はんだ牛蒡生産者 反田孝之さんブログ - 2016年10月の記事

10/31 春まきゴボウの収穫よ、頼むから早く終わってくれ。

作業本線が、気持ち的には秋まきゴボウの準備にあるのだが、こちらがまったく進んでいない。なんやかんやと細かいことがあるし、春まきゴボウの収穫をしているうちは1日のうちの5時間が取られるのだから無理。ユンボで掘るならそれなりの体制を取らんとダメだ。でもこれもあと1日で終わる。しかし明日は降水確率60%で微妙。頼む、明日やらせてくれ。

里芋の収穫も始められず焦ってきている。私の目安として、日最低気温が2ケタのうちにというのがあるのだが、こないだから連日1ケタに。作業には27馬力トラクターがいるが、これが来春の育苗用の田んぼの土採りで拘束されていて、こんな時に田んぼが乾かないので中々里芋の方に回せずにいる。

今年の自然栽培区の田んぼは乾きが悪い。ここは圃場整備後の初年度から水はけが良かったので暗渠排水を入れてもらわなかったのだが、水はけが良かったのは耕深が極浅だったから、だけのことかもしれない。今回初めて10cmも(笑)耕した途端に、今時の日和くらいでは全然乾かなくなった。こんなことは初めてだ。軽トラックで乗り入れるなんて論外。10cm下はガチガチの基盤だが、やっぱりちょっと無理だろう。

だからやっぱりクログワイが多いのかどうか。田んぼの窒息とか、いろいろ見る視点が増える。

話を戻して、緑肥の種まきなどいつになるか分からんよ。例年ならこの時期には終ってるけど。第一、まだ種、注文したばっかだし。

今月中旬の体調不良によるロスが大きかった。明日から11月。6月に続く繁忙期。またこの月がやってくる。

10/30 今年の稲作(2)

前回の続きで。

では仮に追肥や穂肥をドカスカやれば、かつて2009年に経験したように粒が張ってつやつやの1等米になるかもしれない。しかしそれでは食味に不安がある。ただでさえ気温や水温でハンデがある地域だ、一気にドカスカは怖くて無理。もちろん自然栽培区では論外。

しかし今のままでは取引先に迷惑をかける。ではどうするか。まずは有機栽培区の方を来期から圃場変えすることにした。土が深くて、うちが耕作する以前にもしっかり1等が出ていたという田んぼを借り受けることになったのでそこへ引っ越すのだ。本当は今までの圃場の土が変わることでの改善に挑戦したかったが、そんな自己満足に浸っている場合ではなくなっている。

同時に自然栽培の圃場もそちらへ引っ越すことに決定。自然栽培の方は、等級ももちろんだが収量があまりに問題であった。何度も書いてきたことだが、作土層の薄さ、わずか10cm!。10a当たり4俵では、「やっぱり自然栽培ってだめじゃん。」の周囲の反応が残念でならない。クログワイなどの猛威もこの自然栽培区がひどかっただけに、ここで一度仕切り直すのはいいんじゃないかと。

お米をやめた圃場は、来期から大豆を作るつもり。同じような条件の田んぼで、すでに大豆栽培は毎年安定した成績を収めている。始めは成り行きというのがあっても、終息するところは結局適地適作。いきなり来年は秋起しができないことと不陸直しのひどさでいい結果にならないかもしれないが、再来年以降はかなり楽しみである。

10/28 今年の稲作(1)

久々に、まとまった雨。田も畑もかまえないので、デスクワークや倉庫作業、出荷作業を進めている。机の上の片づけだけで半日かかりそう。(^_^;)

お米の検査までがようやくすべて終わり、今日から個人のお客さんへ発送が始まっている。個人向けのお客さんといっても、近所でお付き合いのある人や昔からの人だけに限定していて、量的にはわずか。売って欲しいという要望もあるが、当面は新規の方への販売は無理である

区切りとして、今年の稲作の総括をしておきたい。

苗半作、といわれる育苗には、今年も課題を残した。昨年はよい苗だったが、それはいろんな条件や作業がパチッと合ったからだということを痛感。しかし今のようなやり方ではいつでもそういう風にできるわけではないので、9割くらいの作業精度でそこそこの苗が育つようなやり方が求められる。今のやり方はここ3年くらい定着しているが、来期は大幅に変更を加えてみたい。方法はまだ検討中。そして「質を上げるための工夫は、同時に手間を省く工夫でなければならない。」という一見矛盾するような方法を追い求めている。「ポット育苗を日本一ちょろくやる農家」と自称するからには、秋まきゴボウのトンネル設置での成功体験を励みに粘ってみたい。

次に草の問題。これは代かきなどの他の作業とセットで考えるべきことで、今年はその代かきを工夫したおかげで、米ぬかなどを投入するのを止めて以来ずっと苦労してきたコナギに対しては、手間も比較的かからずほぼ抑えられる目途が立った。しかし今田地区に引っ越してきてから悩まされているクログワイとホタルイについては効果なし。年々密度を増しつつある。ここのあたりをどうやっていくか。いろいろある中で、動力除草機は必須との考え方に傾いているところ。

そして、何かと取引先に迷惑をかけている収量と等級の問題。以前の下の原という地区でやっていた時には、5~7俵くらいはあったし色選に掛けなくても1等が当たり前であった。しかし今田地区に引っ越してからは5俵止まりで良くて2等、自然栽培区ではわずか4俵。等級落ちの要因は乳白や、背白、腹白、基部未熟。これらは色選にかけても取れない。うちのように潤沢に水を使っている場合、これらの原因は「肥切れ」と言われる。うちの圃場は砂地で抜けがいいので、これは一面から見るともっともだろうと思う。実際にうちが耕作する以前も収量が上がりにくく、1等が出にくかったのだと聞いた。

続く。

10/27 ・・・

ゴゴゴゴゴゴゴー

10/26 ・・・

どうにもならんぞ、この忙しさは・・。最近ボヤキばかりだな。

10/25 ・・・

今日もてんやわんや。お終い。

10/24 ・・・

腰の痛みは残っているが、四の五の言ってはおられない。朝から前回モードでひたすら作業。

押しているので優先順位をつけて凌ぎたいが、優先順位が付けられんよ。全部必要な作業なのよな。そこを強いて付けるんだよ、てことで悩んでるんだが、それが困ってるのだ。

そういえばゴボウの収穫はまたもやしばらく中断。ユンボの油圧ホースが割けてしまった。

もう行こ。

10/23 鳥取の地震

この1週間で2回目の更新。これだけ意図せず更新できなかったのは書き始めた2007年以来始めてではないか。

理由は体調不良。微熱が続いたところに無理して米袋を担いで、腰もやってしまった。で微熱が治まりかけたところで研修会に出張し、またぶり返すなんてことに。作業が進まないから書く暇はさらになくなるわけで。夜中におしっこに起きたら眠れなくなって、久しぶりに調子がいいのでこれを書いている。体調のほうはあとは腰の完治を待つだけか。

21日、鳥取県中部で地震があった。何件か心配の連絡をいただいたが、当地は震度2~3程度。同じ「山陰」という括りではあるが、震源から当地までの距離ははおよそ150kmもある。これは震源から大阪や四国の香川までの距離と同じ。ご安心を。

しかしこのたびの地震ではまず驚いた。こりゃどこかで大きく揺れたぞとPCを開くと、なんと震源は倉吉、女房の実家の真下ではないか!まあ6弱なら、と最悪までは思わなかったが、とりあえず無事を確認して安堵。しかし6ってどんな揺れだろうと。

するとしばらくして親父から電話があって、ちょうどその時間にこれまた震源のほぼ真上の北栄町にいた!んだと。「畑におったが、もう立とられんほど揺れたで。」滅多に行くことのない出張でそんな目に会わんでもいいだろよ。

ということで、あまりにも身近なところでこのたびの地震がこの程度の規模のものでよかったとつくづく。この国に住む宿命とはいえ、一寸先はわからんね。我が家は築150年を超える古い家だ。しかもでかい。地震の時はどう対応するか、そのための日頃の備えはどうあるべきか、そんなことをこの機に改めて考えておきたい。

10/19 長引いている

体調不良が長引いている。

微熱と体のだるさが止まらない。今日で5日目。ゴボウの収穫は言うまでもなく、他の普通の農作業ですらとてもできる状態ではなく、体をあまり使わないですむことをちょっとだけやる、という毎日だ。

こんな体調でも特別不安なことはない。ただ、ね。体が微熱を保っておかねばならない原因が何かしらあって、それを駆逐しようと体が頑張っているわけだから、これはこれで「ありがたい」ことなのだが、一方で生活があるので焦るわけ。10月もあと10日余りで終わるのに、この時期としてやってないことだらけよ。まじ、やばい。

パフォーマンスを下げないのが職人、ということをいつも言っているけど、精神的なことは鍛えれば何とかなっても、体は壊すとダメだね。という当たり前のことを痛感。元気になったらまず何を気をつけようかって、酒を1日1合にすること。これで許してって言ってるうちは、全然だめなのかね。

10/16 風邪でダウン

昨日から、よもやの発熱。頭痛と嘔吐も伴って半年振りの重症。

半月前に微熱を出したばかりなので油断していた。気が張っているときは大丈夫なもんなんだけどねえ。最近一気に肌寒くなったせいがあるか。それにしても前回は新月だし、今回は満月。この一年くらい観察しているが、傾向ありそうだね。

楽しそうなイベントに行けなかったということもあるが、息子と遊んでやれなかったのがとても残念。トンネル月間の来月はどうせ遊べない。今のうちに遊べる時には遊んでやりたいのに。

これを書く日曜の夕方、まだ微熱があり頭が痛い。明日からバリバリやりたいのだが・・。

10/14 なんともならんな

これだけ動いているのに、作業が押されているし、デスクワークも山になってしまっている。かなりまずい。

すべてはユンボによる収穫のせい。あと7日で終わるが、一旦中断しないとならんかもしれん。やっぱりこの時期はいかんかな。

10/13 研修会のお知らせ

そういえば、こんな研修会があった。以下、首謀者の三島さんの案内を掲載。

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 環境農業(自然栽培や自然農などの環境に優しい農業)に取り組む、取り組んでみたい人たちの情報交換会と交流会です。
 自然栽培や自然農の山陰の草分けともいえる3人の方からの情報提供と意見交換会。 そして、夜を徹しての?交流会です。

日  時 2016年10月20日(木)16:00~
場  所 冒険の森てんば(雲南市大東町山王寺551番地)
情報提供 牧田康吉さん
     (鳥取県北栄町 自然農歴15年~1ha)
     反田孝之さん
     (江津市桜江町 自然栽培歴7年~17ha)
     野津健司さん
     (松江市 自然農歴8年~0.5ha)
スケジュール 
情報提供 16:00~17:30
質  疑 17:30~18:30
交 流 会 18:30~
募集定員 20人程度
参 加 費  情報交換会のみの方 500円
交流会・宿泊(共同調理)
交流会(朝食含む) 6,000円 寝具あり・5人分
交流会(朝食含む) 4,500円 室内寝袋持参・野外テント持参
(アルコールは別途清算)
※交流会・宿泊希望の方は、必ず下記までメールによる申し込みをお願い致します。 
o-mis@mable.ne.jp(三島)
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これは面白くなるぞ~って三島さんが言ったけど、私もそんな気が。

私の場合は、世間の常識と違う田畑の現実と、あちこちで学んで仕入れたネタを提供する予定。こじんまりした気さくな場になりそうだし、農の分野にとどまらず、医療やら教育やらいろんな方面へ飛び火するような(どうせそうなる)濃い話で盛り上がりたいと思っている。

私はテント持参で参加予定!現在の申し込み状況がわからんけど、ぜひ三島さんに問い合わせて申し込んでみておくれ。参加費がって?絶対元取れるって。

10/12 ユンボ収穫の中間評価

ユンボによる春まきゴボウ収穫4日目。 私がユンボで掘り役。男手2人が抜き役。女手2人が切り役。男手1名が遊撃手。

検討課題は次の5点。
1.専用収穫機で掘った場合との歩留まり(収量)の差
2.日収量あたりの経費
3.収穫にかかる日数
4.作業メンバーによる効率的な流れ
5.壁崩れ対策

昨日から男手を1人増やし、3.4.についてはクリア。4.はメンバーの欠員の日のこともある。またこの人が、作業中に抜けにくさの程度などを教えてくれるので、私がユンボで掘る深さの参考になり、5.についてもこれからはまずまずやれそう。大いに助かっている。

ユンボで掘る深さというのは、深ければ深いほど抜き役の人らが楽できる。しかし掘るペースが落ちるので、抜き役の人らに追いつかれてしまう。そして何よりゴボウもろとも壁が崩れる。上の写真の直後にもドサッって。だから抜き役の人の腰の疲労を考慮しながらいい具合の深さで掘る必要がある。

また昨日気が付いたのは、深く掘ると夕方の埋め戻しに時間がかかるという当たり前のこと。一昨日は思った以上に時間がかかったし、昨日は案外早く済んだ。あ、そうか、って。

出荷場での選別・調整作業も始まっているし、収量を見る限り、ユンボによる収穫も及第点の気がしている。ただ来年以降のまとまった構想の中では、他に諸条件を考えると、さあ、どうか。ユンボには誰か他の人が乗ってくれて、私が遊撃手をやれれば一気に問題解決となるが、それもハードルが高い。いつものことだ、懲りずに考え続けよう。

10/11 春まきをチマチマと

ゴボウの種子調整がようやく終わり~。あとは自然乾燥させるのみ。量が多いのでどうなることかと思ったが、意外と楽にできた。でもやっぱり体が痒いのがたまらん・・。合羽着てやるしかないのか。暑いから嫌なのよな。

春まきゴボウの収穫もユンボでチマチマ進めている。今日で3日目。集落の人にお願いして1人増やして対応。壁の崩れに悩んでいるので今日は浅く掘ったが、やっぱり今度はキツイみたい。明日はもう一工夫してみるつもりだが、何かと悩ましい。判断はもう少し様子を見てからのつもり。

それにしてもユンボで掘る場合は、埋戻しが痺れる。これは原則夕方の日課にするつもりだが、今日はこれから、たぶん1時間30近くかかるだろう。これが毎日のことだから大変なロスだ。う~ん、やっぱり悩ましい。

10/10 「しまコトアカデミー」御一行様

昨日は、「しまコトアカデミー」御一行が来社。バスガイドも兼ねて畑を案内し、いつものように勝手に楽しんで、わずか1時間ちょっとだったが大変楽しいひと時だった。

時間さえあれば、もっともっとお節介で伝えたいことがあるのだけれど、アドバイス的なことは一切封印し、ここに至った経緯と今の楽しさを伝えることに絞った。

言い足りなかったことで一つだけ言うとすれば、「当地並みの田舎では、日々真面目に努力さえしていれば、誰でもそこそこ幸福感を持って生きて行ける。」ということ。「幸福感」というのは深いということと、「ド田舎では」というのがミソ。また上手くやるというのは人によって場面によってできない場合があるが、「日々真面目に努力」というのは誰にでもできるのがいい。

人によって言い換えれば、最低ラインは確保できるので次のステップに挑戦しやすい、ということにもなる。また私のように常に戦う対象がないと落ち着かない(笑)タイプの人は言うまでもない。だから創造欲に満ちた人にとっても、そうでない人にとっても、実に「生きやすい」というのが私のド田舎評だ。

まあ、農業への挑戦となるとハードルは高いと言わざる得ない。農業の魅力は分かる人には分かる的の最たるものだし、このアカデミーのような経緯を踏むことが農業の実践自体にマイナスに働き兼ねないという矛盾がそもそもある。このあたりを自らがどう俯瞰するか。まあ、うちのすぐ側でやるというなら世話が焼けるから何とかなるけどね(笑)。

この手で活発なここ最近の島根県を眺めていると、ド過疎地域の農業担い手問題は益々苦境に立ちそうな予感がしている。しかしきっと地域の自己治癒能力が発揮されて、ギリギリで収まるところに収まるはずだと考えている。そのためには、地域を土に例えるなら、土の中の不自然なものを取り除く必要が、まずある。ここ最近は、そんな視点で暮らしている。

10/9 10・8ショック

昨夜、衝撃のメールが・・。一夜明けてこれを書く早朝、まだちょっといろいろ消化できなくている。そのうちに紹介したいが、今はまだこの辺で。

10/8 ゴボウ種の調整を始める

昨日、今日はゴボウの種の調整作業を。 これは以前の写真だが、こんな感じで踏んづけて、あとの手順はこちらから。今日は篩いで篩うところまで。2010年に初めて採種をしたから、もう7回目の作業ということになる。やり方も定着し、作業自体にはすっかり慣れたが、痒さにビクビクしながらというのはいつまでたっても慣るものではない。

今年は初めて大量に種が取れた。とりあえず来月に種蒔きを控えているロットは先に済ませたが、来春蒔きのものが残っている。これは明後日からの晴れ予報の下でやるつもり。どれだけの量になるか、楽しみだ。

10/7 春まき収穫でユンボを使ってみた

昨日書いた通りで、今日から憂鬱のゴボウ収穫。明け方布団の中でゴロゴロしているとき、ふとユンボで掘ってみようかと思った。秋まき型では当たり前になりつつあるが、春まき型ではユンボは使ったことがない。労力の割に収量がないことと、他の作業が忙しくユンボで掘るには時間が足りないと考えているからだ。

しかし一度くらいやってみようかと。やってみて分かることだってある。と思って、朝少し早く出て、皆さんが来るまでに段取りを。

そして収穫。 この時期のこの土の状態では収穫機で掘ったら半分が折れてしまうところ。昨日の試し掘りでもそうだった。しかし今日は人間が掘るので当然だがまったく折れない。売り物にならない部分をハサミで切り刻んでも、それなりに可販部は残る。今日掘った箇所はユンボが正解だろう。しかし同じ圃場内でも他の箇所ならどうなるかは分からない。収穫ペースもあまりにナンセンスなのだが、今回は様子を見ながらしばらくユンボでやってみることにしている。

産地によっては、メイン収穫機がユンボというところもある。根本的に体系を組み替えることも前提に、そんな視点で収穫作業を続けてみたい。憂鬱の中に、少しだけ楽しみができたか。

10/6 これから少しづつ修正していく

日曜からから崩した体調はようやく今日完全に復調。ということを除いても、ここ最近明らかにパフォーマンスが落ちているのを感じる。それはここ最近ののんきネタのせい。その分時間が割かれるのだから、という物理的な低下ではなくて、精神的な低下。得るものが多ければ失うものも多いということの典型。誘惑的なネタはまだ今週末に1件と再来週に1件あるが、徐々に修正していきたい。1ヵ月後には、もうトンネル設置の一大イベントが控えている。

明日から春まきゴボウの収穫を始める。今日はその準備と試し掘り。今年は雨の多い梅雨とその後の干ばつで、地上部がすでに期待できない様相を見せていたが、掘ってみて、やっぱりダメだった。例年よりもさらに悪い感じ。麦や大豆で自然栽培を続けてきて8年ぶりにゴボウを作ってみた畑だったんだが。夏を越すととたんに歩留まりが下がる。この作型への挑戦もそろそろ潮時か。いや~、考えるべきことが多すぎるね。

明日から日課となる収穫の憂鬱との戦い。それで他の作業や人間関係のパフォーマンスを落とさないようにすることは、この12年間続いてきたこと。続けた場合に慣れていくことと、くたびれていくこととがあるが、これは明らかに後者。いかんね。

10/5 「瑞風」の試食会の衝撃

昨夜は、来春からJR西日本で運行予定の「瑞風」の車内食の試食会にお呼ばれしてきて、実に刺激的かつ心地よい時間を過ごした。

いろいろなことは書けないが、このたび私ら夫婦にお誘いをくれたシェフの心意気や演出に感激することしきり。農と食の関係について改めて貴重な示唆も得た。

「料理人の使命は、自国の農林水産業を守ることだ。」というある著名な方の言葉に心を打たれて18年が経つが、定性的には分かるが定量的には今一つ納得いかないと思い続けていた。しかし昨日、ああそうか、それでいいんだ、と。今回お招きいただいたシェフの思いに私は純粋に感激した。そしてさらに励もうと単純に思った。これは「自国の農林水産業を守る」ことの一歩に他ならないのでは。

また私ら以外にも1組、野菜の生産者さんら(近年地域づくりで有名な地域の方々)が来られていたが、ご年配のうえ生きがいとして野菜作に励まれている方々なので、「自分たちの野菜が瑞風に乗って走っていると思っただけで、もっと長生きして頑張ろうという気になる。」とおっしゃっていた。十分な出荷先を持っている我々にとっては、正直なところ、瑞風がなんだ、というしらけた視点もないといえば嘘になる。しかし彼らのような立場の人にとっては、このたびの演出は違った意味で価値あるもので、彼らの地域の農業を守ることにあまりにストレートに繋がっている。

つまり、「思い」が定量性を担保するということ。あまりに簡単なことだったなあ、と。そしてこのシェフはどのくらいこういうことを考えておられるのだろうと、ゴボウを使っていただいてからは長いが、人となりをよく知らない。なんといっても「肉はゴボウを引き立てるためにある。」の一言の衝撃。あまりにビックリして前後不覚になりかけた。どういう人なんだって。ゆっくり話がしてみたいと思った。

試食会が終わって、ふと窓の外に目をやった。会場のレストランからは、暗闇に沈んだ日本海が目の前だ。19年前、たまたま海の近くに住んでいたので、「自分にも何かやりたいことができるはずだ」と、毎晩暗い海を眺めに行っていた。まさかゴボウをし、それでこれだけの評価をいただく人生が待っているとは夢にも思わず。月並みだが、よし、また頑張ろう。

10/4 「地域創生シンポジウム」で大きな気付き

一昨日はわが町で行われた「地方創生シンポジウム」に参加。片山善博氏の基調講演のあと、博報堂の深谷氏が司会で、ソトコト編集長、2人の地元活動家、市のキーパーソンの4名によるディスカッション。

とても楽しみに参加したが、期待に違わず実りある内容だった。片山氏の講演は、正直初めはそれほど期待していなかったし、実際に途中までは、??という雰囲気。しかしやっぱりそれなりの人だ。上手~く論調が組み立てられていて、派手さはないが、何か染み入るように合点がいった。資料無し、映像無し、ボード無しのしゃべり倒しのスタイルで、久しぶりにストレス無しで終始聞き続けられたなあと感心。いろんな意味で勉強になった。もう、これぞ、「ザ・基調講演」って感じ。

そして何より私にとっては驚くべきことがあって、氏の話を聞くうちに、私が模索している自然栽培と地域づくりの関わりについてモヤモヤしていたことが、初めてくっきりと輪郭を表したのだ。この場でこの人からか~って。どこで何が得られるかわからんね。だから日々は楽しいんだ。

その後のディスカッションも大いに満足。私がこの地で農業をすることでこの地に貢献できることや、その貢献の仕方、その手法など、多くのヒントが得られた。地域内でもっと自然栽培のゴボウが食えるようにすることが私のまずの使命と思っているが、その重要性を改めて確認。実は実務的な理由で乗り上げている。何とかしたい。

そしてチャレンジに特化したアピール方針もよく分った。江津市の挑戦だね。有り、だと思う。

満ち足りた思いでシンポジウムを終え、とにかく残念だったのが、その後お誘いを受けていた懇親会を体調不良でお断りせざる得なかったこと!いや~情けなや~、濃いメンバーだし、よっぽど楽しみにしてたんだけどね~。かなり迷ったけど、頭痛もひどかったしさすがにまずいかなって。おかげで今はかなりよくなったけど、これを書く今だに、残念、無念・・・!

10/2 マクーラで稲刈りが時短

稲刈り後の掃除を少しずつ進めている。調整ラインはほぼ終わり、あとはコンバイン。こちらは乾燥していてネズミがいない場所に置いてあるので、掃除は冬でもいい。

今年の稲刈りについて少し。今年は何といっても「マクーラ」のおかげで楽に、短時間ですんだ。マクーラは籾摺り機から出る籾殻を処理する機械だ。こんな感じ。 籾殻を排出した端から野積みしておくというのなら必要ないものだが、後からの籾殻の処理が大変だし、台風でも来れば籾殻の山があちこちに飛散して極めて面倒なことになるから、やっぱり籾殻は同時に処理(廃棄)をしていきたい。

そういうわけで昨年までは堆肥散布機(マニアススプレッダ)に直接受ける工夫をして、溜まるたびにトラックに載せて捨てに行っていたが、いかんせん容量が少ないし、細かい気遣いが必要で回送と散布に意外と時間がかかる。始めの頃はそれでも画期的だったが、不満が出てきていた。こんな感じだった。 もっとも、稲刈りについては何といっても根本的な課題、乾燥調整場所の移転ということがある。つまり出荷場へ引越しするということ。田んぼに近くトラックの往復が楽になるし、雨の日だろうが何だろうが籾摺りができて、お米の運搬の必要がない。どんな効率化に知恵を絞ろうが、これに勝るものはない。もちろんマクーラも無駄にはならない。

どうせやるなら早いほうがいい、ということの典型だが、いろいろ考えがまとまらずにいる。まず出荷場の壁をぶち抜くのが簡単ではない。そして粉塵対策への投資。昨日気が付いたのは、調整ラインの掃除の時に舞う粉塵の扱い。

稲刈りで走らせねばならない車の距離は、昨年までが600km(名古屋の先まで)、今年がマクーラのおかげで500km弱(名古屋の手前)。こんなに走ってるのか!と驚くばかりである。なんとも石油と時間の無駄。引越しをすれば、これが一気に70kmに縮む!ことになる。魅力的。何とかしたいものだ。

10/1 今年も小3の受け入れ

小学校3年生が毎年ゴボウ畑へやってくる。今年は市内の郷田小学校と高角小学校。先週、昨日と連ちゃんでの受け入れ。

もともと子供が好きなので、いつも楽しくやらせてもらっている。子供も何とか楽しめてくれていたと思ってはいるが、1時間もずっと畑というのは子供たちが集中力が続かないし、暑い日などは15分でも厳しかったり、毎年それなりに課題があった。

しかし今年はプロジェクターを購入している。先週の郷田小、まずは出荷場でスクリーンで作業写真を見せて、そのあと畑に行くという行程を始めて組んでみた。それがどうやら大成功。昨日の高角小も同様の流れでやったところ。今後の受け入れもさらに楽しくなったというもの。写真は昨日のもの。 説明では、当たり障りのないことばかりで塗り固めるというのは性に合わない。「本に書いてあることは嘘ばかりなんだぞ~。」などという要らんことを努めて言うようにしている。具体的なところでは、「植物が育つためには肥料が必要って5年生で習うけど、その時先生に言ってやれ。あ、それ嘘だ~って。」などと、先生すみませんと杓子定規に前置きをしながら毎回言っている。

バスに乗る別れ際の定番は、いつもの質問で。「ゴボウは何のために生きてきたんでしょうか?」

3年生だ、意味不明なことワアワア言いつつも、必ず「人間に食べてもらうため。」という発言がある。その頃合いを見計らって、「実は、ゴボウは子孫を残すために生きてきたんです。それなのに、それを許さず、俺が掘って、君たちが食べてしまう。おめえら、ほんとに悪い奴らだなあ。」って(笑)

昨日の給食は市の全域でうちのゴボウが。「反田さんに感謝して食べます。」って教科書通りのことを言うから、「俺に感謝しなくていいから、ゴボウの無念を思って食べてね。」といって別れた。友人が、子供にとって大事なのは教科書通りでない人といかに知り合えるかだ、と言っているが、まさにその通りだと思う。たかが3年生では難しいかも知れないが、脳裏の片隅でも種が蒔ければいいなと思う。

本当は中学生とかがいいんだよね。だって下ネタが通じるもんね(笑)。 いいな、高角小。小学生で2クラスもあるんだ。バイバイ、いつかまた来いよ~。

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