はんだ牛蒡生産者 反田孝之さんブログ - 2015年6月の記事

6/30 今年も圃場見学会

昨日書いたことに、少なからず反響あり。

今年は少し動きたいと考えていて、その前に自分自身に景気づけのつもりで書いたものだ。ちょっとビビっているわけ。何のために動くんかね。男のロマン、などではないよ。

まずは今年も圃場見学会の実施。興味のある方は7月26日の午後をまるまる空けておいて欲しい。昨年は30名を超える参加で会後の評判も良かったが、今年は江津市のバックアップもあるのでさらに期待できる。

近代科学の虚しさ、根本と対症のバランスなど、感じてもらえることはたくさんあると思っている。田畑を見ることで、農業分野にとどまらず食のこと、栄養学の間違い、つまり毎日何を食べればいいのか、ひいてはどう生きればいいのか、に繋がることは我々の間では常識である。そんなことを養分供給を断ち切った田畑を媒体に伝えたいと思う。昨年は「価値観が変わった」とまで言われた人もいた。

詳細は、この欄、FB、有機の郷メーリングリスト、その他江津市さんと相談した方法でお知らせするが、座学形式の紹介を含めて昼一から18:30くらいまで17haの管理圃場をみっちりご案内するつもりだ。農業に無関係の人でも楽しめるはず、ぜひご参加を。

もちろんその後は懇親会。私にとってはこちらがメインか(笑)。この人生はかなり人恋しくなるね。

6/29 反田は厄介か

先月のPTA総会の時に、校長先生が挨拶の中で、「我が校にいじめがあるかといえば、ある。それは今は相手がいじめられたと感じればいじめと見なされるからだ。」ということを言われた。

先生も大変である。一見してもっともらしいこの理屈。ちょっと冷静に考えると面倒なことだ。私はとっさにあることを思った。それは「批判」について。何かを主張したときに、他人への批判と見なされることは少なくない。別に誰を批判しているつもりもないのだが、誰かが批判されたと感じればそれは批判にされてしまうのである。いちいちこんなことを言われていては何も主張できない。ぎこちない世の中、余裕のない世の中だ。

ということを特に農業の世界では感じる。私が肥料の害を説くと、それは肥料を使っている人への批判だ、と言われる。いや、実際に言ってくれれば説明すれば誤解は解けるが、沈黙とともにいくらかの嫌悪を抱かれてしまう。

常々言っているが、自然栽培農家の多くは経営のために現実を見て様々な管理方法を併用している。私も仕方なく肥料を使っている圃場がある。肥料を使う人を批判できるはずがない。

私ら自然栽培農家は、環境と健康へ寄与するために、自然界を見て観察して、自然界の現実を知り、その理屈を作物栽培に取り入れたいだけである。自然界を見た結果、自分の主張に間違いがあると思えば、何に憚らず素直に訂正するだけである。

黙って自分だけでやっていろ、と言われることもある。あんた、それでいいのか?世の中を良くしたいという思いはあんたも持ってるだろ?一緒だよ。

あるべき農業技術の追求をやめない態度。これは手放しで歓迎されるべきだ。そしてそれを自分だけのものとせずに、他人にも伝えようとする態度も同様。不安を煽る手法だとかネガティブキャンペーンだとかの批判をする人の気持ちも分からないでもないが、大河のようにゆっくりと流れる、本物を模索する動きというのは決してなくならないのだから、一緒になって学ぶしかない。そして割り切って「今の自分」の正当性を主張すればいい。例えば「採算を取るために仕方がない」というのは立派な正当性である。私もそう言いながらやっている。

そして、先を見よう。先の先を見よう。反田を厄介者にしている場合ではないと思うのだが。

6/28 ちかのりくん、最高!

今日から大豆の1回目の土寄せ開始。経営的にはタイミングのシビアな一大イベント。

と精度向上のために導入した「ちかのりくん」が最高の仕事をしてくれた。ちかのりくんの切った溝を常用管理機「愛さいか」のタイヤが見事に走ってくれる。ハンドルを放したって真ん中を走ってくれて(まあ放さんけど)、きれいに均等に土寄せしてくれる!この感動と喜びをどう表現したらいいのか!!

あとはチルティングの調整に集中すればいい。素晴らしい技術だ、これは。なんでもっと早く閃かんかったのか。いやほんっと嬉しいんだってば。

分かる?分かんねえだろうなあ。

6/27 今時のゴボウの様子

今日時点でのゴボウの様子を紹介。

秋まきゴボウ。畝長1104m。自然栽培4年目圃場。

まきゴボウ。畝長1472m。自然栽培6年目圃場。

秋まきゴボウ。畝長1840m。自然栽培ではまだ苦戦する圃場。元肥として有機肥料を畝長100m当たり5kg散布(N換算で10a当たり5kg)。

春まきゴボウ。畝長2016m。自然栽培7年目圃場。

春まきゴボウ。畝長2550m。自然栽培7年目圃場。

春まきは一時は草でどうなるかと思ったが、女房と集落のおばさんたちのおかげで見れるようになった。ゴボウの生育がいいことも草抑えに助かっている。春まきでこれだけ生育が揃ったのは初めてじゃないか。あとは洪水にならんようにひたすら祈るのみ。

秋まきはとっくに収穫適期を過ぎている。が掘る暇がない。洪水を避けるために1日でも早く掘り始めたいところ。

6/26 ここ数日の作業と作物の様子

朝から強い雨。ようやく一息だ。体も相当堪えている。今日はのんびりモードで、機械の回送、作業機のアタッチ交換などを進めている。

ここ数日の作業の様子を。

メインは大豆播種。これは大豆連作6年目の転作田。果敢にタブーに切り込んでいく。

この度の目玉は、280cm幅ハローと「ちかのりくん」。幅広になったおかげで鋤き残しがなくなって直前耕うんとの絡みが楽になった。ちかのりくんも思ったような効果を期待できそう。1回目の土寄せで乗用管理機の轍に合わせて溝を切った。これで土寄せの精度が上がることはもちろんだが、単調なくせに長時間にわたりバリバリの集中力がいるというあの「拷問」から解放されそう。

ところで6haだとばかり思って播いていたら、あれあれ、6.8haも播いていたという始末。何をやってんだか。それにしても楽だったのもハローのおかげか。

今年久しぶりに復活させたのが、施肥区の稲の追肥。

稲はこんな感じだから追肥要るのか?と思わないでもないが、これも考え抜いた末。詳細は出来秋にでも紹介したい。 ちなみにこの稲。田んぼは圃場整備後のこの4年間で、1年半前に1度米ぬかを反当70kg撒いただけ。だから今年作は今のところ無投入。ただ苗に有機肥料が使ってある。苗は以前紹介したようなバリバリ苗だったが、これを見ると苗の大事さがよくわかる。自然栽培区の苗ももっともっといい苗にしたい。育苗の作業的な負担感はすっかりなくなったので、今の方法でも年々苗質は良くなっているが、さらに根本的に良くしたいといろいろ考えているところ。

その自然栽培区はこんな感じ。 こちらも決して悪いわけではない。今年はコナギを多くしてしまって失敗かと思っていたが、不思議なことにコナギが全然大きくならない!稲はすくすくで、こんな体験は始めてだ。今年は「基部未熟」対策として出穂後の管理に劇的な工夫をするつもり。何かと楽しみである。

6/24 正念場

う~ん、かなりきている。くたびれが過ぎて、夜が眠れなくなってきた。閉ざされるまでの勝負!という気持ちと、解放されたい~早く降ってくれ~、という気持ちが半々。

、やったらやっただけのことが報われる、という状況。今やれば、トータルで楽になるという繊細なバランスの上にいる(はず)。体を削りつつ、目玉だけギョロギョロさせながらこの消耗戦を戦い抜くのだ。これぞ百姓!ということで合っているかどうか。

という中、素晴らしいタイミングで今日は午後2番から有機農業協議会の総会。他の団体のものなら間違いなく欠席するが、これはそうもいくまい。痺れるが、体を休めるという理由で心安らかに出席したい。

さすがにシャワー浴びて向かうとしても、まだあと1時間はやれる。行くぞい。

6/22 暇なし

25日からはきっと畑が閉ざされる。それまでの駆け込み作業におわれる日々・・。

6/19 大豆の耕うん回数

今日も大豆ネタ。今年は特に多くなる。

大豆を連作する場合、前年11月頃の収穫から6月の播種まで、大体耕うん回数が決まっている。田津地区では3回、今田地区では4回。これで延べ面積がおよそ20haとなり、負担が少なくない。今年は時短の切り札である280cm幅のハローを導入したこともあり、それぞれ1回ずつ減らしてみようと考えてやってきたが、今日断念を決定。今しがた今田地区の4回目の耕うんをやってきたし、午後からはもう一つの畑地帯の渡地区の3回目の耕うんをやってくる。ちなみに田津地区は今年は連作圃場はなし。

いい線行ってたんだけどね。播種がもう3日早ければ目標達成だった。田津地区の電気柵張りと播種を優先したため、タイミングを逃してしまってまた草が増えてしまったのよな。この時期の3日は大きいよ。

今年は「ちかのりくん」も導入。このため、ただでさえ耕深の浅いハローの地面への密着が弱く、播種同時耕うんで死ぬ草の精度が悪い。かなりきれいな状態にしておいて播種をしないと草が残ることになる。そういう事情もいくらかはある。ちなみに「ちかのりくん」は排水対策というより、土寄せの安定化のために導入。

大豆は儲かる年は儲かるが、現状ではあまりに不安定だ。また経営を続けるために問題視している「負担感」と「追われ感」が強い。このあたりを克服したスタンダードな技術を構築しようと頑張っている。

6/18 給食試食会に参加して

給食試食会に出席。学校や親しい栄養士先生が実に多くのことに気遣っておられることがよくわかり、とても有意義な会だった。

ただ、私としては様々なことを考えてしまう。世を覆う栄養素信仰。健康志向の人が良く使う「体は食べ物からできている」という一見真っ当な考え方もNOである。人間の体の、63%が水分、16%がタンパク質、15%が脂質、5%が無機質、1%が糖質、だからそれだけの栄養素を取らねばならないという考え方は、この「食べ物からできている」的な考え方に後押しされていないか。

これが間違いということは自然界を見れば簡単に分かる。牛は草しか食べない、パンダは笹しか食べない、牛の体がタンパク質と脂質の塊だからと牛に肉を食わせれば牛は病気になってしまう。

作物もそう。作物の体の何%が何々で、と計算して肥料を与えることの無意味さ。作物も動物も人間も、栄養素の摂取で健全な体が成り立っているのではない。

「現代人はミネラル不足、健全な野菜には多くのミネラル分が含まれている、そういう野菜を食べよう。」という言い方も本当は違う。食べるべき食材には、調べると実際にミネラルが多く含まれる場合が多いのだろうが、それはたまたまそうなのであって、本来ミネラル摂取はしてもいいししなくてもいい。ミネラルはあってもいいしなくてもいい、と考えてもいいくらいだ。何かの病気の症状がミネラル摂取で改善したということをよく耳にする。しかしそれは対症療法的に効いたのである。または他の原因・・・腸内細菌の手に負えるものを食べたということ・・・もっと言えば腸内細菌の邪魔をしなかったということ・・によって改善したのである。その先で根本的に治していくためには、目先のミネラルの有る無しに騙されることなく、腸内細菌ウンヌンを考えていくのがいい。

世の中で必要とされるものの中には「あってもいいし、なくてもいい」というものが多すぎる。それが多くの苦しみを生んでいる。今の農業をやっていればそう思わざるを得ない。さあ、私に何ができるか。

6/17 ただのボヤキ

どへ、明日の降水確率が上がっている。あさっても引きずるみたい。田津の大豆を蒔き終えたばかりというのに。しかしこの度は少しマシのはず。敗北とまではいかないんじゃないのか。

こんな気分で毎日過ごしているわけよ。楽しいぞ。

6/16 ようやく大豆播種までこぎつけた

ようやく大豆播種の準備が整いつつある。このたびは蒔きたいからといって簡単には蒔けない。あらかじめ電気柵を張っておかねばならないから。午前中をかけて98%が終了。完成させたら次に播種器の準備。そして今日中には蒔き始めるつもり。

柵の設置中、「播種前に張ったら邪魔だろう?」と2人の人に言われた。そのとおり。めちゃくちゃ邪魔。本当は播種後に張りたい。でも2haもあれば播種~柵の設置の間に夜(イノシシが活動する夜)をまたぐことは避けられないので仕方がない。規模の大小で管理方法が変わるという典型。

典型というなら、播種のタイミングだってそう。かつてのように1ha規模だったら適期を逃さずもうとっくに蒔いていた。また今日から蒔き始めるってのもどうか。でも面積があるから四の五の言ってはいられないのだ。いっそ夏至を過ぎてから蒔けば(大豆は夏至を過ぎてから蒔けとよく言われる)、ということもあるが、田津地区では洪水の前に2度目の土寄せまで終わらせておきたい。本当は6月に入ったらすぐに蒔きたい。これは毎年の進行形の検討事項。

このことは20万円程度の作業機の投資をすれば少し解消する。そういうことの一切合財を混ぜ食ってガラガラポンしたら何か出てくるはず、ということでネタ拾いをしている。今年の電気柵はその一つである。

6/15 このタイミングで

雨が降ってくれれば最高なんだけどねえ。ちょっと乾き気味だもんね。都合よくいかんね。

6/14 電気柵、これならいける

昨日は夕方まで田津地区の大豆予定圃で電気柵設置作業。田津地区では今年は2.2haを予定しており、例年より若干多い。しかし圃場数は例年より少なく4圃場。電気柵の設置を前提に圃場を選んだためだ。広い圃場で、出来るだけ正方形に近いほうが面積あたりの柵の長さが短くなる。

圃場ごとの「面積」と「柵の長さ」はこんな感じ。
55 0.5ha 300m
57 0.5ha 280m
61 0.4ha 280m
62 0.8ha 500m

合計で1360m(×2段張り)。57が効率がいいのは、より正方形に近いから。62は一番悔しい「L字」型圃場。凹んでても膨らんでても柵の長さは一緒だもんね。

もちろんこういう効率だけで作付け圃場を選んでいるわけではない。が、こういう小さい工夫をしているということ。頭で考えるだけの人には小さい工夫でも、疲労の中で設置する本人には大きなことなのだ。

昨日は6時間かけて下の3つの1060m分の支柱立てのみを。4.5m間隔で260本。前半は暑さとの戦い。イモ槌振るう右手、スクワットを強いられる太ももに強烈な疲労。

そんな中で今更時短の工夫を発見。もう最終形と自負していたが、何を自惚れてんだか。撤去時の工夫から必要で、次回からはさらに楽になる。

そして大きなこと。夕方は涼しくなったが、右手と太ももの疲労の程度が激減。くたびれは暑さのせいというのはよ~く分かっているが、これならいくらでもやれるじゃん!という、まあ再確認。つまり、大麦-大豆連作型で柵を張りっぱなしにする工夫を入れれば、大麦生育中の冬のうちに柵が設置できて楽になるということ。

と負担の面からだけなら大した問題ではなくなった。あとは洪水・・。これが難題。

ちなみに以上のようにグダグダ悩むのは、大豆は反収が少ない作物だから(しかも洪水が来ればパアになるかもしれんし。)。ゴボウなどの普通野菜なら反収が高いのでこのくらいの負担感は屁でもない。そういうものなのだ。

6/13 今年の繁忙期は「殺人的」になっていない

例年より一足早く「殺人的繁忙期」に入ったと以前書いたが、ふたを開けてみれば実は今年はそこまでの繁忙期にはなっていない。5時-8時(20時)という恒例のパターンがまだ1日もない。

朝早く出れないのは、チビ丸が産まれたのと長男が小学校に入ったのとで、朝をすっかり女房に任せて家を出るのが憚られる、ということがある。夕方遅くまでやれない理由も同じ。特に就寝時刻。長男は入学前は22時過ぎに寝るのが常だったが、小学校は朝早いので21時には寝させたい。私が20時過ぎにのこのこ帰ってきていては、自然と家族の寝る時間が遅くなってしまう。

それで仕事が回るんならいいじゃん、ということだが、最悪の事態には「今のところ」なっていない。炎上していた畑も、集落のおばさんたちにお願いして春まきゴボウの草取りに昨日から入ってもらっているので何とかなるかもしれない。もっとも大豆と緑肥の播種というイベントを終わらせないことには何とも言えない。しかしこれは天気によるところが大きい。

その天気だが、週間天気が微妙に良くなってきた。ここ数日も実は降っていないし、週末も降らない予報に変わった。結果ではあるが、こんなことなら3~4日前に大豆を蒔く段取りで動けばよかった。入梅してしばらくの特徴だ。どうせ降らない、と天気予報を信用せずにどんどん進めた年もあった。しかし今はちょっと臆病になっている。歳か、疲れか。

と我に返るとまた大豆の亡霊じゃないか。そうだ、今は割り切って進めているはずだった。やることをやって、蒔けるときに蒔く、で行く。6haもあればどうせすべてをベストタイミングではやれないのだから。今日は朝2番から電気柵張りをしている。洪水のときは直前に電線だけは可能な限り外そう、などと考えながら作業をしている。これでいいのかどうか、よくわからない。

6/12 今田は石よ

暑ちいね~。30度はないけど、蒸すんよ。エアコン付きトラクターで耕うんしてばかりだからいいようなもんだけど、石を拾いに降りたり乗ったりで足ガクガク。暑さが後押し・・。

今田地区の圃場の石。だいぶ減ったけど、まだまだあるよ。取れば取るだけ確実に減る!って素晴らしいことだね。草みたいにまた生えてこんもん。やりがいあるよ。

6/11 地味に畑を進めている

大豆播種の切り札として導入したハローが役に立つことを今しがた確認。補助金使って入れておいて役に立たない可能性があったなんて口が裂けても言ってはならないが、ご安心を。全国で使用例が多数あるのでまず間違いないということは分かっていた。

役に立たない状況とは、トラクターの轍が派手に残るとか、残かんや雑草の類がレーキに絡まって畑面が凸凹になるとかを想定。この世界は土地土地の条件次第ということが多く、このたびも1%は試してみるまでわからないということがあるだろうから、今日はその不安が消え去ったということ。これで段取りが格段に楽になる。

もっと早く試せば良かったんだが、暇がなかった。今日だって暇があるわけではないし、ぶっつけ本番のつもりでもいたんだけど、播種が迫ってきて妙に不安になって、つい。

昨日から杓子定規に定期的に入っている田んぼの鎖除草を田んぼによってはパスしている。2枚は最後の施行をパス。ほとんど草が生えていないし、稲の調子もいいから。

とにかく畑、畑。5日くらい連続で晴れんかな。晴れんでも雨さえ降らねばいいんだが。そのタイミングをジッと狙っている。草に覆われた春まきゴボウ畑も、何とか無時の生還を目指して女房が張り付いてくれている。私はこんな時に今日は午後から出張。でもこれも大事なこと。

6/10 緑肥の播種も急ぐ(涙)

この時期を忙しくする作業の一つに、緑肥の播種がある。土作りのため、ということは当然あるが、それだけが理由なら暇を見てのんびりやればいい。しかしそうはいかない。それは洪水時の表土流出防止が目的だからだ。

過去の例から大きな洪水は7月上中旬に来る可能性が高い(もっとも近年では8月とか9月にやられたが・・)。そのときまでに緑肥をある程度の大きさまでに育てておく必要がある。5月中に蒔いておけば余裕だが、今年は田植えと麦刈りが早く無理だった。それで急いでいる。今年は初めてソルゴーを予定。

今何も植わっていない圃場で洪水時に表土が流されやすいところは、およそ1.4ha。これを急ぐ。でも蒔き始めちゃえばついでだから、単に土作りのところにも蒔いて合計2.4haを予定している。今日はそれらの耕うんをするつもり。

ゴボウも急ぐし、大豆も急ぐが、緑肥も急ぐ。ちなみに絶好調の秋蒔きゴボウも今年は生育が早く、早い圃場はそろそろ収穫適期だが、収穫なんかしている場合ではない。これはきっと太くし過ぎる。しかし仕方がない。

本当はこのネタはバラしたくない。だったらくれ!という連絡が入るから。どう言われても無理なものは無理。100万円くらい積まれたって表土は買えない。(もちろんそんな人いないが。)

6/9 大豆の亡霊

昨日は女房とともに久しぶりに春まきゴボウの畑で作業。思った以上の草の逆襲。ゴボウの調子がいいだけに、これは損なったかもしれないという悔恨の念。

明らかにウッカリだ。観察を怠った結果。遠目には3日に1度は見ていたけれど、圃場に入ったのは半月ぶりくらい。田植えが終わった頃に半日ほど作業に入っていればこうはならなかっただろう。こういう繊細な仕事をしている。それにしても今更こういう失敗をするのか。あまりに失敗の質が悪く情けなくてならない。

こういう失敗をした原因は明快。まだ6月に入ったばかりだし今のところ特に大きな過失も心配もない大豆の播種作業のプレッシャーだ。そのくらい大豆播種のプレッシャーというのは、ある。毎年5~6ha作付けしていて、それは今年もなんら変わらないのだが、1年おきに大きな失敗(→★、☆)をしてきたせいだろう。それとて壊滅的な失敗ではなかったのだが、売り上げも利益も太い作物だけに過剰にデリケートになっている嫌いはある。大豆の亡霊。毎日播種のタイミングのことが頭を離れない私にとって決して大げさな表現ではない。せっかく田植えの早期化が実現し、大麦も終わったという最高の状況下で、いったい何をやっているのか。

ふとわれに返ると、何か変である。大豆くらいで物怖じしないとう私の気持ちの持ち方一つ、と言えなくもないし、いや、どうしてもビビッてしまう、私の人間の大きさの限界だ、というのなら作型の工夫を考えればよい。4年前から今の規模の作付けを始めて手探りでやってきたことに対し、ここにきて負担感や追われ感が露呈してきたということに過ぎない。そんなことはこれまでに散々繰り返してきたことで、何も特別なことではない。

なんだかゴチャゴチャとボヤいていると思われるかもしれないが、「スカッと気を取り直して」、ということは絶対にやらない。少なくとも1週間くらいこういうことで悔やむようにしている。悔やんでいるうちにすっかり自分のものになり、今後の改善や昇華ネタに繋がったりする。今回もそれを期待したい。

6/8 イノシシ対策の現実的な方法に悩んでいる

作業が押しに押すこの時期、イノシシ対策の電気柵設置に関わる諸作業は、やはり他の作業を大きく圧迫する。このたびは試行錯誤のための余分な時間もかかっているということはあるが、そうでなくてもどうか、今後に現実的な手法なのだろうか。

大麦後にすぐに大豆を作付けし、電気柵を設置したままにしておけば手間は省ける。大豆後に大麦の作付けはしないので、カラスノエンドウの駆逐にも効果的。

電気柵を設置したままにするためには、圃場ごとに事情があってそれぞれに工夫がいる。でないと大豆作の間の電気柵周りの草刈りに今度は膨大な手間がかかるということになる。

ポイントは作業時間の平準化なのだから、比較的時間の取れる時期には目をつぶって、忙しい時期に余分な手間がかからないような流れを考えなければならない。もう一ひねり、どうにかならんか。

ちょうど今は春まきゴボウの草が炎上しそう。ゴボウが調子いいだけに死守したいところ。もっとも例年なら女房がタイミングよく管理しているのでこうはならない。イレギュラーということでここは耐え、何とか乗り越えるしかない。

6/5 時間なし

何だかんだとあるんよ。

6/4 梅雨入りだそうな

当地は「梅雨入り」などと言っているが、まあこんな宣言はどうでもよい。大体宣言があってしばらくは天気はそれほど悪くはならない。どこかで(作業の)チャンスがある(つまり好天が続く日もある)、と虎視眈々と待機しておくことになる。

本線は大豆播種へ向けての準備だが、他にもいろいろ。すでに炎上気味ではあるが、おチビが保育所に行き始めており、徐々に預かり時間が長くなっていくにしたがって女房が現場に出れる時間も長くなる。何とかなるか、どうか。

もう行こ。

6/3 大豆を前に、改めて田津地区の土地利用を考える

未明くらいからの雨は、まとまった雨としては久しぶり。先日の雨くらいでは畑の表面1センチくらいしか濡れないので、この度級の雨が欲しかった。畑が喜んでいる。

私はこの機会に骨休みだ。といっても事務所での溜まりに溜まったデスクワーク。朝一から片っ端に片付けているがまだまだ終わらない。残りはまたの機会に譲るということで、午後は作業に出なければならない。

昨日書いたネタのように、日々の作業に追われながら次の一手を常に考えている。年中考えていることの最たるものが、田津地区の土地利用計画。「洪水」と「イノシシ被害」という泣きたくなるような前提を抱えて、うちが管理している9haもの「奇跡の土」にどうやって光を当てるかということ。経営全般が加速度的に上向いていても、この命題ばかりには苦戦している。厄介なのは洪水もイノシシ被害もひどくなる傾向なこと。いたちごっこで作型については原型をとどめないくらいに変化してきた。こういうことの手間に時間を割くためにも各種の時短は必要なのである。

しかし逆に言えば、一方で時短をしても一方で手間が増え、甲斐がないということ。これではいけない。手間を増やして対策をとる、というのはなく、手間を減らしながら対策をとるということを心がけているが、イノシシ被害というやつは中々そうならない。改善すれば純粋に手間が増える。それで頭を抱えることになる。

大麦元年と位置づけたこの度の結果も無残で、田津地区の目先の土地利用は決して明るいものではない。しかし諦めることはできない。この土の良さをすでに知ってしまったからには、粘りに粘っていかざるを得ない。

八方ふさがりの中にも光明はあって、先日書いた、作業機のデモでは大きな成果を得た。春まきゴボウの転換点、それは同時に田津地区に光を当てる一歩にはなり得る。そこに大豆と大麦で一ひねり、もう一ひねりが加わればそれなりの完成形になるのではないかと思っているが、その一ひねりに苦戦している。

明日から大豆の準備に入る。今月中旬の播種の目指すが、イノシシが増えてきたせいで電気柵の設置という以前にはなかった膨大な手間がかかることになる。改善への閃きはその場面に直面しているときがチャンス。せいぜい疲労困憊しながらやってみるつもりでいる。

ちなみに田津地区は、JR三江線「田津駅」の目の前に広がる30haもの平地である。三江線に乗車する機会があれば、こんなことに思いをはせていただければ嬉しい。

6/2 「抑草」の田を復活させるか

田んぼの鎖除草も折り返し。1枚平均が50aの7枚の田んぼに5回ずつ入る、つまり延べ35枚の田んぼに入ることにしているが、今日で19枚目が終了。成果については改めて触れたい。

それにしても10a当たり1時間は除草をしよう、ということで昨年から始めた管理方法だが、合計で35時間をこの作業に割くというのはやはり痺れる。6月繁忙期の改善にはここにもメスを入れる必要がある。自然栽培区の田んぼはこのままの方法でやることにして、施肥区の田んぼは来年から工夫をしようと考えている。

一番有力なのは、以前やっていた、草を生やさないという方法。つまり「除草」ではなく「抑草」という手法。当時は実感として7割の成功率というところだったが、今は当時とは事情も変わっている。もう少し上手く行くんじゃないかという気がしている。単純な比較はできないが、そうすれば全体で丸々2日分の時間が空きそう。この繁忙期にこれは大きい。

まずは「負担感」、そして「追われ感」を減らすこと。安心して質の追及に向かうためには、分りやすく言うとこういうことだなあ、と鎖除草をしながら今日思ったことだ。今日中に麦の収穫を終えるのは楽勝なのだが、その後の大豆の準備に焦っている。そういう追われ感が今、強烈にある。

6/1 根切りネットの回収で参った

昨日は一昨日の雨のせいで忙しかったし、今日は明後日降りそうな雨のせいで忙しい。天気が交互に来ると大変よ。

今日明日で大麦の収穫を終わらせようと考えているが、またもやトラブル。隣接する大豆畑のために急いでいる苗代の片付けを今日やろうとしたのだが、施肥区の苗床の根切りネットが剥がれない。以前紹介した盛り上がった土がネットの上に1センチも積もっているせいだ。普通は水をガブガブに張って剥がせばいとも簡単なのだが。

仕方がないのでネットの上の泥をレーキの裏で掻き捨て、剥がしては戻し、また泥を掻き捨て、の繰り返し。で返り血を浴びて全身泥だらけでヘトヘトになって、何とかネット剥がしだけは終了。まさかの2時間45分の格闘。朝一から体力を消耗した。

1時間くらいで簡単にやれると踏んでいたのでこのロスは痛い。本線(大麦収穫)を圧迫しないよう中断、続きは明日以降の予定。

ちなみに自然栽培区のネットはチョチョイノチョイ。しかし考えさせられるね。養分供給ってものを。あの根の状態を写真に撮っておけばよかった。

いらんことをするから苦労をする。という視点から考えるとカラクリや解決策が見えてくる。育苗についてはまた改めて書きたいが、来年の施肥区の苗をどうするかを考えている。

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