はんだ牛蒡生産者 反田孝之さんブログ - 2015年4月の記事

4/30 干ばつで被害が出始めている

今月20日を最後に、雨が降らない。10日くらいのことなので珍しいことではないが、比較的高温だったことと、ある程度の雨を期待して管理をする時期だけに、畑では被害も出てる。

一番参っているのが、春まきゴボウ。今年は2圃場での作付けだが、土がよりいい圃場はそうでもないが、もう1枚の圃場は部分的に枯れ始めている。施肥をしない場合、土が今ひとつなら温度とか水分とかの田の条件が整っている必要がある。こういうリスクを考えた上で管理をするべきで、今回はそういう管理(早播き)をしていたつもりだったが、リスクの程度が勝ってしまった。

あと珍しいのは、秋まきゴボウも部分的に枯れ始めていること。こちらは枯れるといっても外葉が枯れるだけでゴボウ自体は枯れないので、とくにビビる必要はないのだが、こんなことは初めてだ。ビニールを剥いだ後に、今回ほど雨が降らず高温が続いたことは経験がない。湿度が保たれていたトンネル内の環境とのギャップを、ゴボウ自身が必死で埋めようとしているのだ。

今日は雨が降る可能性があった。いや、これを書く13時過ぎ、まだある。雨雲レーダーを見ながら少し力が入る。それにしても「これまでの動き」をみると、午前中にすぐ近くの有福温泉あたりでは結構強い雨が降ってるじゃないの。さっきトラクターに乗ってたらポツンポツンと来たけれど、雲塊の端っこがかすめたのらしい。悔しいねえ~。

今日降らなんだら、今度は4日先まで期待できん。祈るような気持ち。

4/28 経営理念

数日前の夜中、布団の中で目がさえて眠れなくなった。そのまま布団の中でモゾモゾしていたら、どうにもこうにも無性に書きたくなったことがあって、うちの「経営理念」を更新する形で記しておいた。一気呵成に書きなぐって、後日推敲。少し長いが左の「経営理念」→「2015年4月記」から見てやってほしい。

ついでに以前掲載していた2010年11月記のものも、再掲載。

もちろん勉強不足は承知の上。ちょっと惜しいなとか、全然わかってないと思われるところもあるだろう。しかし今の私が強く考えている素直なことである。こうやって書き留めておいて、素直にこれからの学びを楽しんでいきたい。

4/27 田んぼをジッと進める

本田管理を始めたものの、他にも出荷や苗代管理でちょいちょいと時間を取られて、思ったように進まない。そして、なんてったって広いからねえ。ただジッと進めるしかないわけよ。

この暑さと、比較的強い風を利用して、いい状態にするべく作業の順序を組み立てている。それにしても、この連日の天気と暑さはいつまで続くのだ。どこかで雨が降らないと、里芋の準備ができんし、何よりすでに種を蒔いた春まきゴボウがまずい。

しかし田んぼには好機。何だかんだをジッと呑み込んで、さあ、やろやろ。

4/26 今年は緊張の本田管理

ようやく田んぼの本田管理が始まる。これは結果的に毎年やり方が変わっていて、今年の大きな特徴は「秋起こし(昨年の秋のうちに耕うん)」をしていないということに、やはりなるだろう。

秋起こしは、今までの経験ではもっとも重要な作業の行程で、これがやれただけで翌年の稲の収量がひどいことにならない。だったらやれということだが、これは稲わらがすっかり枯れた上に田面が乾いているときにやる必要があって、稲わらが枯れるのを待っていると今度は雨で田んぼがやわらかくなってしまって、結局春まで入れなくなったということがしばしば起こる。だからその頃は予定を入れずに天気予報とにらめっこしながらタイミングを逃さず入る!ということが必要になるが、秋まきゴボウの準備を筆頭とする第2の繁忙期だから、なかなか上手くいかない。

また今後はその時期に、サトイモ収穫を持ってきたいと考えているので、こうなったら田んぼの秋起こしをしないでも失敗しないような管理を本腰を入れて考えてみたいというわけ。

これまでにも何度か試したが、ことごとく失敗したので怖い。しかも「試すなら一部の圃場で」、というセオリーはやはり通用しない。一部で試すって結構労力がかかるんよね。つい一斉に全面積で、というおバカをやってしまうが、このたびもそういうこと。

いろいろ構想は練っているが、要は田植えまでの管理で何とかなるんだろうと思っているのでそこをメインに。

そして支えは、実際に秋起こしをやらずに上手くやっている人も全国にはたくさんいるのだから、うちにもできないことはないだろう、ということ。話を聞いて真似をすればいいじゃん!って、話は聞いているから、あとはどう真似をするかだ。行程や動作を真似するだけではほとんど失敗するのがこの世界。真似をするべきはその理屈や理論。うちの環境条件下で、うちの設備を使って、うちの経営事情の中で、私の腕で、いかに真似ができるか。失敗したら地獄を見るよ~。あんたもやってみる~。でも楽しいよ~。

4/25 作業が次々と時短

ここ数日の高温予報を受け、23日からごぼうトンネルのビニール撤去を進めていた。毎日午前中いっぱいを費やし、今日終了。これで日々の換気作業から解放され、安心して外出できるようになった。

今年もこの撤去作業が時短。来年はさらに、ビニールの風への強度を上げつつも、この作業が楽になるはず。こうやって一歩一歩経営を作っていくという楽しみ。振り返ればそれなりに大きなものがそこにありそう。トンネルは10年苦しんだからね。感慨ひとしお。

また高温のため、芽が出たばかりの苗代の管理を毎日強いられている。といっても水をうっすらと入れて、溜まったら落とすだけ。例年の半分の20分もあればOK。今年は入落水を素早くやる工夫が成功。

数日前には施肥区の苗のシルバーのみを外した。これも3列が2人で正味20分で完了。新たな方法が奏功。例年の苦労が嘘のようだ。こちらも感慨ひとしお。

おかげで、かなりの作業が消化できている。今度はようやく田んぼの本田管理。

4/23 田津の風景と雑草の多い圃場

昨日書いた写真をアップ。緑肥粉砕でトラクターを運転する私の視線で。

南方向。

ターンをして、北方向。竹藪の裏に江の川。

隣の圃場へ移り、東方向。

ターンをして、西方向。太陽が沈む方向がこれだからおかげで遅くまで明るい。洪水の時は右側の小屋は屋根まで水没。

本当はもっと空が青いんだけどな。これが仕事じゃなかったら最高よ。

ところで、緑肥粉砕をしているこの2枚の圃場。異常に草が多い。かつて大麦若葉なるものを作付けしていた時に鶏糞などの肥料をぶち込んできた圃場なのだ。他の圃場がきちんと管理をしていれば草が確実に減っていくのに対し、こういう圃場は何年経っても草が減らない。こういう圃場はあと2圃場くらいある。

また面白いのは、こういう圃場にゴボウを作付すると、秋まきは、よく育つが草の「シゴ」に悪戦苦闘する。また春まきは、萎凋病で枯れてしまいやすい。こういう圃場は土を改善しないことには、うちのような栽培では経営にならない。とにかくこれまでに振ってしまった肥料分を抜くことが第一と、緑肥を作付している。

でもこういう圃場では、本当は緑肥をモアで粉砕なんかせずに圃場外へ運び出してしまった方がいい。実はそれに使える機械を持っている。故障していたのをわざわざ金をかけて修理までしたのに、やっぱり作業に時間がかかるので使わずじまい・・。何とかしたいものだ。

4/22 至福の職場

今日は365日のうちでナンバーワンじゃないかというくらいに爽快な日。田津地区の自然環境との相乗効果で、生まれてきて良かった~と心の底から湧き上がるような興奮を感じつつ作業をしている。

そんな視線をぜひ見てもらいたいと思って写真を撮ってきたけれど、これを書く自宅のPCでは写真が取り込めんのね、残念・・。

さあ、昼飯休憩はお終い。行こう、至福の職場へ。

4/21 息子と自宅前の山登り

先週の日曜の4月12日のこと。作業の合間に自宅から見える皆伐地(流行のバイオマス発電の墓標)を息子と2人で登ってみた。

青春を「藪漕ぎ(やぶこぎ)」にかけた私にとって、息子が山歩きが好きだということはこの上もない喜び。誘うと「行く行く!」と二つ返事。

自宅の庭から見る皆伐地。

左側の樹林帯との境目を登ることに。

かなり急。私は楽勝だが、息子は全身を使って登っていく。

「のどが乾いた~」ということで、尾根までもう一息というところで断念。中央上の鍵型に見える屋根が自宅。携帯で女房と連絡を取って手を振り合う。

向こうには江の川も。

下りは「もう歩けない~」だそうで、おんぶで降りるには樹林帯は無理。ということで左側の伐採跡地を下ることに。しかしこれがかなり大変でガレ場で滑る上に倒木が邪魔でまともに歩けるもんじゃない。その上暑くて息子がぐずりやがるし、「手がだるい~」とか言って、おんぶの手で首を締めやがる・・。あわや遭難か、というには大げさだが、かなりヤバかった。

反省反省。でもまた行こう。「道のある山がいい~」だそうだが。

4/20 試しに牛乳をやめてみないか

事務所に来た友人との話で、牛乳の害のネタになった。彼が困りごとを抱えていることからこのネタになったのだが、牛乳の害というのは現役の医学関係の方も指摘するところ。それが精神面にも作用していて、いわゆる精神科の治療の対象となるような症状にも、影響を及ぼす有力な一要因が牛乳だということが体験的に言われ始めているらしい。簡単に言うと、牛乳やめたら落ち着きが戻った、ということ。

これはある、と私は思う。もう牛乳を恒常的に飲まなくなって久しいので、牛乳がどうかということではないが、食べた物によってイライラを引き起こすことはある。

先日のは特にひどくて、ある晩、やたらめったっらイライラする。なんなんだと思っていたら女房が、さっき食べたケーキのせいではないかと言う。事情があって、よりによって山崎パンが作ったケーキを食べるハメになった。いつものような軽い胸焼けはしていたが、イライラまでがこのせいだとは思わなかった。そのくらい珍しく極度にイライラしたのだ。意味もなく当り散らしたくなるような感じ。

偶然かも知れないが、こんな変なものを食べたのも、またここまでイライラしたのも、このごろではこの時だけなので、まあそうだろうなと考えている。

闇雲にあれが良いこれが悪いを言いふらすつもりはない。ただ自然界とは何かということを前提にして、「考える」ことと「試す」ことを多くの人に知って欲しいと願う。こういう仕事をして生きていると、誰になんと言われようと穏やかな気持ちで自信を持ってそう思えることができる。まずは牛乳を恒常的に飲むことをやめてみる、というあまりにも簡単なこと。そこから先はまた考えればいい。

4/18 今期最後の春まきゴボウの種まき

大麦3圃場の電気柵は、昨日は結局1圃場も完成できず。続けてやりたいところだが、今日は朝から、春まきゴボウ3発目にして今期最後の種まきをするべく動き回っている。今日蒔いてしまわないと、明日の雨のため最低でも5日は遅れる。タイミングがあるんだから仕方がない。

この時期に春まき型の種まきが終わるの初めて。さあどうなることやら。

これは立てた畝を鎮圧しているところ。

本当はこんなもの書いていないで、次々と片付けて電気柵をどんどん進めたいところだが、昨日苗代の苗箱の一部が乾いていたので昼ごろ入落水、一夜明けての状態を見に事務所近くまで来たので、郵便物やFAXの確認等と合わせてちょっと休憩をしているところ。足腰、ガクガクだし。

苗代の芽はほぼ出揃った。乾いていたところもバラバラと出ている。ここまで来たら最悪のことにはならない。後はいい苗を育てる管理に気を付けていくだけ。12回目の育苗だが、ハラハラはなくならないね。

4/17 早くも大麦畑にイノシシ

今日明日は掛け値なしの好天に恵まれそう、ということで日曜以降の雨を見越して段取りを組み、畑へ。そこで嫌なものが目に入った。大麦が部分的にイノシシに食べられているのだ。遊ぶというより、こっそり食べてるという感じ。そのつもりであたりを見回すと、あちこちさり気なく食べられているでないの・・。

今年は覚悟はしていたが、まだ穂が出るか出ないかの時に被害があるとは思っていなかった。急きょ段取りを変更。気合を入れて段取り組んだのに変更するって、気持ちの準備に時間がかかるが仕方がない。

電気柵を張るためには、昨日に引き続き倒れた竹の伐採をしなければならん、ということで今みっちり2時間半かけて60mの一辺の竹を処理してきたところ。大麦は3圃場あるが、この後はすべての圃場周りの草を刈って、さあ管理機による耕うんはどうするか、要らねえか、う~ん悩むな、やりながら考えるとして、電気柵を総延長で800m余り張る流れ。1.2haで800mよ。もし正方形で1枚ものなら450mくらいで済むものを、こういう時には規模メリットというものを痛感する。

覚悟していただけあって資材は冬の間に追加調達してある。とここまで書いて気が付いた。バッテリーが1台足りない。まさかまさかのゴボウ畑に2台使っているから。さあどうするか・・・1分考えて何とか閃いたが、やってみないと分からない。

今日どこまでできるか。よっぽど慌てる必要はなさそうだが、気分的に一晩でも早くやっておきたい。

4/16 竹の伐採を再開

積雪で田津地区の畑に倒れこんだ竹の伐採をずっと中断していたが、久方ぶりに再開。このままではモアもかけれんし、放っておくと竹の枝が雑草と絡み付いて厄介なことになる。いろいろ慌てているときになんでこんなことをやってんだ、くそ。

して冬を11回越したけれど、ここまでの被害は初めて。ちょっと途方にくれている。こういうときのために使える補助金制度を集落で受けているのだが、残念ながら機能していない。田津というのは難しい不思議な地区でもある。

このたびのためにチェンソーを買った。で今日それを初めて使ったが、複雑に折れて絡み合って倒れている竹を切るのには意外と危険。それで結局ノコギリの出番が多くなる。あまり甲斐がなかった。まあいいか。自宅の裏山や庭の管理にいつか買いたいと思っていたから。もちろんチェンソーの心得はある。

昼前から始めたが、切った竹を燃やすための準備を怠けたため、ぜんぜん燃えてくれなかった。切ったばかりの竹を燃やすのにはちょっとした準備が要って、不要のパレットを元火にするのが容易くていい。午後からはちゃんとやろう。ちなみに、農業者はこの場合の「野焼き」は法律で認めらている。

竹の伐採は意外と危険な作業である。多いのはピシッと目をやられるのだが、他にも大体ただではすまない。大怪我をしないように、頑張って急いで片付けたい。

4/15 耕うんが手遅れ

先月下旬の晴れ続きの反動が出てきたか、最近は天気の悪い日が多い。週間予報もオセロの様に変わってしまった。作業の段取りが難しい。

遅れている作業が多いのはいつものことだが、この度は数haに及ぶ耕うん作業がすっかりタイミングを逃してしまって手遅れになってしまった。こんなことは久しぶりだ。今年は春草の猛威が凄い。大豆後の畝が立ったままのため、あらかじめモアで粉砕できないところが多く直接すき込むことになるが、これだけ大量の草を「生きたまま」すき込むことのリスクというのは、うちのような栽培では、きっとある。

それだけでなく、冬作型の圃場は雑草の種を落とすという「実害」がある。ああもう何をやってんだか、と地団太を踏む日々。結果的には3月中にやっておくしかなかったということになるが、そこを悔やんでも仕方がない。

おチビが産まれて、「今年はイレギュラー」というのがうちの合言葉のようになっているが、他人事のように構えてるわけにもいかないので、今をゼロとして前向きに食いとめていくしかない。まずは夏の間に張った電気柵の撤去を暇をみては進めている。ここからやらないとならない。

※2回目草取りマラソン進捗率:100%(終了!)

4/14 作物の管理と、子供の管理と

苗箱伏せの真っただ中だった9日は、長男の入学式だった。式には女房が出ることにして、私はチビ丸の守をしながら作業をし、式が終わり次第女房が駆けつけるという手筈に。

後の天気予報からは、この日のうちに苗箱を伏せ終わらなければならないし、ごぼうトンネルの換気は欠くべからざる日課。チビ丸の守にお袋をあてにした都合がつかず、極めてタイトな状況になってしまった。

さらにこの日は運悪くフォークリフトの年次点検も重なってしまった。ということで苗箱の山5パレットとを早朝のうちに苗代へ運搬。

苗箱はトラックで運ぶのだが、かなり気を使う。下手をすると振動や風で覆土がこぼれてしまうのだ。非常灯を点滅させながら道路の左端を最徐行。わずか1.6キロの距離とはいえ、カーブが多くトンネルもある。入学式の出発に間に合うように!と焦りながらも無事に終えて家に戻った。

制服で決めた息子と記念撮影。v

見送って、朝飯を食ったら、ごぼうトンネルの換気に頃合いの時間。適度に温度を上げておいて換気するというのがミソ。結構繊細な管理をしている。チビ丸を軽トラに乗せて畑に向かう。

農道の凸凹で、チビ丸の頭が揺れる。こりゃあいかん。苗箱の運搬に気を使うのとは訳が違うぞ、と舗装路以外は徒歩で移動。

これを繰り返し、車に戻ると、チビ丸が泣いている。寒い朝だったが陽が昇り車内がそれなりに温まっていたので、厚着を外してやるとご機嫌に。おお、悪かった悪かった。トンネルの温度管理に気を使っていても、チビ丸の温度管理ができていないというのでは話にならない。いかんいかん。

苗代に移動し一人で苗箱伏せをやるが、やはりチビ丸の守をしながらでは遅々として進まない。11時過ぎに女房が合流してくれて、ようやく進み始める。17時に苗箱を伏せ終わり、トラクターを回送(回送用トラックの車検を控えてこれも必須!)、ごぼうトンネルを閉めて回ってこの日のノルマを無事完了。終わってみるとなんてことないが、その時は一生懸命よ(笑)。

ということで、日々学んでるかな。

4/13 新たなやり方でシート被覆

4月11日、朝6時には始動。風が出るまでの勝負。10時を過ぎるといつ風が出てきてもおかしくない。シート被覆は昨年までのやり方なら微風でもできたが、この度からやるやり方は無風でないとできない。

効率を考えて、女房が合流するまでの間に私1人でもできる行程を片付ける。資材を配分したり、マルチ留めを外したりと簡易な作業ばかりではあるが、田面がぬかるむのが厄介。息子を児童クラブへ連れて行った女房が8時過ぎに合流したときには、すでにヘロヘロ。

と言ってはいられないので、2人でワッセワッセと進める。防鳥用の防風ネットを外し、まずは270cm幅のラブシートを。そして230cm幅のシルバーポリ。最後に300cm幅の防風ネットをかけ、ピンっと張ってマルチ留めで留める。

そして通路で空けた部分に重しとして鋼管を乗せて、11時に完成。最後に風が出てヒヤリとしたが間に合った。パチパチパチ。

従来の方法との一番大きな違いは、シルバーポリの縁を土で押さえるのをやめたこと。その作業が嫌で、こういうやり方に変えてみた。また育苗期間中は長い間ラブシートを張っておくので、こうしておくと、途中でシルバーポリだけを簡単に外すことができて余分な手間をかけずに済む。

このために今の幅のラブシートと防風ネットを新調した。シルバーポリも今のところいつかは270cm幅に変えるつもり。

それにしても、もっと劇的に楽になると考えていたが、ぬかるみで足を取られるので期待したまでのものはなかった。微風でもできない!とせかされながら頑張るせいもあるし、何といってもこの度は、車の中で泣きわめくチビ丸を無視して進めなければならない、ということがあったから・・。泣き疲れて力尽きておった。ごめんよ、チビ丸。

まあそれでも従来と比べるとずいぶんと楽にはなった。あとは発芽が揃うかどうかということ。縁の隙間が気になるんよね。こればかりはやってみないと分からない。

そして反省はとにもかくにも、田面のぬかるみ。前回も書いたが、来年分は全面耕うんの時期をしっかり見極めたい。

4/11 苗箱伏せ

大変さのために、ポット式育苗普及のネックの一つとされる苗箱設置作業。うちでは4年前からチョロくやってしまう。

以下は4月8日の写真。まず作業場で、苗箱を1パレット96枚単位でフォークリフトでトラックに積み込み、苗代に運んで、リフトを付けたトラクターを使って下す。

そのまま苗代に侵入して苗箱を並べる。これなら苗代がぬかるんでいてもまったく平気。夫婦2人、2時間半あれば積み込みからのワンサイクルで楽に3パレット分は並べれる。トラクターの轍は入排水溝を兼ねる。ちなみに苗床と直交して3ヵ所に暗渠排水管が敷かれている。青いネットは、苗箱下に敷いたものは根切り用、苗箱上に掛けたものは防鳥用。

今年の工夫。横断用の通路を空ける。雑草抑制のため、破損した苗箱を敷く。これなら平気で上を歩けるし、シート被覆後に鋼管パイプの重しを乗せる場所になる。

失敗は、苗床と苗床の間が狭かったこと。昨年までならこれでちょうど良かったのだが、今年はシート被覆方法を変えるに当たり苗床の代かき幅を広げたので、もう50cm広ければ作業性が良かった。

また、昨年のうちにやる全面耕うんの時期が10月と遅かったので、苗床以外の不耕起具合が発揮せずにぬかるんで足を取られるし、毎年一面に咲いていたレンゲがなくなってしまって寂しくなった。全面耕うんは9月初旬くらいにしておきたい。

4月8~9日で938枚の苗箱を伏せ終わった。10日の雨でしっかり濡らして、いよいよ最後の行程、シート被覆へ。

続く。

※2回目草取りマラソン進捗率:99%

4/10 苗床決め

昨日、苗箱伏せが終わった。明日シート被覆して、今年の育苗作業はほぼ終わる。まだ芽も出ていないのに終わるとは何事かという呆れ声も聞こえてきそうだが、明日のシート被覆作業を工夫することで、「作業」としては水管理のみにしてしまおうという魂胆。1年間温めてきた構想だ。果たしてうまく行くかどうか。

今年の苗代作業もさらに進歩した。反省点もいい具合に出てきてさらに来年が楽しみ。現時点での様子を写真で紹介してみたい。

まずは4月7日の苗床決め。

苗床決めなどという言葉はないだろうが、畝を立てずに、代かきによって苗床を作る、しかも無施肥育苗をというからには、イジリまくらずに1発で「決める」必要があって、こういう呼び方がピッタリ。

ポイントは代かき前の高低の見極めと、水加減。勝負はそれらの調整。調整はじれったい作業なので、いかにジレずにジッとやれるか。急いでいるとき、疲れているときが悩ましいんよね。高低直しは培土用に田んぼの土を篩って残ったものを、低いところに投入。または高いところを削る。

水加減は水を気持ち大目に張っといて、減水するのを待つ。ちょうどいいかな、と思う水位より少し少な目の方がいいが、大失敗を恐れて、つい多めにしてしまう。

そして緊張の代かき。品質のためには回転数は低めで車速を速くしたいところだが、均平をとる目的もあるので、車速だけは仕方なく遅くする。

上の写真、ベストではないがまあ及第点。でもやっぱり水はもうちょっと少ない方が良かった。

そして一夜明けて4月8日。

すぐに苗箱伏せの作業へ。ここで日数を空けると、鳥獣によって足跡をつけられる。今回は一夜のうちにギャオス(シロサギ)に少しやられたが、無視できる程度。

続く。

4/7 頭も体もドタバタ

今日は冷蔵庫の移設作業初日。業者さんに頼むので私は何もすることがない。ただ昨日はその冷蔵庫に生えたコケ(笑)を拭きとったり、周辺の掃除にたっぷり半日をかけた。就農したての頃のメインの作業倉庫から、今の出荷場への移設なのだが、少しずつ時間をかけ金をかけ、成り行きで散らばって広がっている経営圏をここ数年で整理している最中である。

その一環に常に農地のことがあって、ちょうど今、面と向かっていて大至急結論を出さなければならないことが数件。地域愛あふれるお人よし、というのにも憧れるのだが、物事には程度がある。自分の力では無理なのかどうか、そういう事を考えて堂々巡りを続けている。

そういうことで頭の中が忙しい今日だが、明日からの苗箱並べを控えて、体もバタバタ。揃っているはずの育苗用シートやネットが足りなくて車で右往左往したり、今日これからやる苗床決めのために水位調整で田圃と事務所を行ったり来たり。その水位がさっきちょうどよくなったところだが、くたびれたのと腹が減ったのとで、水位止めしておいて昼飯休憩にしている。ビリビリ痺れる重要な作業だから、気持ちを高めて向かわんとならんし。

みかん食ったらすぐ出よう。苗床決めは、瞬間的には1年を通して一番緊張する作業である。

※2回目草取りマラソン進捗率:95%

4/6 就農当初の痕跡を懐かしむ

机の上に積もった資料がさすがに混然としてきたので、朝一から片付けを。最小限片付けて現場へ出る予定だったのに、ついつい内容に目が向いたり、整理のついでに廃棄も、とやるからすでに2時間。

その中で、今の農業開始当初の資料を久しぶりに手に取ることに。当時は何もかもがむしゃらで、資料という資料、データというデータ、何でもかんでもファイルしまくり。人間は状況によって変わるものだ。書類という書類は何でもかんでも捨てていた進学塾講師時代の面影はどこへ。

「こんなもん、とって・・・」と感傷に浸る。「こんなことよく調べ当てたな・・・」と驚く。当時の自分の愚直さ、必死さを思い出す。連日夜な夜な船をこぎながらPCとにらめっこしていたものだ。そんな資料の山々だが、今となっては必要のないものがほとんど。

無理無駄ムラをやって人は育つし、前へ進む。失敗、恐るるに足らず。大失敗をしないようなセンサーだけは常に磨いて、これからも格好悪くやっていこうじゃねえの、と改めて強く思ったことだ。

4/5 人参の品質

自然栽培の素材に理解のある、「風のえんがわカフェ」の多田シェフ曰く。

「いろんな人参を使ってみたけど、千切り人参を塩もみしてと出てくる汁が泥臭くなかったのは、反田さんの人参だけだ。」

自家採種を続けてきたが、これだけでも慣れないうちにとっては涙涙の経緯があった。今年はすべてこの固定種を作付けしたせいもあったが、ここまでしたのに経営に反映されない今年の惨状というのがあって、どう気持ちを維持していけばいいのか、正直参っていたときのこの一言。もうこれで十分。赤字も疲れも全部飛んでいってしまった。

経営的には人参はやめたいという思いが消えない。 しかし自家採種はやめてしまえばそこで終わりだ。いつの日か、「ああ、種を繋いできてよかったなあ。」と思える日が来るかもしれない。それは場合によっては息子の代かもしれないし、孫の代かもしれない。そんなことを知る由もなく、ただ種を繋ぐ。そういうことでいいのだなと、先日種採り圃場の管理をしてきた。私も一面ではようやく百姓らしくなってきただろうか。

※2回目草取りマラソン進捗率:91%

4/4 この春の天候

ちょっと前に今年の天候について書いたが、アップしようとして消えてしまったことがあった。同じことを書くのはかなり億劫なのでもう書きたくないのだが、私自身の記録として簡単に書いておきたい。

私の今春の予想は、「春は早く来るものの、時々寒い日を伴い、夏の訪れは遅い。」というもの。春が早く来るというのは大当たり。例年にない田畑の様子や作物の生育ステージ、管理作業を強いられている。

意外なのは風が弱いこと。例年この時期は風に悩まされるものだが、今年はそれがない。しかし来週くらいからどうなるかわからない。ちょうど苗箱を伏せようかというときのこれは悔しい。もう1週間早く育苗を進めていたら、などとつい考えてしまうくらいに条件が恵まれていた。

これから数日は寒の戻りや強風、降雨がありそう。苗箱の伏せ以外にもいろいろ作業が遅れそうだ。

4/3 籾蒔きを開始

ようやく稲の播種を始めた。今年は株間を広げるため、枚数が減って930枚。1000枚を切るのは4年ぶり。それだけでウキウキしてくるというもの。明日には終わらせるつもり。

となると昨年より1日早い。昨年は播種機のトラブルで4月5日に終了。しかしその後の天候に恵まれ4月9日には苗箱を伏せ終わった。今年は苗箱伏せがどうか。しばらく天気が悪そうだし、チビ丸の守のため女房が充てにできない。私も最近疲れ気味。たかが900枚ちょっとだとは言え、不安は大きい。

今日はまずは自然栽培区のものから播種を始めた。床土に田んぼの土、覆土に稲わら堆肥だが、やはり2年半ものの稲わら堆肥は扱いがいい。まったくトラブルなく今300枚を終わらせ昼飯休憩。

残り20枚だが、用意していた床土がなくなったので、購入山土で代用して、続けて施肥栽培区の播種に移るつもり。購入土はフレコンバッグをフォークリフトで吊ってやるので楽。これなら女房が離脱して1人になっても能率が上がる。

4/2 こんないい天気の日に何をやっているのだ

最っ高の天気。土もいい具合に湿っていて、適期を逃しつつある耕うんにはもってこい!の状態。

で、もちろんそんなことをやっている暇がない。稲の播種作業もダメ。労働基準監督署から受けた指導への対応や農地の手続きに大きく時間を割いて、あと作業はコマゴマしたことばかりをすませて、今日もほぼ一日が過ぎ去ろうとしている。

こりゃ、いろんなことで管理のタイミングを逃すぞ。覚悟せんと。

※2回目の草取りマラソン進捗率:82%

4/1 農地の更新で悪戦苦闘

3月中に稲の播種作業を終わらせておくつもりだったが、まだ1枚もやっていない。予定だと今日くらいから苗箱並べのはずだったので、まあどうせ天気が続かなくてできそうにないということもあるのだが、殺人的6月繁忙期の対策として早期育苗を最重要課題としているだけに、気が気ではない。

今日は久しぶりの雨で、ようやく落ち着いて倉庫で播種作業を始められると、昨日まではのんきに考えていたが、一転してそんなことをしている場合ではなくなった。朝から農地更新関係のデスクワーク。借りている農地が100筆を超えるので地権者も当然多い。所有者と契約者の別や相続のことでただでさえややこしい上に、間違いもあるし勘違いもある。

今日から年度替わり。ということを苗箱並べる予定を立てていたことで実感。それと息子。昨日までは保育園へ送ったが、今日は児童クラブへ送ったところ。もうすぐ入学式だし、我が家の新年度も着実に始まっている。

※2回目草取りマラソン進捗率:79%

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