はんだ牛蒡生産者 反田孝之さんブログ - 2016年1月の記事

1/30 草取りマラソンの中断と忘年会

今頃は旧暦でいえば年の暮れ。旧暦のスタート(元旦)は2月8日。(ただし新月になるのがこの日の23時半くらいなので、気分的には2月9日から新年の感じ・・・。)うちではこの頃に一息つけれるようにいろいろと頑張っています。

一番は言うまでもなく草取りマラソン。昨日までで94%を終え、ついにゴールが見えてきました。一気にラストスパート!と行きたいところですが、しばらく中断です。ここ最近、晴れ間ののぞく日が一日たりともないせいで、続けてやるには状態が良くないためです。 これは先月の写真。このように4列あるのですが、仕上げの削りは必ず外側の列を先に往復します。そのときに通路に足跡ができて、そのままでは足跡の草が全部は枯れません。そこで半日くらい太陽が出る日を待ちます。そすうると足跡のところで枯れる草と生き残る草がハッキリするので、そうなってからその生き残った草たちを再度削りながら内側の列を往復します。こうすれば同じ労力でより効果的に草を枯らせることができるのです。

以前は、陽が出るのを待って枯れるのを見届けることなく内側列を削っていましたが、今のように変えてからは2回目の草取りが格段に楽になりました。

つまり今やっているところは、陽がまったく出ず草が枯れないので、内側列にかかれないわけです。週間天気を見る限りではしばらくは期待できそうにないので、これにてしばし中断、ということです。

我々にとってはこれでスッキリしました。実は今日は我が家の忘年会なんです。家族でのんびりお出かけをして来ます。そのときに我々には「こうしている間にも草が大きくなる・・・」というのが頭の片隅を浮遊するDNAが組み込まれてしまっていますから、「今は積極的に中断したほうがいい!」と思える状況は何よりも嬉しいことです。

天気も少しいい方へ転んだので、嬉しい限りです。子どもがいると天気の良し悪しが一番の問題です。みんなで楽しんで、かつ今年一年を振り返ってきます。

※1回目草取りマラソン進捗率:94%

1/29 里芋のネット販売開始。ついでにゴボウも。

ようやく今期のサトイモのネット販売を開始。

今回はイモの表面にコガネムシがいたずらしたものの販売。虫の被害は初めての経験にして、この傷物のイモがかなり大量に発生。もっと早くから販売をかけようとう思っていたのですが、手が回らなかったのと、手隙になってからはネット販売のことを忘れていた(!)のとで、案内がようやく今頃になったという顛末。この時期なので痛みもかなり出ていて、ちょっともったいないことをしたなあと反省しています。

傷物ではありますが、大きいので料理はしやすいです。それとサトイモってやっぱり掘りたてより冬になって一部が痛み出すころになってからが断然美味いような気がしますが、どうなんでしょうか。

それとゴボウも一時的に再開します。シーズン終了間際って、半端を整理していると結構量がまとまることがあるんですね。まあ結構といっても知れてますよ。だから「一時的に」です。

単品だと注文しにくいという声もありますが、2品なら少しはハードル下がるかな。ま、気が向けばお求めください。

ところで草取りマラソン、寒波で一時中断しましたが、また元気に進めています。ついに大台の90%に乗りました。もう一息です。

※1回目草取りマラソン進捗率:91%

1/28 智頭町が自然栽培の普及に動き出した

何かと先進的な取り組みで有名な鳥取県智頭町が自然栽培の普及に動き出しています。FBからコピーした記事を下に掲載します。

自然栽培はまだまだ多くの人に「眉唾物」の扱いを受けており、そういうものに公が支援するという事例は多くはありません。しかし全国では自然栽培に注目している自治体やJAがすでにあります。最近では石川県の羽咋(はくい)市が有名です。たしか自然栽培の作付け100haを目指すということだったと記憶しています。

こういうところに公が関われるかどうかは考え方一つの気がするのですが、どうなんでしょうか。かつて眉唾物だった有機栽培が今では当たり前の世の中になったように、自然栽培がそのうち珍しいものではなくなる時は必ずやってきます。うちなどはすでに10haくらい取り組んでいますが、それでも当地ではまだイレギュラーくらいの扱いしかされていません(惜)。うちだけの宣伝になるから、という声をかつて聞いたことがありますが、うちは作ったものは全部売れているし生産量が頭打ちのため、宣伝効果はもはやないのだから、安心してうちを利用してネタを作ればいいのにと、つい他人事のようにもったいなく思ってしまいます。

こういう言い方はあまり好きではありませんが、みんながやりだしたときはもう遅いです。最近も書きましたが、国が予算をつけるようになった時はもう終わっています。農業の六次産業化はその典型でしょう。

自然栽培に魅せられている人は都市部を中心にかなり増えています。この流れには絶対に逆らえません。地方間競争というなら、明らかにネタ的に押さえるべきところです。

当地事情をいうなら、当地が推そうとしている「機能性食品」とは水と油ではあります。しかし単純に相反するものだとは私は思いません。この社会には、「根本」と「対症」のバランスが現実的に必要です。自然栽培は根本、機能性食品は対症という位置づけでやれば、あまりにも分かりやすく魅力的です。「そんなにハッキリ位置づけたらいつかは対症の側が不利になる」というのはあまりにも浅はかです。じゃあと放っておいても時代の流れはそれを許しません。そのうち壊滅的な打撃を受けるくらいなら、現実的に不可欠なバランスシートの上にあらかじめ乗って進めていくことで息の長い理解が得られるように思います。

実は私は昨年秋に、タイミングごとのタイトさから断らざるを得ませんでしたが、智頭町から事例報告のお誘いを受けました。智頭町のニュアンスを肌で感じたかっただけに、返す返す残念です。それから言うまでもなく、タルマーリーの貢献があります。

※1回目草取りマラソン進捗率:88%

以下facebookより------------------------------------------------------

ここ、智頭町で「自然と共生した持続的な暮らし」を地域とともにつくりたい。
そこで、現在改修中の古民家を自然栽培拠点施設として活用します。  
“自然栽培による農のある暮らし”を実践しながら
環境を守るとは・・・
地域の循環とは・・・
人の幸福とは・・・
豊かな暮らしとは何か・・・。
ここで暮らす人が生活をともにし、自然栽培の生業を営みながら、これからの生き方を智頭町の地域全体に示してほしいと願っています。
[居住地の概要]
(1)住居様式  和風古民家一軒(賃貸住宅) ※現在 改装中
■1階・・・6畳間:2部屋/8畳間:2部屋/4.5畳間:2部屋
台所/土間/車庫/風呂(給湯式)/トイレ
■2階・・・6畳間:1部屋/4.5畳間:1部屋/3畳間:1部屋
■農作業小屋 農機具1台分
■車庫 自家用車1台分  
(2)家 賃 約16,000円/月(現在、住宅改修中につき、完成後に確定)
(3)敷 金 家賃の3ヶ月分(入居時に支払)
(4)生活費 自己負担(光熱水費、通信費、燃料費、村の負担金、その他生活に必要な経費)
(5)生活条件  
・村人との良好な関係を築き、村の共同作業及び会議、行事等に積極的に参加するよう努めること。
・生活を共にする者と協調して住まうこと。
・智頭町内で自然栽培を実践する農業者とともに自然栽培グループを組織し、積極的に交流を図ること。
・智頭町空家再生住宅事業実施要領に基づき、入居できる期間は最長10年間とする。
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[募集要領] 
【募集人数】 3名まで(共同生活を営みながら自然栽培農業
【応募資格】
・自然栽培を軸に農業に取り組む意欲のある人(自然栽培経験は不問)
・年齢が20歳以上40歳以下の独身の男性または女性(平成28年4月1日現在)
・智頭町外からの移住者で、入居決定後に智頭町に住所を移すことができる人
・現在の居住地に市町村税及び使用料等を滞納してない人

【応募方法】 応募用紙を郵送、ファックス、メールでお申込ください。フォームはこちらから→
http://cms.sanin.jp/p/chizu/sanson_saisei/nougyou/9/3/
【応募期間】 平成28年1月18日(月)~ 2月10日(水) 当日消印有効
【面 接 会】 平成28年2月21日(日)午後(時間未定)   
※居住地の内覧会及び早瀬集落との懇親会を兼ねて開催します。
※面接会の詳細は、応募のあった人に後日ご案内します。 

【入居開始】 平成28年4月上旬を予定
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【問い合わせ先】智頭町役場 山村再生課 國岡
〒689-1402 鳥取県八頭郡智頭町大字智頭2072番地1
電話 0858-75-3117 ファックス0858-75-4124
E-mail s-saisei@town.chizu.tottori.jp

1/27 青年就農給付金の評判が悪い(3)

とまあ、こんな悪口だらけの補助金ですが、もらえるものはもらった方が得策です。使い方を工夫すればいいのです。

ではどうするか。ハード補助にすり替えてしまえばいいのです。5年間に渡ってもらえる総額750万円を担保にして、お金を借りるのです。自分の貯蓄と相談して、最低でも750万円は借りましょう。そして必要なハードを一気に揃えるのです。つまりもらえる補助金は明らかに必要なハードに変えて全部放出してしまうのです。

そして他のハード事業があれば組み合わせましょう。2分の1補助の制度があれば750万円で1500万円のハードを購入できます。一度に全部を使いきらねばならないということは有りませんが、なるべく必要なものは一気に揃えるのが経営的に有利です。カギは、「ハード整備は一年でも早く」ということです。

基本的にはこの補助金を使いこなす方法はこれしかありません。それが「金に呑まれず」「金を呑む」ということです。要は金に呑まれなければいいわけです。

によって既にこの補助金を受けて1年2年3年と経過しています。被害は最小限に抑えるべく、残りのお金をハードに放出しましょう。

この補助金には、単なるハード補助と比べていい点もあります。それは中古が買えるということです。ハード補助は、新品を入札によって買わねばなりません。近所にお買得の物件があるからといって中古を買うわけにはいきません。しかしこの補助金なら自分の自由に使えますので、リタイアしたがっている農家から掘り出し物をそろえることもできます。使い方一つで素晴らしい補助金になります。

「生活費はどうするのか?」という怖さがあります。そう、怖いです。私も怖かった。未来は見えないですから。でもそれで怖がっていてはどのみち経営をずっと続けていくことはできません。今はいい時代です。最悪でも野たれ死ぬことはありません。

気が付いた時には蝕まれているのが麻薬です。呑まれることなく、経営を軌道に乗せて行きましょう。

1/26 青年就農給付金の評判が悪い(2)

私は、もっとも効果の高い補助金制度はハード補助だと思っています。機械や設備(ハード)の購入に際し一定割合を補助するものです。うちも農業を始める時には大変ありがたいことにこの補助をしていただきました。ざっと3000万円の購入に対し、半額の1500万円を行政(国民)が補助してくれました。(周囲の新規就農者に比べると金額が大きいのは、10ha規模から始めるという成り行きがあったためです。)おかげで、頑張りさえすれば経営が成り立つという「資格」を得たわけです。

専業農家として経営を「現実的に」続けていくためには、それなりのハードが欠かせません。だから農業経営をするということは、うちのようにスタートでその多くをそろえることが出来た場合はいいですが、そうでない場合は、何とか経営を続けながら、一刻も早く、安定に必要な規模のハードをそろえる必要があります。

もちろん初めは揃ってないわけですから、それをカバーするために労働時間を長くとるとか生活レベルを抑えるとかしてかなり無理をすることも余儀なくされます。ジッと耐えつつ、1年でも早くハードを揃えるのです。ハードが揃うのが先か、自分が倒れる(嫌になる)のが先か、の競争と言っても過言ではありません。もっともどんな農業を目指すかということにも依りますが、大なり小なりこういう側面が必ずあるわけです。

しかし青年就農給付金は現金をくれるわけです。しかし生活費補助の名目で半年に75万円ずつ小出しにしかくれません。5年間の総額750万円を一度にくれれば一気に750万円分のハードを揃えることができますし、ここに50%のハード補助制度を組み合わせられれば1500万円分を揃えることができます。農業経営は一気に現実味を帯びてきます。

しかし小出しにしかくれないのではそういうわけにもいかない、もう嫌がらせとしか言いようがありません。ついついそのお金を名目通りに生活費に充ててしまい、「働かなくてもいいよ~」という無意識の幻聴が聞こえてしまいます。

ハード補助なら現金は一円ももらえないので生活費に充てようがありません。経営が軌道に乗るまでは、生活費を削り、場合によってはバイトも組み合わせて1日18時間労働で生活費をねん出せざるを得ないかもしれません。そしてその境遇から脱するためのモチベーションが否が応でも養われます。その間の自分との対話は一生の仕事を生み出すという過程で有意義な行為ですし、結果的にその開始時の経験が後に生きることにもなります。

これは私自身の経験はもちろんですが、あちこちの事例を見聞きして言えることです。

「お金は二の次にして、もっと別の真っ当な価値観で生きていきたいんだ。」という人も少なくありません。農の分野ならではの感覚です。これについては私も感心するし、他で議論をしたいところです。しかし現実的には、年金暮らしの年配者以外はほぼ挫折してしまうようですので、ここでは横に置いておきましょう。

続く。

1/25 近年の機動力の低さ

寒波は緩みましたが、積雪がひどいです。事務所も自宅も25cm。主要道路は除雪が入っていますが、そうでないところは場所によっては軽トラックの腹がつかえてスタックするところがあります。マニュアル車なのでギアをたくみに入れ替えて前後にゆすってその都度脱出しています。

あちこちで水道管の破裂などがあっているようで、上水のタンクが底をつきそうだから節水するようにと無線放送がたびたび呼びかけています。うちの事務所は昼前には異変はありませんでしたが、夕方、市から電話。なんと建物の外の水道から水が吹き上げているとのこと。

急向しましたが、元栓を探してついさっきまで雪かきをされていた後が生々しく残っていました。ご苦労をおかけしてしまいました。

また今日は松江に出張予定でしたが、こういう状況なのでキャンセルさせてもらいました。路面などは行こうと思えば行けないこともない程度でしたが、2人の小さい子がいるので近年は行動が何事もリスク回避になり、機動力が極端に小さくなっています。

これは実際にこういう立場になってみないと分からないことかも知れません。もちろん人によって条件や程度は違います。うちは業務における女房のシェアも大きいので、いざというときに私だけとか女房だけとかでは回らなくなるという事情は大きいです。夫婦で「常に待機」しているからこそ、何か起こってもギリギリ回避できているのです。今日などは小学校が休校。女房がチビらを2人抱えたままトラブルに当たっていては事になりません。子どもたちがもう少し大きくなってくれたら状況は随分変わるでしょう。

は明日も広島出張です。しかしそういう理由はもちろんですが、出荷のための敷地内の除雪を初めとする具体的なもろもろの対応を迫られているため、キャンセルせざる得なさそうです。

1/24 記録的な寒波

前触れどおりの寒気。今日は外に出ないようにしていますので、田畑の様子が分かりません。

我が家の屋内は0℃、玄関先の気温が-5℃。これだけの低温は記憶にないです。山陰の冬は雪が多く晴れ間が少ないですが、気温は意外と低くなりません。この辺りは海抜20m程度なので、冷え込む朝でも-2℃くらい、家の中の水道が凍ることも滅多にありません。

しかし今日は、この家に引っ越してきて4度目の冬にして、ついに凍らせてしまいました。朝起きた時点で、トイレの水道は既にダメ。慌ててお風呂と台所を。こちらはまだ出ました。2時間後くらいに洗濯機を思い出しましたが、残念ながら手遅れ。その後は油断もあって台所の1本を凍らせかけつつも無事生還。生きている蛇口を1時間おきくらいにひねって死守しています。

問題はこれからの夜中。井戸水を電気で揚水しているので、出しっぱなしは電気の浪費が気に入らなくて・・。

こんなときに山水が切れているのが悔やまれます。先週初めにアクシデントで止まっているんです。よりによってこんなときに。山水なら出しっぱなしでまったく問題がなかったでしょう。停電も関係ないですしね。

ライフラインのあり方を改めて見つめなおすいい機会になっています。

※1回目草取りマラソン進捗率:87%

1/22 青年就農給付金の評判が悪い

あちこち見回した限りでは、「青年就農給付金」の評判があまりにもよくありません。

農業に縁のない人に簡単に説明します。新規で農業を始めた人は年間150万円を国がくれるんです。しかも5年間(研修も含めると7年)に渡って。凄いでしょ。当然審査をパスしないとだめですが、大概の新規就農者がもらっています。「ってことは、近所のあの人ももらってんの?」はい、たぶんもらっています。

名目にはこう書かれています。『青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を図るため、就農前の研修期間(2年以内)及び経営が不安定な就農直後(5年以内)の所得を確保する給付金を給付します。』

どうですか、一見まともでしょ。でもこれはある学者の言葉を借りると、「働かなくていいですよ。」という補助金です。だって年間で150万も、5年間に渡ってくれた上に、農業経営が軌道に乗らなくても返さなくていいんです。ほどほどに働くだけでとりあえず5年も暮らせるわけです。

もちろん多くの人が、6年目から補助金がなくても自立できるように頑張っている「つもり」でやっています。でも人間なんてそんな強いもんじゃありませんから、知らず知らずのうちに緩みます。12の努力が必要なところで8の努力しかできなくなります。無意識のうちにそうなります。だから頑張っている「つもり」になってしまいます。

そうしてあらゆる意味で貴重な立ち上げ期に、ベストの努力をしないまま時が立っていきます。私はこの補助金は「麻薬」だと言っています。麻薬ですから本人に自覚はありません。そしてそれを忠告しても「わかっちゃいるけどできないよ~」というのが麻薬であり、知らず知らずうちに蝕まれていきます。気が付けば5年が経ち、補助金が切れ、生活レベルが一変します。やむを得ず離農していくハメになります。

しかし、というようなことは実はまだ起こっていません。この制度が始まってまだ5年が経たないからです。早い人でも2017年までは補助金が続きます。しかし巷ではあまりに評判が良くありません。私の知り合いにもこの補助金を受けている人がたくさんいますが、私の目から見ても不安な人が明らかに多いです。この制度を「討ち死にモデル」などと表現する人や、2020年ごろには離農者が手放すおかげで中古農業機械市場が賑わうだろうという揶揄する人もいます。

この補助金制度自体を、自民党の農林部会長になった小泉新次郎議員が「ゼロベースで見直す」と発言しています。私もこれには大賛成です。でもこの補助金自体が悪い制度とは私は思っていません。補助金の使い方によってはとても有益な制度です。

続く。

※1回目草取りマラソン進捗率:84%

1/21 「反田って何であんなに面倒なのかね」という人にお知らせです

「反田って何だか無駄にこだわっているなあ。」とか「反田って無農薬が好きだよね。」というイメージや誤解を日ごろお持ちの皆様へ、講演会のお知らせです。

こちらをクリック → 飛龍横断ツアー

私が何かと勉強させてもらっているナチュラル・ハーモニーの河名さんの講演です。広島会場は2月6日(土)。私も行くつもりでいます。

肝心のテーマは、ずばり、

「効果・効能はもういらない?!さらば栄養学!」

です。もう涙がちょちょ切れそうなテーマです。これこれ、これです、私が日ごろから言いたいのは。農薬だとか無農薬だとか、どうでもいいんです。農業の話じゃないんです。皆さんの日々の生活についてなんです。さらには物事の見方や考え方なんです。考え方の方向が違えば、今流行の地方創生やら街づくりやらで浮かぶアイデアも違ってきます。

河名さんが話される物の見方は、そう遠くないうちに必ず社会のスタンダードになるでしょう。敢えて言いますが、地方創生って結局、競争でしょ。時代を先取らないとダメです。国が推し始めたものは既に成功事例が溢れていて先取ることになりません。対症療法の範囲でみんな同じことをやっていてもダメです。もう悲しいくらいに明らかなことです。

とまあ、私は競争が嫌いですが、敢えてこういう言い方をしました。

だまされたと思って申し込んでみてください!

※1回目草取りマラソン進捗率:82%

1/20 悪天時の現場作業

寒波も弱まった今朝は、日課の草取りマラソンからスタートです。しかしそれなりの積雪。入り口の雪を手でかいて中に入ります。 トンネルの中は快適。といってもこの時期になると、太陽が出ていなければ内外の気温はほとんど同じです。今朝は外が0℃で中は1℃。ただ風が吹かないので体感温度はまったく違います。

しかし、初めに入ったトンネルは株間の除草だったのですが、時々指で草を摘まむ必要があるので、軍手が濡れて指先が冷たくて痛い!ということで10分で挫折。違う行程のトンネルに入り直しました。こちらなら削るのがメインなのでゴム手袋をしてできます。

開始2時間くらいの光景。往復してきてもうすぐ出口。おしっこしたい、でも出口まで我慢・・!

こんな環境の中で仕事をするということに対して、外野は意外と賑やかです。「よくやるね」という感嘆的または同情的なものもあれば、従業員にやらせでもしたら「こんな中やらせるのか」という否定的なものもこれまでにはありました。

しかし現場仕事をなめてはいけません。トンネル内の作業なんてかわいいもので、世間を見回すと昨日のような吹雪の中でも体を張って仕事をしている人もいます。私も土木業に従事しているときはそうでした。慣れれば大したことではないし、そういう人達がいるから社会は回っているわけです。

農業の場合、生き物のお世話をするという仕事がら、暑かろうが寒かろうが、雪が降ろうが矢が降ろうが、やらざるを得ないという場合は多いです。トンネルの草取りも寒いとか痛いとか言って休んでいては、草がどんどん密度を増し収拾がつかなくなってしまいます。だから昨日くらいは休みましたが、今日からは再開。ゴボウのSOSを聞いて、それに合わせて動いてやらねばならないのです。

「生き物に合わせてばかりなんて、そんな人生は嫌だ!」というのは一つの価値観です。そういう人は農業などの自然に携わる仕事をやらねばいいだけのことです。世間には仕事は星の数だけあります。でも農業をやりたい、食糧生産をやりたい、という人はそれでいい、とは言えません。我がままばかり言っていては、周囲の人もお天道様も呆れていくばかりです。

※1回目草取りマラソン進捗率:81%

1/19 この冬一番の寒気

寒波が来ました。この冬一番の風と寒さです。積雪は13時時点で8cm。出荷場の気温は0℃。風は強いとはいえゴボウのトンネルを脅かすようなものではありません。ただ朝一番の桜江大橋の凍結は、空荷の軽トラにとってはかなりビビるものが・・。しかし事故もなく平然と車は流れています。地元民からすればこのくらいの状況は大したことではありません。

こんな天気なので草取りマラソンは中止です。雪はいいんですが、風が厄介。入り口のビニールを空けておくと強風でビニールがばたついて緩んでいくため、こういう日は無理に作業をしない方がいいんですね。トンネルの日々の管理には細かい気を使っています。そういう繊細な気遣いと引き換えに、とんでもない省力設置を可能にしているわけです。

それで朝からずっと、田津地区の農地を守る仕組みに関わる事務作業をしています。今日中に書類を発送しようというつもりで怒涛のように進めてたんですが、あまりの作業の膨大さにぷつんと糸が切れてしまいました。ちょうどコピー機のトナーも切れてしまったし・・、明日発送のつもりで残り半分くらいを頑張ります。

1/18 明日は暴風雪の予報

既に風が出てきました。これから対策に回ります。

※1回目草取りマラソン進捗率:80%

1/15 農地維持に奔走されていた方が亡くなられて

お世話になっていた人の葬儀に行ってきました。

地域を思い奔走している人はたくさんいらっしゃいますが、私に直接深く関わりがある方でした。今田地区の農地調整をする組合の事務局をされていて、うちが今田地区での営農を始めた2010年からは特にお付き合いが増えていました。

「農地を守りたいという思いが強かった」、と喪主である奥様がご挨拶でも話されましたが、私もこれまでに多くのお願いをされました。長い闘病生活をされていまいたが、その合間を見て3か月前に「今田地区の作付けを拡大してもらえないか」と改めて打診してこられました。これまで散々固辞してきて、さらに今回は具体的に2.5haもの提案だったのでさすがに痺れましたが、散々考えた挙句引き受けることにしました。今思えば虫の知らせだったのかも知れません。

つい先月も「今田地区の畑地を引き受けてもらえないか」とお見えになりました。無理とは思うんだけど・・・と。やはりこれについてはご期待に沿えませんでした。体調も良さそうに見えたので、まさかそれが最期になるとは思いませんでした。思い返せば、お力になれないことの方が多かっただけに、2.5haの大口を引き受けれたことがせめてもの恩返しになったかなと思っています。

今の世を憂い、自分の死後の心配をしながら亡くなって行く人にとってのあの世はどんなところなのでしょうか。最愛の遺族らを思えば誰しも憂いはあるでしょう。しかしその質、その程度は様々あると思います。私など今死ねば、「養分供給、栄養価・・・」などと無念たらたらと、何としてもこの世に化けて出てきてやりたいと思うかもしれません。喪主挨拶に託し、「栄養価という概念を捨てるようこの場(喪主挨拶)で訴えろ、というのが故人の最期の言葉でした。」などという小細工はぜひともしておきたいところです。

話を戻して、この方に、「今田地区近隣の農地を守る仕組みを反田さんが音頭をとって何かつくってくれないか。」と以前お願いされたことがあります。あまりに漠然としてそれ以上の話にはなりませんでしたが、私にできることは限られているとはいえ、一方で私にしかできないことも確実にあるはずです。そういうことに等身大でジッと取り組んでいきたいと改めて決意しているところです。

※1回目草取りマラソン進捗率:76%

1/14 今年の暖冬と旧暦

冬の朝一番は草取りマラソンから始まる日が多くなります。昨年までは冬時間ということで少しゆっくりと、早くても8時スタートにしていましたが、今年から長男が家を出る時間に合わせて家を出るようにしています。親がぬくぬくしているのに子供だけせかして、というのはどうにも不憫です。また準備に愚図る息子の尻を叩く必要があるのでなおさらです。

まだ薄暗い中、トンネルに潜るのは憂鬱ですが、あっという間に明るくなり、ほぼ2時間前後で1往復。今朝は終始小雨が叩いていましたが、終わってトンネルから出るとわずかな晴れ間が。これぞ故郷の冬の空です。

ここ数日でめっきり寒くなり、ようやく本格的な冬の到来です。今年は暖かいといいますが、旧暦ではまだ12月に入ったばかりなので、こんなものなのかもしれません。というと昨年は旧暦では今年以上に遅かったのに、冬は早かったと思われるかもしれません。しかし昨年は10~11月に旧暦の閏9月が挿入されて遅くなったのであって、これを飛ばして10、11、12月と数えれば冬が早かったという理屈にも合います。

旧暦の見方について農業者の視点から観察を続けています。この手のものは当たった時ばかりを強調しやすいので、冷静に見ていきたいと思います。今言えることは「明らかに傾向がある」ということです。3年に一度入る閏月の扱いを工夫するのがポイントです。閏月というのは人間の都合で数字(月)をずらすだけのことで、お月様はそれとは無関係にただ地球の周りを回っているだけ。で徐々に太陽とのずれを地球が感じ取り、そこで乱れる、とまあそんなところかと。

旧暦を活かすというところまでは行っていないし、その必要性があるとは感じれてないですが、日々自然を眺めるうえで面白いネタになっています。

※1回目草取りマラソン進捗率:73%

1/13 「続ける」ことへの補足

年末に「続ける先の境地」と題してこの欄に書きました。私の経験では、続けることの重要性を説いたときにそれに物足りなさを感じる人がいます。続けるだけじゃつまらない、もっと革新的なことをやりたい、簡単にいうとそういうことのようです。

私は続けることはもっともエキサイティングなことだと書きました。その理由の一つが、実は続けるという行為には結果として様々な工夫や挑戦が付随してくるということです。というと、それは逆で、工夫や挑戦を繰り返すから結果として続けられるのではないかと考える人がいます。そういう人こそが冒頭の物足りなさを感じるようです。

工夫や挑戦が必要な場面は、そう簡単に作り出せるものではありません。コタツに入って天井を見ながらネタが閃くものではなく、日々の行為を真剣に行うことによって結果として現れてくるものです。しかも目の前の行為に課題なるものが認められて初めて工夫や挑戦が必要な場面になるのです。課題に気付くためにはそれなりに続けてみなくてはなりませんし、これからずっと続けようという意思があるから、課題に気付くことができます。「ダメになったらやめればいいや」では課題は見えてきません。

とゴチャゴチャ書きましたが、要するに「よし続けてやるぞ。」というだけでいいのです。あとは自然に導かれていきます。現代人は頭でっかちになって理屈をこねすぎですね。理屈は後から振り返って分析して付けるものです。だから私が啓発本にあるように偉そうなネタを披露しても、それは振り返って理屈付けしたものにすぎません。今日書いたことも、今思えばこういうことだろうな、と思いつきで書いたものです。大したものではありません。

※1回目草取りマラソン進捗率:71%

1/12 どこから手をつけるか・・

いや~、草も凄いけど、デスクワークも凄いわ。さてどこから手を付けるか。来期の経営の算段で頭も大混雑だし。こいうときは大きな見落としだけはしないこと。ああ。こわ。

※1回目草取りマラソン進捗率:70%

1/10 これから朝が明るくなる

気がついてみれば今日は1月10日。ようやく日の出の時刻が底を過ぎたという喜びがあります。今年は息子が小学校に上がって始めての冬ですのでなおさらです。息子がスクールバスに合わせて家を出るのは7時10分。この時期はまだ薄暗く、冷たい雨でも降っていれば何となく不憫なんですよね。これから朝が明るくなっていく、ああよかったなあって。

ちなみに日の出が一番遅いのは冬至ではありません。1月8日頃です。逆に日の入りが一番遅いのは12月8日頃です。夕方が随分陽が長くなったと感じている人は多いと思います。肉眼で見える時刻まで作業をする我々にとっては、日の入りの早い遅いはとても身近に感じられます。

そして今日から旧暦の師走です。あと一ヶ月。何となく作業に一段落つけて年を越せるように頑張りたいと思います。

※1回目草取りマラソン進捗率:66%

1/9 うちの経営は進化しているか

年始から崩していた体調が徐々に悪くなってきて、ついに昨日の夕方にダウン。といっても体温は36度台。そして痰がよく出るんです。先月もこんな症状にやられたばかりで。

日課の草取りマラソンがはかどらずに焦るばかりです。私が寝ている間は草の生長も止まってくれればいいのですが、もちろんそんなことは起こりえません。こうしている間にも草はその密度を増し、着実に除草作業を困難にしていきます。

という例えだけではちょっと弱いですが、我々の仕事はこういう仕事です。やりダメや後からの挽回が効かず、タイミングが全てです。それに合わせて(振り回されて)我々が動か(生活し)なくてはなりません。

でもそういう農家ばかりではありません。だから「農家の○○さんはそんなことないよ。反田は下手なんじゃないの。」と多くの人は考えるようです。現在、正社員募集もしていますが、そこでネックになることでもあるのですが、うちが年中この手のシビアさに直面しているのは、

1.畑作主体の路地農業である
2.農薬を使わない
3.規模が大きい
4.経営が成り立っている (← これはただの前提ですが)

ことのためです。この全てがそろっている農家はみんなうちのようになります。私は経営する張本人なので振り回されても仕方がないと思っていますが、従業員だとあまりそういうわけには行きません。休みの予定がころころ変わる、急に出社しろと言われる、突然違う作業をやれといわれる、・・・、こんなことが続いてはくたびれてきます。

これらの条件が当てはまらないもの、例えばハウス栽培であったり、路地農業でも農薬を使っていたりすれば、作業シフトなどはたやすく固定化できます。日曜を確実に休みにもできるし、勤務時間を毎日一定にもできます。しかしこういう理屈はなかなか分かってもらえるものではありません。

常時雇用者のいない体制にして6年が経過しましたが、この難しい課題に挑戦するべく、ここ数年経営を洗練してきました。事情を知らない(知ろうとしない、理解できない)人たちからは随分見くびられてきましたが、きっとそういう人たちにとって6年は長すぎるのだと思います。いつまでも何もできないな、と。でも私から見ると、これとそれとあれを改善したら、あれれ、6年経っていた、くらいの気持ちです。よし、一つ片付いたぞ、次に行くぞ、てなところです。私らのような栽培による経営は自然界の時間軸で動かざるを得ないからこうなるわけです。

「いや、やっぱり反田が下手ということもあるよ。」という声は否定はしません。自分を知る。それは私が一番痛感していることです。でもこういう条件下で私以外で上手くやっている人って、多いですか?というかこの辺にいますか?だからそれを言っても仕方がないですよ、現実的に考えましょうよ。

うちは一貫して前へ進んでいます。自信があります。そうは見えないようでも、着実に進んでいます。いつかベールが剥がれてバレちゃう日が来るかもしれませんね。

※1回目草取りマラソン進捗率:64%

1/8 お金は投票権

経営で大切なことの一つに、お金の使い方ということがあります。これはとても難しいことです。使い過ぎは当然ダメだし、逆にケチってばかりいてもダメです。「賢い使い方」をする必要があります。

(お金の話を出すとすぐに嫌悪感を抱く人がいます。特に我々のような自然農業を志す人には多いです。「お金じゃねえんだよ!」って。否定はしませんが、これは程度の問題です。お金から逃げていては経営が成り立ちません。)

でもその賢い使い方が難しいのです。「自分はお金の使い方が上手い!」と思いこんでいる人がいたとすれば、実はきっと下手なんじゃないでしょうか。「自分はしっかり者だ!」と自称する人が周囲から見るとそうでもないという例と同じです。周囲から見てしっかりしているように見える人は、逆に常に自問自答して生きています。「これでいいのかなあ」って。

何でもそうですよね。勘違いせずに自分を知るということです。これには共感してもらえる人が多いんじゃないでしょうか。お金の使い方も同じです。自慢じゃないですが、私はいつもお金の使い方を悩んでいます。50万円クラスの買い物はザラですし、数百万という大きな買い物も時々あります。これでいいのかなあ、といつも悩んでいます。株やバクチの類はやりませんが、これは悩みません。否定しているわけではなく、単に興味がないからです。

悩んでばかりいる中で、最近一つすっかりお腹に落ちつつあるのが、「お金は投票権」という考え方です。買いものをするときに商品を選ぶ基準を、「この人にに一票!この会社に一票!」というようにする。少し前に学んだ見方ですが、ようやく自分のものになりつつある気がしています。

これが一番世の中を良くする方法です。こういう人が増えれば例えば業界1位の山○パンなんか買う人がいなくなりますから、山○パンも反省していいパンを作らざるを得なくなります。「それはお金持ちの発想だ。自分はやっぱりできるだけ安いものを買いたい。」という人は、実際にやってみて下さい。衝動買いが減るので意外と出費は増えないはずです。

あと、「ほどほどに」という補足。面倒な人はすぐに0か100で考えようとします。何事もできるところから少しずつやりましょう。

しく知りたい人は、「買い物は投票」で検索してみてください。いろいろ出てきます。

またついでに、殊勝な志を抱くがためにお金儲けに無頓着な人へ。こういう投票行為から世の中を変えるという視点でお金儲けに執着するのなら、それなりに有意義じゃないですかね。

※1回目草取りマラソン進捗率:62%

1/7 デスクワークが溜まりに溜まって・・

この冬は天候が穏やかなせいか、例年に比べ現場の作業に追われています。一番面食らっているのがトンネルの草。まだ1月上旬というのに勢いが凄いです。進捗率では例年より半月くらい進んでいますが、草の生長も早いので追われ感が半端でありません。

他の作業にも追われ、そんなこんなでデスクワークを相当溜めてしまっていて、今日はお昼前後に集中的に片づけています。丸一日でもやればかなり片が付きそうなんですが、朝夕の草取りマラソンは外さないつもりですので、つい溜まってしまうんですよね。

農業でデスクワークって何?と思われる人は多いです。何かしら経営に携わっている人には分かることですが、経営なんですからバカになって外で体を使うだけでは成り立ちません。農業で食っていきたい!という人は、何も言わなくてもそのくらいのことには想像を巡らせて欲しいものです。「農業とはパソコンと携帯を使ってやるもの。外でやるのはタダの農作業。」とは研修先の社長の言葉。これを書くPCの周りは書類の山だし、朝からいろんな人と携帯で連絡を取り合っています。

さすがに頭がこんがらがってきましたが、まだまだ続きます。

※1回目草取りマラソン進捗率:60%

1/6 『洪水と共に歩む』

1つ前の画面に、2007年から書いているこのブログの過去ログの入り口を掲載しています。田津地区の奇跡の土を人類のために活かすには、3~4年に一度来る洪水と共存して経営を成り立たせなければならない、という決意をそのまま表して、『洪水との共存を目指して』というタイトルにしていましたが、先日ふと違う感覚が湧き上がって来てタイトルを変えてみました。

『洪水と共に歩む』

畑にいるときに本当に素直に出てきたんです。それまでは「何とか知恵を出して頑張らんと」という思い一辺倒だったんですが、「ああ、何とか食ってはいけるな。あとは一緒に歩んでいくことだな。」と。

もっとも経営にそれなりに打撃のあった洪水はまだ2006、2010、2013、2014年の4回だけですし、田津地区の農地すべてが飲み込まれる大きなものは、このうち初めの3回だけです。だからまだ勘違いするのは早いのかもしれませんが、きっとこの田津で、堤防ができて畑がなくなりさえしなければずっと経営がやれるんじゃないかという気がするんです。これは「勘」です。

課題は山積みです。主力のゴボウの採算性ももう一歩ですし、もう一方の主力の大豆は明らかに田津に不向き、そして期待していた大麦の栽培には初歩から苦戦しています。またイノシシによる被害は年々増えています。でも何とかなるんじゃないか、という根拠のない自信が湧き上がって来ます。

と、こんなことを書いても読む人にはきっと今ひとつピンとこないでしょうね。洪水被害の情けなさは当事者でないと分からないものです。私が実際にそうでした。あの3・11の津波の映像を見て、「ざまあみろだ、わしらは毎年だ。」と談笑する地区の人たちに対し、そのときはさすがに怯みましたが今では無闇に非難するつもりにはなれません。運の良さに恵まれてここまでやって来れて、日ごろから軽いタッチの私ですが、「洪水がなければあいつはもう20年は長生きできた」と後に思われるくらいの心労と共に反田は生きている、と頭の片隅にでも置いてもらえればずいぶん救われそうです。

中でふと浮かんできた「もう大丈夫かな」という感覚。勘違いかもしれませんが、せっかくなので少し勘違いをしたままやってみるつもりです。

※1回目草取りマラソン進捗率:56%(実質後退)

1/5 食い過ぎで体調不良

年末年始は仕方なく食べ過ぎになります。そのせいで体調が悪い・・。飲み過ぎよりも食べ過ぎ。食べるということは体に負担をかける行為だとこういうときに痛感します。

処方箋としては腹を減らすのが一番ですが、何かと誘惑が多くつい食べてしまうんですよね。その最たるものがうちの食事。ただご飯と猪鍋と漬物というだけなのに、旨すぎて昨日も今日もつい腹一杯に・・。おかげで体調不良が長引いてしまいます。

と、こういうことは私らの中では当たり前なんですが、なかなか大多数の人には通じません。食べることが健康の元だと考えるように洗脳されていますから、腹をすかせて元気になろう!なんてことは意味不明になってしまいます。

健康な人はあまりに腹が減り過ぎていると力が出ないから仕方なく食べるわけです。仕方がないから食べる、どうせ食べるなら楽しんで。ということを忘れなしようにしたいですね。

1回目草取りマラソン進捗率:56%(ちょっと後退)

1/4 「です・ます」調にしてみます

正月3が日は暖かかったですね。おかげでトンネルの草がこの時期にしては凄いことになりつつあります。でも女房の里へ行っていたため、作業は強制中断。こんなときでないと作業の束縛から離れられませんから、旅行や帰省は貴重な機会です。

そして今日からさっそく女房が草取りに入っているし、なにより昨日からは松江の若者がまた来てやってくれています。ありがたいことです。

ちょっとぎこちないですが、今日からこういう「です・ます」調で書いてみようと思います。これまでに何度かトライするたびに挫折していたのですが、最近「です・ます」調できれいだなあという文章にいくつか触れ、私もやってみたくなりました。

反田は辛口だから「だ・である」調より「です・ます」のほうが柔らかく感じられていいんじゃないか、などというアドバイスもいただいていましたが、そういう本質じゃないなあ・・とういうことには反発したくなる性格もあって、頑として書きやすいと思う方で書いてきました。

まあいつまで持つか、という気もしますが、慣れれば案外やれるかもしれないし、少し頑張ってみようかなと。

今年もよろしくお願い申し上げます。

1回目草取りマラソン進捗率:58%

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