ち、かつ作業性がよくなる土の湿り気を見極めてやる必要があるということ。いろいろあるのだ。

ま、今更どうにもならん。突っ込むのみ。

10/24 クックパッドへ

5年半ぶりの東京行きは、私だけ翌日の始発の新幹線でとんぼ返り。訪ねてお会いしたいお世話になっている方々が多数いるというのに。午後一には農作業開始。何とも慌ただしい人生である。

この度はかの有名な(私は知らなかったのだが・・・)「クックパッド」本社でスタッフ方々と江津市有志の交流会。私を含め7名が参加した。

この度は手さぐり的な取り組み。終わってみて、おそらく反省点が双方にたくさんあるのだろう。私も例にもれず。唯一生産者という立場で切り札的に参加をしたにも関わらず、大したお役に立てなかった。

養老猛子の「自分の壁」か。自分の立場なんて地図の中の「現在地マーク」に過ぎないのに、それを認めたくないというか、そこから外れてみたいという欲求を抑えられないときはロクなことにならない。そういう初歩的な失敗。日々、地を這いながら何を学んでいるのか。ほとほと情けない・・・。

「美人のおねえちゃ~ん!」というムード満々だった(笑)のに、戦わずして墓穴を掘ったようなもの。今考えれば、いくらでも有意義な話はあった。今回は「魔が差した」という反省で良いかどうか。そしてなぜ魔が差したのか。思い当たるだけでも原因はそれなりにある。このあたりをよくよく反芻しておきたい。

10/21 週間天気予報 と 東京行き

明日は5年半ぶりの東京行き。返事を待ってもらっていたが、奇跡的な週間天気予報を信じて引き受けたのが昨日。

そしたら今日、週間予報で6日後に雨マークを確認。これは焦る。雨の前に何が何でも死守したい作業がある。明後日の昼ごろには東京から帰るから、午後からぶっ飛ばして作業を進めてもおそらく1日足りない!

段取りに油断があった。のんきに(私は必死なのだが)里芋をやっている場合ではなかった。まあ予報が当たるかどうかも分からないし、そのときはそのときで優先順位も決めて被害は最小限に収めるつもり。

ちなみに死守したい作業は秋まきゴボウのトレンチャーがけ。次に田んぼの耕うん。トレンチャーだけは何があってもやらねばならない。でないと、冬、また死ぬ思いをすることになる。

10/20 春まきの苦戦 と 私の役割

春まきの2枚目がかなりマシ、と一昨日書いたが、初めの10メートルが良かったに過ぎず、結局あまり大したことがない。

歩留まりを下げているのは、折れ、断面の汚れ、ヤケ、でオンパレード。数年来の悩みの「折れ」には参る。足で一通り「まさぐる」が、20センチも深いものは足に当たらずに回収できない。感覚的には2本に1本は折れている。情けなさを通り越して笑うしかない。

この圃場、半分は2年ぶりの作付け、もう半分は4年ぶりの作付け。この違いがハッキリ表れていて、4年ぶりのほうが断然良い。というか2年ぶりの方は壊滅的だ。連作を嫌うという教科書どおり。もっとも教科書のくだらなさは分かっているので動じるものではないが、秋まきは2年ぶりの作付けでも関係なく良く育つのに、春まきはなぜこうなのだ。折れるのも春まきだけだ。まあいい。(本当はよくないが。)折れる理由にも残留肥料の影響があるような気がしている。ひたすら肥料分を抜き、腐植を増やすことを続けていくのみ。

そのほか、経営全般を見回してみて、私の代で解決することは一握りの気がしている。成り行きで存在する今の経営をもう少し洗練したあたりで私の人生は終わり、次の代で「質」の確信に迫れるのではないか。息子らがやるというなら、そこに力が注げるようにしておくのが私の最低限の役割である。こんな思いが何気に湧き出てくるし、そう思えば辛さがない。今時こんな気持ちになれるのは百姓だけなのかもしれない。実に素晴らしい職業ではないか。

10/19 里芋のマルチ剥がしが参った

連日の好天だが、さらに昨日は格別の青空だった。三瓶山で友達らが開催していた「太陽大感謝際」の無条件の成功を喜びながら、私はといえば何の変哲もないいつもの休日。

本当はイベントついでに息子を連れて三瓶山登山!といきたいところだったが、あいにくここ数日右足の甲が痛く、作業に障るほど悪化したら大変なので自粛。そして午前中は地味に作業。

実はここ数日、里芋の悩みで頭がいっぱいである。あまりにお粗末で紹介するのが恥ずかしいのだが、マルチがきれいに剥がれず、きれいに剥がそうとすると天文学的(笑)な時間がかかってしまうのだ。栽培を始めて6年目にして何と初歩的な悩みか。あまりに情けない。

単純にマルチ際に草を生やしすぎたせいなのだが、かつて経験済みでこうなることは分かっていた。しかし何事も回らずにいたこの夏に、優先順位の低い里芋の管理には手が回らなかった。まあ何とかなるか、などと見て見ぬふりをしていた。

しかしそろそろ放っておくことはできない。昨日からあの手この手でやり始めたところだが、今のところ埒が明かない。

このクソ慌しいときに、とんだ時間のロスをやらかしている。

10/17 春まき、2枚目は良さそうだ

今日で春まきゴボウの1枚目の畑の収穫が終わった。

収量はいつもの春まき並み。収穫初日に極めて厳しい状況が見られたが、そこがピンポイントで悪かったということ。あとはいいところは結構いいし、でも総じて悪いところが多いし、という具合。いつも並みというのは、秋まきゴボウと比較するとざっと6分の1程度で反当500kgというところ。もうこれは経営の体をなしていないレベル・・・。

そして終わりごろに2枚目の圃場をわずかだが掘った。こちらはかなりマシ。外観は申し分ない。ただ春まき特有の「断面のきたなさ」がやはりある。きれいになるまで頭から切り落とすので結局短くなって収量を落とすことになる。まだわずか10mを掘っただけだから、次回を待ってみないと分からない。

来期導入する新たな機械は、種まき前作業~生育中期までの大幅な省力化だけでなく、春まき特有の症状や被害を軽減することになると期待している。つまり管理の面から歩留まりの向上を考えるということである。

歩留まりを上げるためのアプローチとして大雑把に3方向からを考えている。1つはゴボウの環境を良くする。つまり土作り。今はとりわけ肥料を抜く段階。2つ目は今触れた管理方法の工夫。生育初期の水分などだ。そして3つ目はゴボウ自体を強くするということ。これは自家採種。現に今日で収穫を終えたほ場も自家採種区はいくらか良かった。

こういうことを地味にひたすら続けていく。必ず状態はよくなる。そう信じている

10/16 ヘビに咬まれた

昨日は予定通り秋まきゴボウを抜き終わった。こういう作業を厭わずに手伝ってくれる従兄弟に感謝。一枚の畑が完全にフリーになるのは気持ちがいい。これまでに部分的に草抑えのための耕うん管理をしていたが、これでようやく次の作に向けての準備ができるということになる。

終わってまだ時間があったので、周辺の環境整備を。イノシシに凸凹にされた草地を収穫に使ったユンボついでに均し、春に種芋を取り出した里芋保管用の大穴もようやく埋めた。種芋を運ぶのに使った収穫用コンテナも片付けた。この手のやり残しは田畑のいたるところにあって、都合のいいときに片付けるので1年ぶりにということだって時にはある。こうやって効率を追求しているわけ。

コンテナを片付けているときに、コンテナの網目にシマヘビが捕まっているのを発見。くぐろうとして詰まってしまったらしい。不憫に思って救出してやることにしたのだが、難儀をしながら工具でコンテナの網目を切り取っているときに、左手の指がチクッとしてとっさに手を引いた。なんとシマヘビが咬み付きゃがった。ヘビに咬まれたのは人生初でちょっとショックを受ける。「間違いねえよな、シマヘビだよな。」と確認してから、工具箱の蓋で頭が出てこないように押さえつけて続行、完了。何食わぬ顔でゆったりと畑面を這って竹やぶにお隠れになりましたとさ。

10/15 最近の1日のパターン

最近の作業パターンは、朝一で何かをチョロッとして、8時からゴボウの収穫、10時半ぐらいから休憩を兼ねたデスクワークを昼前まで、残りを他の作業に充てる、というもの。となると午後に何をするかがポイントになる。

でも今時は日が短いし、午後ってあっという間だね。自分の癖として実際にできる作業の3割増しくらいを見込みに立ててしまうので、「くそ~、ここまでしかできんかった~、悔しい~」ということが懲りることなく毎日繰り返される。ま、このくらいでないと進歩はないだろうよ。

今日は夕方まで秋まきゴボウの抜け残りを掘るつもり。でもって、それは今日で終わらせる。でないとプラソイラを掛けて麦の播種に間に合わない。

10/14 ある企画とオチビの発熱

昨夜は我が家にて、7人で、とある企みの打ち合わせを我が家で。その終わりごろにオチビの発熱が判明。

今朝、さらに上がって40度越え。女房は出荷作業が外せないため午前中は私が子守。この企みに関わり期待に応えるためにも作業をどんどん進めなければならないが、こういうロスがある。そういう視点でいうと「貴重な半日が潰れた」ということになる。

が、私の体は休まったし、オチビとの濃い時間を久しぶりに(ある意味初めて)過ごせたということになる。これはこれで有意義な時間だった。

幸い高熱も短時間で下がったので安堵。もっとも以前にも書いたが、自然栽培を始めてからこういうシーンでもまったく焦らなくなった。昨夜の打ち合わせ会議でも盛り上がったが、自然栽培農家の実践は一見関係のなさそうなこういうシーンで生きる視点がある。聞くまでは興味なし、聞いてみれば面白い、の典型というところか。

こういう発信が効果的に少しでも多くできるように、私はこの界隈では私にしかできないことをひたすらやるのみである。

10/10 家族で山歩き

今日は16時からの藤井聡の講演会に行きたかったし行く気でいたが、午後は急遽家族で山歩きに行くことに決めた。本当は連休を利用して明日か明後日にと考えていたが、天気がよくないので仕方なのない判断。

息子が山へ行きたがる限りは、息子との山歩きはよっぽど優先事項にしておきたい。それだけ山歩きというのは何をも凌いで教育的に有意義な行為だと思っている。

といっても今日のは午後から行く山だし、おチビも一緒の家族歩きだから大したところには行けない。車で登って最後の15分を歩くという程度のもの。

長男にとっては0歳時に行ったきりの6年ぶりの山。眺めはいいからそれなりに楽しい「山旅」にはなるんじゃないか。

10/9 長谷川豊氏のブログが面白い

昨日こんにゃくゼリーでリンクを張った、長谷川豊氏のブログは面白い。とこうやって薦めると、「反田は長谷川氏の主張に全面賛成なのだ!じゃあ俺たちとは敵の陣営だ!」という勇ましく面倒な輩が必ずでる。自分もそういうタイプかな、と思ったあなた、もう少し他人を許しなさいよ。私は賛成意見も反対意見も含めて面白い、と言っているのだ。

と言いつつ、氏の主張にはすんなりと納得できるものが圧倒的に多い。どうかなあというものも、理路整然と主張されるので何かと勉強になる。自分と違う主張をする人は嫌い!という人には分からないだろうが、職人はこういうことも全て修業的に解釈するのだ。つまり賛成意見も反対意見も自分にとってどういう価値があってどういう利益をもたらしてくれるのか、咀嚼してみないとわからない、という態度。

地域づくりについても最近思うことがある。「○○をやったらこの地域にどんなメリットがあるの?」的な反応がある。それを説明したってそれをやっていない今時点ではそれがどんな価値があるものなのか分かりえない。修業とまったく同じ。だから黙々とそれをやるのがいい。

知りたくない主張や意見にこそ自分を高めるヒントがあるものだ。いや本当は、あるかも知れないしないかも知れない。だからまずは賛成でも反対でも咀嚼してみる、ということで行きたい。

10/8 ゴールド興産の問題は大変な事態らしい

たった今、取引先の社長から電話があった。この世界では今大騒ぎになっているゴールド興産の肥料の問題。どうやら全国規模で大変な事態になるのではないかとのこと。

うちにはまったく関係ない話だと伝えたが、電話を終えて考えれば考えるほど腹が立ってきた。この度はこの肥料を使った生産者がかなりの数にのぼり、有機JASの格付ができずに損害を被るとのこと。中には経営が破たんしかねない人もいるようだ。しかし生産者は何か悪いことをしたのだろうか。有機JASで認められてますよ、というお墨付きがあったからこの肥料を使ったに過ぎない。そしたら実はそれに化学物質が添加されていたという、たったそれだけのことで、生産者もペナルティである。「今度からはこの肥料だめですよ。」で済ませばいい問題ではないか。

見逃しがちなのは、化学物質が含まれていたその肥料を使って作られた農産物に何か問題があるかどうかということ。それらが市場に流通するからといって誰かが困るのだろうか。過敏症の人にとってはすでに有機JASが何の担保にもなっていないのだから、現実にはその人たちが困るとも考えにくい。

誰も困らないのに、有機JASという制度に外れるからということで多くの人が路頭に迷う。

う~ん、おかしい、あまりにおかしい。洪水による冠水問題でたびたびトバッチリを食らってきた私には腹が立ってならない。こういうのって、こんにゃくゼリーの時みたいに陰に必ず黒幕がいる、と思ってしまう。だってここまでバカじゃないだろう、日本人は。どうにかならんものか。

10/7 春まきゴボウはダメだった

春まきゴボウを掘ってみて、案の定というか何というか、ただただガッカリ。特に目新しいネタもなし。「くそ~、またもダメか・・。」という悔しさ。一切の施肥をやめて7年目になる。播種前の畑の状態が初めて思うようにできた。今期できなくていつできる!というくらいに期待があった。まだまだ毒が「抜けない」ということか・・。

今日は母本選抜を兼ねて1人で3時間程度やったが、回収できたのはわずかに30キロ程度。腐れが多く入っていてそれを切り落とす作業に時間がかかるのだ。明日から集落の方々に出ていただくが、相当難儀を強いられそうだ。

難儀をするだけなら我慢すればすむ。しかしこの1圃場を6日程度で終わらせたかったが、明日やってみないと分からないが10日くらいかかるのではないか。2枚目の圃場や里芋の収穫を考えると、その他の作物も含め、このままでは秋の作業時間が確保できないおそれも出てくる。この秋はそれだけは避けると誓っている。もちろんこれは天候による作業可能日が何日あるかが一番大きい。

相変わらずの晴れマーク続きの週間天気予報だ。反動がいつか来そう。本当は今こんなに晴れなくていいから10月下旬と11月中旬に晴れてほしい。この期間はいろいろなことがタイミングの山。

きれいなゴボウができないというだけで、段取りのあちこちにシワ寄せが行く。「くそ~いつか見てろ!」と努力を始めて10年あまりが過ぎた。この努力が不毛かどうかの答えはいつ見えるのか。悟ったようなことばかり言っているが、今の私には、やはり長い。しかし来期は新たな技術の導入だ。期待をしたい。

10/6 春まき収穫を前に由無し事

お米の検査は延期。全量色選に回すことにした。

その足で今日はゴボウの自採り種子の調整。天日で追加乾燥して足踏み脱穀。文字通りの足踏みだ。今そこで中断しているところ。ずいぶん気を付けてやっているつもりだが、すでに体がぼちぼち痒い。ゴボウっての毛って厄介よ。

もう少し進めておいて、今日の残りは春まきゴボウの母本選抜のつもり。そして木曜から収穫の予定。今年の春まきは途中までは最高に良かったが、オチビ誕生の余波で雑草対策が手抜きになって草だらけになったせいでゴボウも思ったように育っていない。洪水が来ない年くらいはしっかり稼がなくてはならないのだが。収穫を前にして、作業自体も含めいろいろと苦戦しそうで既に憂鬱。せめて自然栽培7年目圃場だから、何でもいいから「オオッ!」というネタが出てこないかと期待している。

来年は新たな機械を導入して作付けの予定。しばらく前から導入のために受ける事業の手続きを進めている(進めてもらっている)。来年は春まき苦節12年目での転機となるかどうか。

10/5 急遽、焚き火

明日の米穀検査や色彩選別機の申し込みなどの段取りをしておいて、田津の畑へ。

春まきゴボウの収穫準備を始めた矢先に、圃場の不備を発見。隣接の竹やぶの竹が相当量圃場に倒れこんでいる。

これでは収穫機が旋回できない。まずは伐採してみるが、竹の量が多すぎて仮置きする場所がない。仕方がないので、午後これから焼却するつもり。生の竹を効率よく燃やすには木製のパレットを火種に燃やすのが一番いい。パレットに火をつけておいて後は竹を放り込む。時々クベ直してやるだけであっという間にきれいになる。

普段やることの少ない豪快な焚き火だ。正直、楽しい。しかし楽しんでいては時間がかかる。さっさと済ませて、他の作業をやるということだ。

10/3 この秋を上手く渡り切りたい

いつの間にか10月。これから11月一杯にかけての管理の不手際による損失は毎年それなりにある。今年は「ちゃんとやる」という決意でいる。

その手始めに、今日はそれらの作業とは関係のない秋まきゴボウの母本選抜および収穫。抜け残りも畑にかなりあり、これらを掘り上げないと麦の播種に移れない。

母本選抜は例年より1か月以上の遅れ。この時期では種の付きが減ることは必至。しかし仕方がなかった。また致命傷にはならない。種については量より質である。

週間天気予報が全部晴れマークになっていることだし、何とか頑張って作業を進めていきたい。天気との絡みでいうと気を抜けないのは田んぼの管理。田んぼが乾くときというのはこの先限られている。今年の総括をまだこの場で書いていないが、昨年省略してみた秋の管理を今年はしっかりとやりたい。

こんなときに2件、お役目的な出張のお誘いを受けている。それがあまりにも意気に感じる内容なのだが、これが選りによってタイミングごとがある10月下旬と11月下旬。そのため引き受けれる可能性は半分以下な感じである。本当に何というか、こういうときには今の人生の惜しさを思う。

10/2  変人についての茂木氏のツイート

昨日結んだような変人論のような話はあちこちでなされるが、私ら変人(笑)にとってはもうあまりに馴染みのある議論で、すでに大して興味もない。しかし変人について考えたこともないし、変人なんてとんでもない!と考えている人は多いだろうから、最近見かけてつい笑ってしまったこんな意見を載せておく。

あの脳科学者の茂木健一郎氏のツイートである。

http://togetter.com/li/878801

『日本は変人を容易に許容しない

「成長戦略」という言葉が、ふたたびメディアを賑わせるようになった。現代における成長戦略は、政府がトップダウンでつくる時代ではなく、むしろ一人ひとりが、勝手にやるものではないか。政府はその邪魔をしない。もっとも、このシナリオが成立するには、自由の精神が社会になければならない。

ぼくが分水嶺だと思うことがいくつかあって、一つはリスクをとることに対する態度だが、もうひとつは、非典型的な人がいた時に、それをいいと思うか、悪いと思うかということ。たとえば山本太郎さんはかなり非典型的な人だが、彼をいいと思うか、それとも悪いと思うか。

現代の経済成長が、変人によって促進されているのは疑いようもない事実である。ジョブズさんは人のアイデアを自分のアイデアとして吹聴したりとかなり困った人だし、ザッカーバーグさんは一部から批判されてもずっとフーディー姿をやめない。変人の自由がないと、経済成長は図れない。

それで、ふと蘇ってきたのが、成城学園前のレモンスタジオで収録されたある番組のことである。たしか、何か主張して、パネラーが賛否を表明するという形式で、ぼくは「変人の自由」が大切だとプレゼンした。パネラーの中には、Shellyさんがいた。

ぼくは、ふだんから変人推しだし、その番組のパネラーたちも変人だとぼくは思っていたから、当然、みんな賛同してくれるものと思っていたら、結果はびっくり。ぼくに賛同してくれたのはShellyさんだけで、あとの人は、「変人がいたら世の中が乱れる」みたいなことを言って、総反対だった。

ぼくはあまりにもびっくりして、砧のそのスタジオから、新宿まで、2時間30分くらいかけて歩いたのだった。もうあたりは真っ暗で、小田急線の駅がときどき明るくぱっと出て、また消えていった。へえ〜、みんな、変人が嫌いなんだ、と心の底から驚いていて、そのショックから立ち直るのが大変だった。

変人に対する異論は、一見、正統的な顔をしている。至極ごもっとも、社会の秩序や、良識や、「普通」のふるまいから見たら、おかしい、というような同化圧力がないと、社会の平穏が保てない、と信じる人たちがいる。日本は、そのような人たちが、比較的割合が多いようだ。

そのテレビのパネラーの方々も、一人ひとりを見たら変人に見えるのだけれども、地上波テレビという、日本の社会の中の「ど真ん中」の番組の文法としては、確かに、変人の自由を主張するぼくの話を全否定した方が、バランスもいいし、視聴者受けもいいのだろう。味方はShelly一人だった。

そんな、トラウマ経験を、山本太郎さんに議長さんが厳重注意して、次は議員除名だぞ、とおっしゃったというニュースで思い出した。ぼくは山本太郎さんはいいと思う。しかし、少数派だということはわかっている。日本の成長戦略には変人が必要である。しかし、日本は変人を容易に許容しないようだ。』

10/1 充実の講習会

昨日の松江での自然栽培講習は大盛況。参加者は60人くらいはいた模様。私の宣伝を見て参加された方もあり嬉しい限り。懇親会にも濃いメンバーが20人強。じわじわと世の中は動いていることを改めて実感。

参加者には農業者以外の方も数名。社会的に地位のある方々が少なくなかったようなので、そちらの方面からの波及も期待したい。正しいことはタブーの傾向があるこの社会において、そういう方々の役割は小さくないはず。弱くても新しく良い風が吹くことを期待したい。

私自身もまたまた大きなヒントを得た。あとはどう現実的に現場に活かすか。帰りの列車の中でそのことを考えるのがただただ楽しかった。もちろんシミュレーションすると頭の痛いことも多いが、そこをジッと工夫することを想像すると楽しいのである。

ところでいつも思うが、普通はこういう講習では資材の斡旋などをされて、つまり主催者側の金儲けの方にいつの間にか引っ張られてしまうことが多いものだが、自然栽培に関わる講習にはその傾向が少ない。資材を使わないのだから当たり前といえば当たり前。ナチュラル・ハーモニーさんの販売に誘導しているじゃないかと言われることもある程度。逆説的に以前書いたが、私が主催する場合は何の得もない。「思い」から動いている人種の多い世界なのかもしれない。

今回は元県議の三島さんが個人的な思いから尽力されて道法さんを引っ張ってこられて実現した講習だ。そこには打算的な誘導は明らかにない。公明党がどうだとか何だとかケチをつける人はゼロではないだろうが、そういう人はなくならない。私などは三島さんと出会って公明党(や学会)への見方が変わったことも事実だ。

明らかに変人の三島さんを労うかのように10人の変人が集まった二次会。そこで「変人を増やす教育はどうすればいいか」などというネタで盛り上がる。本当に、そう。縮小社会のこれからのこの国には、変人が必要である。

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ミニ瓦 5枚セット

販売価格(税込): 2,160 円

職人が1枚1枚手作りするミニ瓦。和菓子の受け皿や、お香をおいたり、アロマキャンドルをおいたり、ジュエリーをおいたりと用途は様々。お部屋のアクセントにもなります。

瓦箸置(唐草) 5個セット

販売価格(税込): 3,240 円

島根県石見地方にある江津市で製造が盛んな石州瓦。この瓦をそのままミニチュアサイズにした箸置きです。

瓦根付 1個入り

販売価格(税込): 918 円

石州瓦をそのまま小さくした粋な根付。携帯ストラップや鍵につけたり、着物の帯につけたり。赤茶色といぶし銀、大切な人とペアでつけても渋くて素敵です。

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