年末年始の出荷について

はんだ牛蒡生産者 反田孝之さんブログ - 2015年5月の記事

5/31 家族で遊びたかったがこの一手

大豆の播種が迫っている。今日は耕うんで草殺し。

この圃場はこのくらい草があると(写真では少なくみえるが)、土が乾きすきていると耕うんしても草が死なない。こういう圃場が2haある。土が、なんというか、軽い。田津の畑の軽さとはまた違う。そのため必ず一雨を待ってやることになる。今日は日曜だったし家族で遊べるかという期待もあったが、昨日その雨が降って、播種を予定する今月中旬から逆算すると今日の耕うんはこの一手。選択の余地がない。

大豆は毎年5~6haをやる。準備はやれるときにしておかねば梅雨入りを控えているのでひどい目に遭う。田植えと大麦収穫とバッティングして天気のタイミングを失い、1か月遅れの播種が引き金で甚大な減収を招いたのはつい一昨年のこと。こういう繊細な管理をしていかねばならない時期なのだ。

ということで、土寄せが終わる予定の7月中旬くらいまでは日中の予定が入れられない。6月中旬の農業者向けの講師の打診を一つ断ったばかり。繁忙期がどれだけ緩和されようと、経営がどれだけ洗練されようと、土寄せが熟練技であるせいもあって、この時期の待機だけは解消することはない気がしている。

5/30 体調不良で

24日にも書いたが、「体のどこも悪くない」と油断が入ったかどうか、一昨日から背中に強烈な痛みがある。起きているときはいいが、寝返りを打つと激痛で目が覚める。おかげで少し寝不足気味。おお、いつもの俺がやってきたか、と少しホッとしてたりして(笑)。

で昨日はさらにプチ熱射病みたいになって、体はだるいし微熱もでるし、そんな中での田植え最終日だったが、15時には大事を取って帰宅。快適な自宅で久しぶりにまったりした夕方を過ごした。

しかしそのせいで、1ha分の田んぼの鎖除草が今日にずれ込んだ。今日の予定が1.4haだったから、合計で2.4ha分をやっつけなければならない。本当は今日ものんびり気味に過ごしたいのだが、こればかりはタイミングのもの。倒れようとクタばろうとやらざるを得ない。

とりあえず1.5haをすませ、今昼飯休憩。乗用の管理機に乗り回すだけだから体の負担はない。途中で眠くて船をこぎそうになった。これは去年のもの。運転席からの視野。

12日ぶりの雨が本降りになる前に、残りを片付けよう。そして少しのんびりしたい。この度の雨の後は突発的に忙しくなる。

5/29 祝!早期田植えの安定化

最後の1枚の田植えが先ほど終わった。(自然栽培苗って植えた後が細々していて心配になる。)

予定では明日おわるはずだったが、欲を出して昨日2枚片付けたのでまさかの本日終了。なんと今日はまだ5月29日。5月中に田植えが終えられるようにすることが経営上の最重要課題だったが、それを達成した。昨年も実質は達成していたので、これで2年連続と見てもいい。普遍的な技術になりつつあるということ。

次は大麦収穫。熟れの早いロットは先日済ませたが、まだ残っている。それが終われば大豆播種。と大雑把なところでそうなれば、「殺人的」と言っている6月繁忙期は大きく緩和されることになる。

やればできるじゃないの。実に数年越しの挑戦。感無量。大げさに聞こえるかもしれない。が私にとっては命にかかわること(笑)。何ともいえない安堵感と達成感。

そして今年は大豆作について、さらなる時短への工夫を考えている。この繁忙期の緩和のためには早期田植えだけではまだまだ足りない。細かいところを突いて突きまくってトータルで大きな緩和を目指している。

5/28 自然栽培苗の田植え開始

今日からいよいよ自然栽培ほ場の田植えを開始。

毎年心配の苗は、ほれ、この通り。

まあこれは一番いいところの写真で、平均的にはもうちょびっと大人しい。でも間違いなく全体的にこれまでで一番いい出来である。

これなら田植えは楽勝!と言いたかったが、ちょっと落ちが付いた。自然栽培苗はポットが少し乾き気味でないと完璧に植えれないが、今日はあいにくの曇り空で中々乾いてくれない。先日までの施肥区の田植えで、盛り上がった泥の除去のため苗代に毎日ガブガブに水を入れたせいで、田植え前に水を切らす管理ができなかったのだ。そのせいで苗箱1枚につき5~6株が残って上がってくる。実際に植えていない数はこの2倍程度はあると思われ、この度は疎稙にしたので欠株がかなり目立つ。まあ補植しなくても許せる範囲。

先日までの浮き苗、転び苗の反省で、自然栽培区は植え代を少し深めに掻いたので植え付け精度は格段にいい。でもちょっと土がフワフワすぎるので、もう1日待ってやった方がいいのかもしれない。

5/27 田んぼはもう「普通」にやろう

今年の田んぼは、浮き苗、転び苗が多い。毎日鎖除草をしながら目立ったところを直し、今日は女房がわざわざ入った。忙しい時にこの手直しはかなり痺れる。

こうなるのは私が「普通に」やらないからだ。田植え機メーカーが想定した状態で管理をしていれば、田植え機はしっかり植えてくれるのだ。そうしないのはそれなりの理由があるからなのだが、来年からは「普通に」やろうと考えている。

それなりの理由と言ったが、根本には除草剤を使わない栽培、肥料を使わない(減らす)栽培というベースがある。だから仕方がない、ではなくて、普通にやったってそういう栽培は可能だろうと考えている。しかし実際にやると上手くいかない場合も多いので、じゃあちょっと工夫してみようか、ということなのだ。

言ってみれば対症的解決を目指しているわけである。根本的解決との塩梅は常にいかなる場合にでも考える甲斐があると思っているが、そう俯瞰した場合に、もう普通にやろうかなと。具体的には、秋に耕うんするとか、耕深を8~10cmにするとか、もろもろと。ずいぶん大回りしたと思いたくなるが、失敗をすべて自分のものにできたからこそできた俯瞰でもある。

さて、次は畑へ移動。午後は大麦を刈れるだけ刈る。

5/26 乾燥機は復旧

乾燥機が・・・と弁当を食いながら書き始めた途端に修理の人から電話。復旧!とのこと。段取りが決まらなくて落ち着かなかったが、これで予定通り進められる。カラスノエンドウも日に日に熟した割合が増えている。もう1枚代掻きしたら、夕方から麦刈りだ。ということで休憩なんかしとられん。行くぞい。

5/25 乾燥機のトラブルで

4日連続の田植えで、今日4枚目が終了。うちは1日に1枚ずつしか田植えをしない。残りは3枚。しかしここで中断。

大麦の収穫をするのだ。例年6月に入ってからだったが、今年は熟れが早い。いつもはちょっと遅れてもいいや、で済ませてきたが、今年はそういうわけには行かない。理由の一つがカラスノエンドウ。収穫不能になりそうなほど盛り上がっている一角があるが、幸い多くのサヤがまだ青い。青いサヤの中の豆は、乾燥時に収縮して米選機で取り除けるのではないかという淡い期待をしているわけ。また発芽能力がまだ低い(ない)んじゃないかと。それなら畑にぶちまかれても来年以降への影響が少ないんじゃないかと。

ま、ダメかもしれんけど。

で1日でも早く刈りたいところなんだけど、いろいろあって最短で今日になった。で本当はきょうからやりたいところなんだけど、昨日乾燥機の試運転をしてみたところ、エラー表示が出て稼働しない。で急いで何とかしてくれ~と購入先に電話したら、田植えシーズンによる昨日までの臨戦態勢が解除になって、今日は技術者がみんな休んでるんだそうな。

天気が堅そうな29日までに田植えも麦刈りも終わらせたいところだが、さて、どうなる。

5/24 体のどこも悪くないということ

今年は、この時期ではもう記憶にないくらい何年ぶりかに体のどこもが悪くない。昨年の今頃は左手が10~15秒ごとに痺れるという症状が3か月ほども続いていた。昔からたいてい常にどこかしら体の異常を抱えていて五体満足な時がなく、周囲に呆れられていたもの。

しかし、今年は冬くらいからどこも悪くない。トンネルの草取りマラソンに負担感を感じないころから、おや?という感じだったが、体とは必ずどこかに不備を抱えるもの、と生きてきた私にとっては何か物足りないというか気味が悪いくらいだ。

こういうものの原因とは一つではなく複合的なものだろうが、一つ上げるなら年始にやった噛み合せの調整がある。これを境にという感じでタイミングがあまりにもドンピシャ。いや、もちろん分んないんだけどね。

おかげで無理が効く。というのは正確ではなくて、どこまでも体が動いてくれて無理をしているのかどうかが分からない。それで気分にも余裕があって、精神的に極めて安らかである。

こんなにいいもんなんだねえ!どこも痛くないってのは!・・・何かに感謝をしたいが、何に感謝をしていいかが分からない。

5/23 最悪の田植えは免れた

田植えが昨日から始まっている。まずは施肥区の苗から。これが「根渡り」を心配した苗の状態。苗箱のふちに土が盛り上がっている。

普通はこんな状態。

初めの20aは悲惨なことになったが、その後は苗代にがぶがぶに水を入れるとか土を取るのにヘラを使うつかなどのコツを掴んだので(大きな)問題にはならなくなった。ちょっと手間がかかるが、一時は史上最悪の田植えになるかと覚悟したから、このくらいなら仕方がない。

それにしても今年もやはり補植が必要である。原因は「浅耕」+「高低差均し」のせい。高くて削ったところは田面がガチガチ。走りながら田植え機のレバー1本で調整できるんだけど、田面が固い場所がどこだか分からないんだから難しい。

それと浮きワラ。田植えはまだ支障は少ないが、鎖除草で思いっきり邪魔になりそうである。今後はやっぱり秋の耕うんは、時間があろうとなかろうと、早朝でうるさいと苦情を言われようと言われまいと、信念でやる、ということで私の数年の迷いに終止符が打たれた。

さあ今日から、「田植え」、翌々日の田植え圃場の「代掻き」、4日前に最後の代かきをした圃場の「鎖除草」の3作業が必須に。これに明々後日の26日からは麦刈り開始を予定してる。果たしてどうなるか。

こいつもいるしね。

5/21 この時期のコンバインの掃除

明日からの田植えを控えて、こまごまと忙しい。

昨日の夕方は毎年恒例のこの時期のコンバインの掃除。稲刈りが終わって一冬を経てこの時期にやることになる。秋が忙しいとはいえ、この時期だって忙しいんだからどこかでやればいいものを。毎年の反省ではある。

乾燥・調製ラインは必ず稲刈り直後に掃除をしている。ネズミが侵入して糞をされたり、配線をかじられたりすると困るからだ。でもコンバインは必要ない。なぜなら倉庫周辺を猫が徘徊しているから。コンバイン格納倉庫はネズミより、猫の小便対策の方が悩ましい。

本当は掃除をしないまま麦刈りをしても大丈夫ではないかと考えている。籾は大麦より粒が小さいので選別機を通るときにほぼ出て行ってしまって混在は起こらないのではないか。でも勇気がないし、掃除は一応コンバインの点検も兼ねているのでやることにはなるが。

また虫湧きは、稲刈り~麦刈りの9か月間にはない。籾が腐ることもない。これが逆に麦刈り~稲刈りの3か月の間では起こる。だから麦刈りの後は綿密にコンバインとラインを掃除をしておかないと、蛾がパタパタ飛んだり、ラインの中に麦粒や籾が団子になって詰まったりということになる。

だから昨日の掃除は2時間くらいで簡単に済んだが、もう間もなくの麦刈り後すぐに緻密な掃除をすることになる。痒いから完全防備でやる。だから暑い。1年のうち一番嫌いな作業かもしれない。考えるだけで憂鬱になってくる

5/20 今さら「根渡り」の可能性・・

田植え近し、ということで今日防虫ネットを剥がしてみてビックリ。苗箱の上面から2センチもの土がモザイク状に盛り上がっている。自然栽培区はランダムに、施肥区は苗箱と苗箱の1ミリの隙間に沿って。

(写真はまた今度)

これでは田植えで以前苦戦を強いられた「根渡り」になる可能性がある。指で土をすくってみると苗の根がいくらか張っている。苗代には見回りで毎日欠かさず通っているが、1ミリ目の防虫ネットを被せているためこういう細部が見えなかった。1週間前にネットを剥がして確認したときには自然栽培区で少し気になった程度だったので、この間に急激に土が盛り上がったものと思われる。

2006年にこういう現象を経験していて、苗床に水が溜まって酸欠になるような所で起きると理解してる。今の場所に苗代を固定してからは起きていなかったし、水位もごくごく浅く(苗箱の半分くらい)しか張っていなかったのでまったくノーマークだった。しかし暗渠排水菅が直行しているといころでは起きていない(ちなみに暗渠は閉めている)ので、やはり上記の理由と思われる。

とりあえず落水して乾燥させるようにしているが、果たしてどうなるか。女房の手があまり当てに出来ないこのたびは、一人田植えのシーンが増える。根渡りなんかで苦戦している暇はないのにね。

対策は簡単なので来年以降は問題ないが、まったくいつまで引き出しは増え続けるのか(ため息)。

5/18 春まきゴボウの転換点にしたい

21日に田植え開始のつもりで動いていたが、今しがた、27PSトラクターを使う作業機のデモを22日にやりたいという連絡がメーカーから入った。ということで田植え開始は22日の午後に変更。それに伴い、直前代かきも今日から明日に変更。朝から代かきしてなくて良かったよ。

このクソ忙しい時に作業機のデモなのだが、春まきゴボウにマルチを導入しようと考えているのだ。これはもう何年も前から当然のように検討してきたことだったが、設備投資に対し効果が見合うかどうかに悩んで踏み込めなかった。そしたら、うちの設備投資が少しずつ進んでいるので追加投資がわずかになっている上に、メーカーも調子のいい機械を作っており、さらに補助金もあてにできるという事情が加味されて、具体的に検討する気になったのだ。

目的は1が時短で2が洪水対策、3、4がなくて、5が強いて言えば年末供給対策、というところか。その機械を導入したとてまだクリアしないとならない課題はあって、今のままでもきちんと管理をしていけば草は減ってくるということを考えると、果たして時短はどこまで進むか。

洪水対策なんてあるのかと思われるかもしれないが、ゴボウは生育初期に近いほど冠水に耐える。つまり5月下旬から6月中旬くらいに種を蒔けば意外と被害は減る。しかしこの時期のゴボウは草対策に苦労する。6月繁忙期に除草作業などしている暇はないので、苦労では済まなくて不可能ということになっている。そこでマルチの導入というわけ。

他にも、土の乾燥の問題に寄与しそう。実はこれは結構大きい。

苦戦している春まきゴボウの転換点になってくれればいいのだが。まずは投資がどこまで少なくて済むか。それが22日に大体わかる。

堤防なんか作らせてたまるかって・・・(笑)。ジッといくよ、ジッと。

5/17 田植えに入る前に

苗代の場所を固定して年々よくなっている稲の育苗だが、今年の苗はさらに今までで一番の出来だ。おかげで田植えをいつから始めれるかがすでに決めれるようになっている。これまででもっとも早い21日開始あたりでどうかと思っているところ。

田植えを始めるための条件として、畑をひと段落させておくということがある。ひと段落というにはいろいろなシーンがあって、例えば田植え時の苗搬出では27PSトラクターが拘束されるため、ひとまずこれを使う作業(モアがけ、外周耕うん)を先行して終らせつつある。

そして今年の最大の懸念は春まきゴボウの雑草管理。田植えの前に何となくいい状態にしておきたい。「あとはすこしずつ手を入れれば何とかなる、という状態にまでしておけば、田植え期間中でも何とか対応ができる。しかし今年の状態はひどい。これ次第で田植え開始日は前後しそう。

あと大麦の収穫がいつでも始めれるように準備だけは済ませておきたい。大麦の収穫は例年なら6月に入ってすぐくらいだが、今年は5月中に刈り取り適期が来るかもしれない。田植えがもたつけば、田植えと麦刈りが同時進行になる場合もありうる。以前はそんなことをやっていた。

まあどう転んだって田植えの早期開始のおかげで6月繁忙期の作業集中は大幅に改善されそうだ。これだけでウキウキしてくる。

5/16 秋まきゴボウの様子

秋まきゴボウの現在の様子。

58圃場

85圃場

87圃場

心配なのは85と87のものがかなりの割合で「細い」こと。収穫まではまだ2ヶ月以上あるが、おそらくそこそこまでしか太くならない。85はもともと施肥管理なので、追肥をしようと考えている。しかし87は自然栽培圃場。ジッと見守るしかない。

トンネル1棟は4条でワンセットだが、87は両端の2条がいじけて育ちが悪いという、自然栽培で時々起こる典型的な状態になってしまった。

これは両端は温度が低いせいだが、きちんと育つときもあるから単にそれだけで済ますわけにはいかない。今のところこの症状を防げずにいる。

それとこの87、2回目の草取りマラソンに私が入れず、集落の方々にお願いした。極めてきれいに「取って」くれたが、削ってくれていない。そのせいで草の再生が凄く、ゴボウが草にやられているということもある。

削って欲しいと専用の道具まで渡してやり方まで説明してお願いしているが、なかなか慣れなくて出来ないらしい。過去にもお願いしているがそうだった。草取りは得意!という農家の人は多いが、実は必ずしもそうとは言えない。草取りも産業となるとまったく別物なのだ。

5/15 昨秋の冠山登山

まだチビ丸が女房のお腹の中にいた昨年の秋、近くの秀峰、冠山(かんざん、863m)に家族で登った。急坂の連続で、大人でも1時間半くらいのコース。果たして当時5歳の息子が歩き切れるかどうかという不安もあって、私は青春時代に使い古した大型ザックを背負った。いざとなったら息子をザックに入れて背負って歩こうという魂胆である。

女房との始めてデートで登った山だ。夫婦にとっても思い入れが深い。いつか再訪しようと言いつつ、6年半が経ってしまった。嬉しいことに息子は九州の九重で山登りの味を覚え、久しぶりにどこかの山へ連れて行けという。それなら、と発起して出かけたのだ。

この山、前半は人工林に囲まれた見晴らしのない薄暗い道だが、後半は痩せ尾根伝いの広葉樹林帯で明るく気持ちの良いコース。そして何より山頂は360度掛け値なしの眺めというのがすばらしい。さらに山頂の狭さが尖峰感を出しているというのもいい。折り返しの下山時は、爽快な尾根歩きで余韻を引きずり、最後に暗く湿った人工林で心を沈めて下界に戻るいうストーリー。それが、にくい。私自身はこのたび登るのが9度目。よっぽど好きな山の一つである。

登り始めの息子は意気揚々。

しかしキノコを探す!と言って立ち止まるので遅々として進まない。

そのうち眺めがなく湿っぽく寒い人工樹林帯に飽きてきて機嫌が悪くなり始めた。そしてザックの出番。

これは正解。息子も面白がって喜んでいる。後半の気持ちのよい尾根歩きも、歩いたり背負われたり。山頂手前の急坂は自分でしっかり登りきり、山頂に。

下りは時折ザックに入りつつも杖を突きながらしっかり歩けた。私も女房もかなり足がガクガクだったから、歩いてくれて助かった。

それにしても私自身の衰えを痛感した一日。今の農業を始めて以来、女房を釣る(!)とき意外はほとんど山には登っていないから無理はない。息子がこれだけ歩けるのなら、という発見とともに、これからは少し山へ通ってみようと思うきっかけになった一日だった。時々このブログで紹介している2度の簡易な山歩きはこれを受けてのもの。

ようやくそういう余裕がひねり出せるような経営になりつつある。子育て期への突入を意識して取り組んできたが、とりあえず間に合ったかどうか。まだまだ改善を続けていって、面白いことを企らみたいものだ。

5/13 地域ぐるみの子育てとは

昨夜は、設立されたばかりの「川越地域コミュニティセンター」主催で自治会単位で行われる「川越の未来を語る会」に参加。意見交換をした。

我が故郷、川越地区の人口減は甚だしいものがある。集落の維持を最優先として考えるべきで、本当はどうやったら子供が増えるかということだろうが、それは難しい問題。だからせめて、子供が増える動きを邪魔しない、ということは重要だと考える。

うちは2子目が生まれたばかりだが、まだいてもいいなと思う。その私の立場から、子育て世代の若者には地域の行事や役を無理強いするな、ということ言わせてもらった。子供が増えれば、また増やそうとすれば、近所に友達がいない上に核家族化が進んでいるというような今時の状況では、夕方以降は両親が常に自宅にいる必要がある。片親では家事もおちおちできないし風呂にも入れない。たとえ家事をしない男であっても、いるのといないのとでは雲泥の差である。また日曜も常に遊んでやらねばならない。1人でずっと子らの相手をし続けるのはかなり大変なことである。

こんなのがしょっちゅうでは、これ以上子供がいたら無理・・、ということになる。

仕事で不在というなら食っていくために仕方のない面もある。しかし駆り出される理由が地域の用事や輪番で回ってくる「役」というのでは、あまりに情けない。「子供を増やせ」と言いつつ、「そんなことはさせないよ」と暗に言われているようなもの。

これは地域の行事が多いということも大いに関連する。現状でも強制のものはない、と言われても、不参加ばかり決め込んでいては何か思われてるだろうなというストレスもある。仕事やPTAの活動でも忙しい世代だ。せめて地域行事くらいは「子育て世代は無理しなくていいよ」と積極的な位置づけにしたいもの。「地域ぐるみの子育て」というなら、何をしてもらうよりもこれが一番助かる。

輪番から外せというのではない。それでは疎外感もあるし、受けれるものもある。あくまで順番が来た時に、後ろめたさなく断ることが出来るというシステム。

そんなことを考えているが、昨夜の会合ではしっかり伝えるには時間がない。会が終わって歩いて1分の自宅に急ぎ戻ったのが21時20分。上の子も女房も風呂に入れずに待っていた・・。

う~ん、俺は分かってないなあ、と猛反省。急ぎ息子を風呂に入れて寝かしつける。省みて、20時45分頃か、せめて21時頃に会が総括に入った段階で抜けるべきだった。説得力も出るじゃない。ほんっと、バカだよ。がくり。

これからのド過疎の田舎で、子供を作るということはこういうことだ。子がさらにできればまだまだ何年も続く。実に幸福なことである。

5/12 大豆―大麦型圃場のイノシシ対策を

雨が降って今日は代かき日和と意気込んでいたが、ちょっと降り過ぎだ。これでは水位調整が上手くいかない。止む傾向なので午後2番くらいからはできると踏んで、午前中はデスクワークを久しぶりに。ずいぶんと溜まってしまってどこから手を付けていいか分からない感じ。

急ぐのは栽培に関すること。珍しく来月からの作付け計画がまだ立っていない。正確には、立っていたが変更するということ。田津地区の土地利用(主には輪作体系)計画はなかなか定まることがない。

悩みのメインは、「大豆―大麦型」圃場の扱い。この2品目については圃場を固定しようと昨年から考えているが、イノシシ対策の電気柵の設置と撤去がかなり負担になりそうなので少し工夫をこらそうかと。

昨年1年間でイノシシ対策関係の作業に合計40時間を費やしている。作物は大豆と里芋。そして今年は大麦でも電気柵をすることもあり、60時間は軽く超えそうだ。60時間分の身のある作業を削ってボランティアをするのだと考えると、これはさすがに痺れる。

腕を組んで、う~んと考えるだけではもちろん解決策は浮かばないから、作業をしながら頭と心をフル回転させて改善策を探すわけである。人に頼むことも必要だが、まずは全部自分で背負いこむことが大事。集計される労働時間の数字には表れない「しわさ(しんどさ)」を実感しないと、なかなか有益な方法になり得るものではない。

それで昨年から後先考えずに電気柵を張りまくって管理をしてきた。数字で見るとそれほどの圧迫ではないけれど、結構くたびれる。私がそうなんだから人に頼んだってヤダと言われかねない。ド過疎の田舎にはすでに「労働力」がない。そういう地域事情を考慮しなければならない。

少し閃いていることを試してみたくて、計画を変更する。その結果が出るのに少なくとも3年はかかりそう(厳密には次の洪水が来てみるまではかかる)。いつものことながら、そういうことが多いのが大変である。

5/11 充実の殺人的繁忙期

天気にも恵まれ、今日はお袋や女房の協力もあって予想以上に片が付いている。あと連日田んぼの畦草刈りをやってくれている従兄弟のおかげも。

今日から代かきも始めた。280cmハローを発稼働。こりゃいい。400cmハローはお蔵入りの予感。

稲の苗も順調だし、ゴボウの草削りも目途が立ったし、とりあえず気持ちがしっかりしているせいか、調子がいい。今期は体がどこも悪くないというのもいい。バテ知らず。いやそりゃバテてるけどね、どんどん動くのよ、体が。

19時半まで代かいてお終いにしようと田んぼに行ったら、ちょっと遅かった、水位が高すぎる。代かきの水位は重要。作業の順序が逆だった。あ、ちくしょ。反省。19時過ぎ。今日は返ろう。

5/10 草取りは急ぐし、田んぼ計画で冷や汗出るし

昨日は結局、予定を急きょ変えて田んぼの耕うんを。田んぼに行ったらそんな気になったんよな。こういう直感勝負は必要。

で耕うんしていて、本田管理計画に大きな勘違いを発見。冷や汗がサーと出たが、しばらく冷静に考え直して次善策を思い浮かぶ。というかこっちの方がいいんじゃないの、と今では思っている。もしかして救われたのかも。まあやってみんと分からんけどね。そのあたりは2か月後くらいに書いてみたい。

昨日から明日にかけて兎にも角にも急いでいるのがこれ。

春まきゴボウの草削り。この圃場はゴボウの調子がよくないのでモチベーションが上がらないが、やるしかないわけ。

5/9 ギロチンの雨になるか

春まきゴボウの1枚目圃場の草がひどい。天気の具合から明後日以降はギロチンが落ちると思われ、今日明日で方を付ける!という意気込みでいたら、明け方からよもやの雨・・。午後からは上がる予報だが、さあ状態はどうなるんだ。

雨の間は、トラクターを回送して渡地区の耕うん予定。青草を雨の中ですきこむという恐ろしいことはやりたくない。しかし悔しいが、こんなときにでもないとできないのだ。理想の管理ができない悔しさ。う~ん。悔しい・・。

5/8 ひと月早く「殺人的繁忙期」に突入

例年なら田植えが終わるのと同時にやってくる「殺人的繁忙期」にすでに突入した。最近ちょっとのんきな感じで書いていたが、実は畑が炎上している。毎年この時期は女房の手を充てにしてして凌いでいるのだから、こうなるのは当たり前である。来月からチビ丸を保育所に預けるつもりだが、今月はまだ始まったばかりだ。

理想を追わずに優先順位をつけて損害を最小限に防ぐ視点にすでにシフトしている。芋系雑草対策として代かきで試したいこともあったんだが、その余裕なし。来年以降に被害が拡大することについての対策は死守!の方針だったが、この辺も怪しいといわざるを得ない。

この調子だとこの繁忙期は、今年は最低2ヶ月続く。果たして体が持つかどうか。

5/7 竹の片付けと築堤

農道に倒れこんだ竹の伐採・焼却で、一番ひどいところの片が付いた。その農道をよく通るおばさんと2人でやったのだが、市へ言えばいいのか農協へ言えばいいのか誰に言えばいいのか、おばさんは一時は夜も寝れないくらいに悩んでいたらしいので、よくよくホッとしたとのこと。早く声をかけてあげればよかった。忙しい折にしびれる作業だったが、やってよかった。

田津地区で洪水と共存できる形をつくろうと頑張っているつもりだが、そのためには実にもろもろのことを考えていかなくてはならない。畑に連なりながら隣接し猛威を振るう竹やぶとの付き合いもそう。個々の人間の力というよりも、システムで守るという手法が必要だろうが、システムは個別事情を汲んで作り上げなければならない。この地ならどうなんだ、ということをいつも考えている。

そこで障害になるのが、築堤。この計画があって、実現性に様々な憶測が飛び交う状態では、誰も地に足をつけて先を見ようとしない。私も本腰を入れて考えることができない。堤防は作らない!とハッキリ決めてくれれば少しずつでも動けるのだが。

さ、午後から里芋を植えるべし。堤防ができてゴボウ栽培をやめたら、里芋しか作るものがないのよな。というか、たぶん田津地区からは撤退になるだろうけど。

5/6 ようやく里芋の準備

昨日からようやく里芋圃場の準備。

雨でいい具合に湿った畑を耕うん → イノシシよけ電気柵を一部設置 → 畝立て同時マルチング の今、途中。マルチングを終了次第、電気柵の完成 → 畝間の管理機がけ → 畝間に緑肥播種 → 畝間の管理機がけ まで今日終われば言うことなしだが、里芋ばかりにかかってはいられないのでちょっと無理か。

予定では昨日はもう少し進んでいるはずだったんだけど、耕うんで埋め込まれた雑草(スズメノカタビラ)の株が一部でいくらか生き残っていて、それが邪魔をしてマルチが上手く張れないというトラブルがあって、ずいぶんと時間と体力をロスしてしまった。手押し管理機による畝立てマルチングは一年に一度の作業だからこういう初歩的な失敗をやらかしてしまう。来年からはもうせんぞ!

そういえば昨日は「子どもの日」だったんね。さっき新ためて意識したよ。兄貴一家が遊びに来ていたので、親父らと一緒に近くの河原で昼飯。ガオーガオーと言いながら4つ足で従姉妹とじいちゃんを追い回す息子。何をやってんだか。

私にとっても作業の合間のいい息抜きになった。

5/4 ドライにやるのは、続けるため

里芋の種イモは、親芋を流用したり、やめるはずだった他の品種を補充したりして計画の85%まで揃えることができた。まだ管理方法を確立していないためにこういうことになる。しかしこういうトラブルのおかげで閃くこともある。来春の種イモ準備の計画が大体頭の中にまとまった。

里芋についてはこれまでたびたび書いてきたが、昨期ようやく20万円の壁を大きく超えた(笑)。次の目標は100万。どんな作物でも、やるからには最低100万という目安を勝手に立てている。うちの経営スタイルではそのくらい上げないと、他の作物をただ圧迫するだけになる。もっとも里芋、人参、大麦についてはメイン作物ではないので力の入れ方も頭打ちなのだが、ゆくゆく100万を上げれないのならやめた方がいいという考えでいる。

こういうドライな話を私が平気でするので、味気ないとか何か違うとか思われることもあるようだが、今は良くても、次第に体力が落ちてくることを見越して経営を立てたい。もし息子が継いでくれるとしたら、さあどうか、あと25年後か、それなら私は70歳だ、とても今のペースでは明らかに何事も不可能である。そういうことを見越せば、味気がなかろうと情緒がなかろうと、冷静に見ておかねばならないことはある。

いい意味で私にはこだわりがない。ただ、「続けたい」と思う。「続いてほしい」と思う。どんなことだって、やるだけなら何とかなるもので、それを続けることは難しいのだ。もちろん続けるために本来の目的を失うようでは本末転倒で、必然とそれが続くことを求められているという前提はある。私の本音として、うちのような経営は駆逐されて家庭菜園が主体の世の中になって欲しいということがあるが、その過渡期にはうちのような経営体が必要であると信じる。その必要性があるうちは経営をしっかりと続けたい。そのためなら他のことにはこだわらない。大雑把にはそういうことである。

5/3 雨!

朝2番から待望の雨。予報より1日前倒しなのがちょっとしたケチになったが、小さいことだ。明日にかけてなるべく深くまで土を湿らせてほしい。弱い雨なのでどこまで期待できるか。

それにしても世間のイベントには迷惑な雨だろう。ここで降るか、というタイミングだよな。関係者の無念を思う。

ところで、雨が降るまではマルチャーの準備、降り出してからは里芋の種イモ調整作業に回ったところでハプニング。種イモが計画の6~7割しかない、つまり1400個足りない・・。う~ん、どこでどう勘違いしたのか。次善策を考えんとならん。やたらと作付け減はしたくないし、どうするか。

5/2 今時の我が家のたたずまい

作業を終え、迎えてくれるこの光景に何とも癒される。まあ整っているのはこの入り口付近だけで、周囲は伸びまくる草も倒れた木々もそのままで、めちゃくちゃだが。

家の周りを管理する時間があったら、田畑の管理に充てたい。それでついついそうなってしまう。来週以降、雨が降る度に草の猛威は勢いを増すだろう。本当はまだ何とかなりそうな今のうちにきれいにしてしまいたいところだが、ちょっと無理。

暑い。29度。当地では今春最高気温。

今田の耕うんをすべて終えた。これから田津へ移動する。あくまで照準は雨の降る4日。7日ごろも雨マークが入った。来週中にはいくらか片が付きそう。自宅周りはそれからだ。

5/1 へばった

昨日は雨は結局降らず。今度は5月4日の雨予報に照準を合わせて今日も慌ただしく動いている。

が、ちょっとへばった。暑いしね。今はもっぱら機械仕事なので体力も極端には消耗しないが、トラクターもそう楽じゃない。水稲3.5haのモアがけと耕うんがすべて終わったところだが、続いて大豆予定畑を4ha強耕うん予定。

そして3日には里芋の準備を始めて、4日の雨を待つ、そして4日は家族で遊ぶ、という算段。へばっている場合ではない。

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